インターネットに電話など…情報通信は、最早人間の生活に無くてはならないものとなりました。今僕が書いているブログが誰かの目に留まっているのも、全ては通信技術によるものです。ただ、便利なネットの普及の影では、それを必死になって売り込んだ営業がいるのでしょう。

ただ、通信関係はもう十分すぎるほど普及しました。

それを現在も売り込む営業マンは、絶対大変だと思います。そんな通信関係の営業の仕事の辛さを紹介し、それらを解消するにはどうすればいいのかを、考えてみましょう。

体育会系が多い

ネットで通信関係の会社を調べていると、体育会系な会社が多いような印象を受けます。毎日毎日血眼で電話に食らいつき、鬼のようにテレアポをしまくる。上司は「稼いで良い車・時計を買おう!」と物欲で刺激し、部下を煽って全員でギラギラと努力をする…。

良く言えば「高め合い、上を目指す社風」ですが、悪く言えば「怖い」ですよね。

周り皆がギラギラしていると、そうでない人が浮きます。浮いてる人は上司に疎まれ、異動させられることもあるそうですから。体育会系の社風は、馴染めればギラギラと輝ける楽しい職場だと思います。

ただ、馴染めなければ、続きません。

数字にシビア

営業は契約が取れてこそ一人前であり、契約が取れないと半人前。個人の能力が数字という結果にハッキリ現れるため、成績が悪いと「お前はダメだ」と言われてしまいます。営業として失格、という話ならまだ良いですが、ときには「人間失格」というように人格否定されることもあるでしょう。

特に、携帯電話やネット回線など通信系の会社は、数字にシビアなところが多いです。

商材の特徴からして新規開拓が中心なので、数字にシビアなのはある程度しかたがないと思います。問題なのは数字にシビアなあまり、人にも厳しくなる点です。数字ばかり追いかけていると、余裕がなくなるんですよね。

怒鳴る上司も、好きで怒鳴ってるんじゃないと思う。彼も余裕が無いんだ。

通信系の商材って、売れにくいから。

たとえば光の営業をするとして、光回線なんて、もうかなり普及してるじゃないですか。プロバイダ契約に関しても、たいていの人は違うプロバイダに変えるなんてことはしないでしょう。引越しをする際も引き続き同じ会社と契約するわけです。

通信関係に詳しい人は異なる会社のものを転々とすることも多いですが、詳しい人は自分で比較検討して買いますよね。

テレアポや飛び込みの営業から通信関係の商材を買う人は、恐らくどんどん減っていると思います。近年はスマホの普及があって、詳しくなくても自分で調べようとする人が多いでしょう。これから、もっと売れにくくなると思いますよ。

だから「数字にシビアで辛い!」「売れなくて辛い!」というのは、この業界の営業が抱える闇そのものと言えるのではないでしょうか。

「売れにくい」というのは、営業職としては根本的な問題なんですよね。

営業力が高い人でも通信関係は、契約が取りづらいと思います。僕は、通信関係の営業を辞めたいのなら、早々に見切りをつけてしまったほうが良いと思うんです。営業職は商材によって天国と地獄とに分かれるくらい極端な職種なので、商材を変えるだけでもかなり違ってきますよ。

会社を変えるというより、売るものを変えるくらいの気持ちで転職しても良いのではないでしょうか。

売れやすい商材

営業職で「売りやすい商材」というのは、なかなかありません。

強いて言うならば「わかりづらい商材を避ける」ことが大切です。通信関係の商品なんて、特にそうですよね。説明を聞いてもわからない人にはわからないし、サービス体系も複雑でなんのことかわからない。

保険や証券なんかも、そうだと思います。

無形商材はわかりづらくなりがちですが、無形商材の中でもそれらは特に複雑怪奇。

僕はIT営業ですが、IT営業はまだわかりやすいです。ITは顧客の求めるシステムを顧客と一緒に作っていくことが大事で、営業は技術職と顧客との橋渡しをする役割を持っています。IT営業はシステムやサービスを売る無形商材の営業ですが、比較的わかりやすいです。

営業未経験という人にも、オススメできちゃうくらいに。

しかも、やってみると案外面白いですよ。

ただ、新規開拓になる場合も多いです。後ほど語りますが、一番オススメなのは法人ルート営業。法人新規開拓であるIT営業は、「ITに興味がある人」限定でオススメです。

顧客層と営業スタイルを変える

商材も大事ですが、顧客層と営業スタイルを通信関係のものとは変えることでも、通信営業の辛い部分は解消できることがあります。

通信営業は個人と法人が入り混じってますが、多くは個人営業ですよね。営業スタイルは新規開拓がほとんど。要は、個人営業と新規開拓営業の二つを避けて通ればいいわけです。

新規開拓をしている限り数字にシビアなのは変わりませんし、個人営業はテレアポや飛び込みも多い傾向があります。それらを避けたほうがいいのではない。

避けて通らない限り、不満を解消することはできないんだ!

顧客層は法人に、営業スタイルはルート営業にチェンジしましょう。顧客層と営業スタイルが変われば仕事のノウハウも変わりますが、営業経験者であればすぐに慣れます。「営業職」の中であれば転職も容易なので、オススメです。

それら二つを満たす業界には、こんなものがあります。

  • 部品メーカー
  • 食品メーカー
  • 福祉用具関係

要はメーカー関係が、法人ルート営業であることが多いということですね。

通信関係の営業職に合う人と、合わない人

通信関係の営業を辞めて転職するなら、次はどんな仕事をすればいいのかを語ってきました。ただ、ここまで「こういう人は辞めるべき」ということは語ってきませんでしたよね。最後のお楽しみにと思って、取っておいてました。

この仕事は、誰よりも欲が深く大きく、人と競って高みを目指したいという人に向いています。

競争をすること自体が大好きで、生きているからには上を目指したい。上を目指さなければ意味がないと思っているような人は、通信関係の営業は向いています。とことんまで競い合う社風がある会社が多いですからね。

ただ、その逆のタイプの人には合いません。

合わない職場で無理をして働いても、長くは続かないでしょう。通信関係のある会社が新人の8割は辞めると言われていますが、残った2割は通信業界の気風にマッチしている人なのではないでしょうか。

合わない人は、遅かれ早かれ辞めることになると思います。

それなら、早めに商材も顧客も営業方法も変えてしまったほうが身のためですよ。

目指せ、法人ルート営業! またはIT営業!