妻子持ちだって、転職がしたい!

よく、妻子持ちだと転職が不利だと言われていますが、別に不利になるわけではないと僕は思っています。

妻子持ちでハンデを背負うというのは相手の会社が「妻子持ちだからなあ…」と採用を躊躇うということでなく、妻子持ちだからそもそも動きづらいというところにあるものです。

だけど、やっぱり仕事を辞めたいと強く願っている自分の気持ちは無視できませんよね。

妻子持ちで責任ある立場ということはわかっている。けれども、それでも転職がしたいんだ。

僕は、そんな既婚男性たちを全力で応援します。

ただ、やっぱり妻子ありだと転職についてしっかり考えたほうがいいですよ。

気をつけるべきところがたくさんありますから、僕は家族持ちではありませんが、転職成功経験者として転職に関する注意点などを紹介しましょう。

「働きながら転職活動」はマスト

まず最初に、転職活動を行う際の第一前提を紹介します。

それは…働きながら、転職活動をするということです。

一旦仕事を辞めてしまえば、「転職をしなければならない」という追い込まれた状況になります。転職できなければ無職ですからね。家族を持つ男性がここまで自分を追い込むのは、誰が考えても危険でしょう。

リスクを少しでも減らすため、働きながらの転職活動を断固としてオススメしますよ。

「働きながらの転職活動なんてどうせ上手くいかない」と言う方も多いですが、出来ます。どんなブラック企業で働いていたとしても、可能です。

だって、僕がそうだったんだから。黒々としすぎて逆に黒いと認識できなくなるほどのバリバリのブラック企業で働きながら、僕はホワイト企業への転職を果たしました。

自分なりに、この結果にはとても満足しています。だからこそ、ここでいろんなことをお伝えしているわけです。

ただ、求人を探す時間はあまりありませんでした。

そこで役立ったのが、転職エージェントです。

登録してカウンセリングを済ませたら、勝手に良い求人が届くんだから、便利ですよ。

仕事しているときに「ポーン」と通知が入って、「なんじゃらほい」と思ったら求人のお知らせ。時間があるときにそれを閲覧しておくだけで、求人チェックができるんです。

送られてくる求人は、自分の希望条件とマッチしているものばかりなので、それを見て「応募するかどうか」を判断するだけで良いんですよ。

選考の日程などは担当者が調整してくれますし、僕らはなんとしてでも時間を空けて選考を受けるだけ。

今の貯蓄額をチェック

転職をした結果、どうなるかはわかりませんが、給料が多少減額されることもあるでしょう。

転職先に選ぶ仕事が未経験だった場合は、多少どころじゃないかもしれません。

未経験でも前のキャリアが少し絡んでいる仕事であれば、給料は据え置きの場合もありますが、ほとんどの場合は下がります。

それ以外でも、休日日数や残業ナシを重視した場合も下がりやすいですね。

一度給料が下がっても、その会社がブラック企業でない限りはまた上がります。未経験でも経験を積めば普通に上がりますし、徐々に生活は良くなっていくでしょう。

ただ、それまでの間は以前よりも生活が厳しくなるかもしれません。

そこで必要になってくるのが「貯蓄」です。

働きながらの転職を前提とするとこんなには必要ありませんが、一度退職する場合は、失業手当を貰うことを計算したうえで1年無収入でも生活できるくらいの貯蓄があれば安全でしょう。

急に生活が厳しくなるとなかなか対応できないものですから、給料が上がるまでの間これまでと同じ生活レベルを少しでも保てなければ、現実問題厳しいです。

これだけの貯蓄額があれば、問題なくそれができます。

備えあれば憂いなしで、とても嬉しい。

備えなければ、不安で不安でしょうがないですよね。

給料据え置き以上であれば問題ありませんが、万が一下がった場合には貯蓄が必要だということを肝に銘じておきましょう。

また、どんなことでも不安なことがあったら、転職エージェントのアドバイザーに相談してみることをおすすめします。

「空白期間なしで転職したいから、できれば入職時期を調整してもらいたい」「給料が上がるor据え置きの求人だけ紹介して欲しい」「家族手当や住宅補助がある職場なら、多少の収入ダウンもOK」といった感じで希望をどんどんぶつけてOKです。

ラスト転職のつもりで

子供がいながら転職を何度も繰り返すというのは、家庭の安定のためによろしくありませんし、何よりも子供の教育のためによろしくありません。

親の仕事や家庭の環境・状況がコロコロ変わると、子供の精神状態が不安定になりやすいです。

僕の友人の親が、昔コロコロ職を変えていたんですが、その友人は中学生・高校生時代少しグレていました。当時は親に対してとても反抗的だったんですよ。

今でも、割と反抗しているようで決して仲の良い親子ではありません。まあ、今はグレているときの面影なく真面目一直線ですけどね。

そういう例もありますし、やはり家庭は安定しているに越したことはありません。

だから、「これが最後の転職」だと腹をくくってください。

最後の転職だから、慎重に。「ここで長く働くことができるかどうか」を重視して転職活動をしましょう。

具体的には、「人間関係や雰囲気は自分に合っているかどうか」「残業が多くないか、休日はしっかり取れるか」などの条件をしっかり見ておくことが大切です。

転職エージェントの利用をオススメしているのは、人間関係や雰囲気を調査してもらったり、調査済みの求人を紹介してもらうことができるため。

残業時間や休日などについても、また然りです。どれくらいかを担当者に尋ねれば、具体的な回答が得られることがあります。

妻子のためと、自分のため

これまで語ってきた内容を総合すると、希望条件が限られてきますよね。

長く働ける職場という前提があるから人間関係や残業時間、休日日数は考慮しなければならないし、できれば給料も下げないほうがいい…となると、自由に転職できないのではないかという心配があるんじゃないでしょうか。

僕が思うに、給料については後々上がるものだし、大幅に下がらなければそれで良いんじゃないでしょうか。

貯蓄があることを前提としているので、そこに関してはそんなに過敏に神経質にならなくても構いません。

ここは神経質になりすぎず、まず第一に考えるのは「再転職を防ぐこと」です。

長く働ける職場を選ぶというのは、それが目的ですよね。給料に関しては自分の希望額の下限をしっかり決めておいて、そこまでは下げてもいいという心積もりで転職に挑みましょう。

再転職を防ぐには、やっぱり自分自身の希望を叶えてこそです。

違う仕事がしたいなら、奥さんと相談した上で、やればいいんですよ。

新しいキャリアを作って、そこでスキルアップして今よりも成長してやればいいんです。仕事も生活も張りが出て、結果的に楽しく安定した家庭を築けると僕は思います。

休日を少なくしたいというなら、お子さんの教育にとってもむしろ好都合。どんどん追求しましょう。

給料を高くしたいというのが希望だと、その点都合いいですよね。

「長く働ける職場である」という条件と「自分で決めた給料の下限以上の待遇である」という二つの条件さえ満たしていれば、それだけで胸を張って妻子のためと言えると僕は思いますよ。

だって、これら二つの条件を満たして、なおかつ自分の希望を叶えることがどれだけ難しいか僕は知っているから。

妻子のためと、自分のため。

そのバランスを取るのに、これ以上自分の希望を犠牲にすることはありません。