夜の仕事は、繁華街の顔だ。ボーイ、客引き、ホスト…彼らが繁華街の姿を形作り、彼らがいない繁華街というのはマグロがいなくなった寿司業界のようなものだと思います。だけど、その反面仕事は大変だし、辛いことも多いですよね。

メリットも大きければ、辛い部分も大きいのが夜の業界!

そんな夜の仕事をやめたい男たちに、「夜の仕事 悩みあるある」と「夜の仕事からの転職アドバイス」を紹介しましょう。

夜の仕事あるあるー! 昼夜逆転がキツイ

まずはオーソドックスなものからいきましょう! 夜の仕事をしていると絶対逃れられないのが、「昼夜逆転生活」ですよね。夜に働くから夜の仕事と言うのであって、夜働くからには日中は寝ないといけないわけです。この昼夜逆転生活には、二つの辛さがあります。

ひとつ、体の調子が悪くなる!
ふたつ、仕事以外の友達と生活時間が合わなくなる!

まず、昼夜逆転生活を続けると、自律神経が崩れます。自律神経は規則的な生活をしないとすぐ崩れる困ったちゃんなんだけど、人間にとっての「規則的な生活」というのが、どうやら昼働いて夜に寝るということらしいんです。

昼夜逆転も、それがずっと続けば規則的と言えるだろうというのは通用しないんですよね。

自律神経が崩れると、「眠りが浅くなる(質が悪くなる)」「常に倦怠感がある」「病気しがちになる」「気分が優れないことが多くなる」「頭痛・目の痛みなどの諸症状を訴える」「精神的な病になる」などの不都合が発生するんです。

めちゃくちゃ多くない? ほんとそれね。

また、仕事以外の友人と生活時間が合わなくなるというのも辛いです。

学生時代の友人とか、昼の仕事をしている彼女とか…遊べないしデートにも行けない。勤務先がバーだったら、働いているバーに呼ぶなどして交流する方法はあるけれど、完全プライベートでは会いにくくなりますよね。

夜の仕事あるあるー! 雇用が不安定

これはどんな仕事でもありがちなんだけど、夜の仕事は店を転々とすることが多いですよね。店長にまで上り詰めるとそうでもなくなることがあるけど、ナイトレジャー関係は本当に店舗が増えたり減ったり合併したり忙しい…。そのたびに異動になるから、雇用は結構不安定になります。

会社にもよるんだろうし、職種にもよるんだろうけど、場合によっては会社自体を転々とすることにもなるでしょう。キャバクラなどはそうでもないんだけど、ホストは特にその傾向が強いですよねえ。

だから、安定はしないというのが辛いところです。

その反面、たくさん稼ぎやすいし、誰でも上を目指せるのがこの業界のいいところではありますがねえ。

夜の仕事の将来性、外部の人間なりに考えてみた

色々悩みはあるけれど、一番は「将来性」だと思うんですよ。夜の仕事は、稼げます。女性のほうが稼げるイメージがありますが、男性もしっかり稼げるんです。初任給から月給30万円なんて、ザラにありますからね。参入するハードルも低いし、マネージャー・店長・エリア長と昇進のテンポも速い。

だけど、その分、将来性は低いんじゃないかなあと思うんです。

もちろん、夜の仕事に誇りを持っていてずっと続けていきたいとか、自分の会社を持ちたいとかそういう野望がある人には良いでしょう。ただ、今ここに来ているみなさんは今「辞めたい」と思っています。「ずっと続ける仕事じゃない」ことは、わかっていることでしょう。

急に話が少しはずれるけど、動物は心臓の鼓動が早ければ早いほど寿命が短いと言われています。

これは、仕事にも言えるんじゃないでしょうか? 早く出世し、早く人並み以上の稼ぎになればなるほど、その夢が砕けるのも早いのでは? 言わば、夜の仕事は小さなバブルと小さなバブル崩壊を短いスパンで繰り返すことで回っているんじゃないかと、たまに接待でキャバクラを利用する程度の僕としては思うんです。

だから、今「辞めたい」と思っている人は、一度夜の仕事から離れてみたほうがいいと思います。

ほかの仕事を経験して、夜の仕事じゃないといけない理由を探しましょう。「この仕事じゃないとダメなんだ」と思えるほどの情熱がなければ、この業界でずっと働くことはできないと素人の僕は思います。

転職先、まずは「オーソドックスなリーマン」を経験しよう

サラリーマンと言えば…? という仕事、ありますよね。たとえば「営業」「事務」の二つを思い浮かべる人が多いでしょう。最近は、「SE」などIT関係のエンジニア職を思い浮かべる人も多いみたいですけどね。

とにかく、自分がイメージする「オーソドックスなサラリーマン」を一度経験してみることを僕はオススメします。もちろん、その中にも向き不向きはあると思うけど、まずは「夜の仕事」か「昼の仕事」か自分はどちらを生涯の活躍の場にすべきかを見極めることが大事です。

そのためには、自分がイメージする最も一般的なサラリーマン像を実現しないといけないと思います。

個人的には、ホストもボーイも客引きもこの業界の男性は歩合給を設定しているところが多いから、歩合が嫌じゃない人には新規開拓営業なんか向いているんじゃないかと思うんですよ。トークスキルに自信がある方にもぴったりですし。

それに、新規開拓営業なら、夜の仕事に求める「自分の力で人より稼げる」というのも実現可能です。

たとえば、保険・証券業界と不動産業界はその傾向がありますよ。

まずは、イメージすること!

そして、職種を決めたら転職エージェントを利用して相談してみること。夜の仕事からいきなり転職なんて大丈夫なのか? この仕事に向いているだろうか? などなど、気になることを何でも相談しましょう。彼らは転職相談のプロだから、的確なアドバイスをくれます。

とにかく、この転職でこれからのキャリアプランを練るきっかけを作りましょう。