僕は、どうしようもなく、体育会系のノリや考え方が苦手です。

そもそも僕は中高と運動部に所属したことがなく、大学では演劇部だったため、体育会系ノリとは無縁の人生でした。問題が発生したときに「気合で乗り越えろ」というのは、ロボットアニメだけの世界かと思ったら、社会に出てから意外とそういう価値観の会社もあることを知り、すごく驚いたものです。

そんな「体育会系の会社が苦手だ、辛い、合わない」と感じる人に、体育会系あるあるを語りながら、体育会系企業で働き続けるデメリットを紹介したいと思います。

体育会系の会社あるある10個

  • 「足で稼げ!」と飛び込み営業させられる
  • 残業は「仕事熱心、感心」と好印象になる
  • 異常なほど上下関係に厳しい
  • かなりストイックな人が多い
  • 飲みニケーション大好き
  • 「とりあえずやらせてみる」が合言葉
  • 協調性を第一に重んじる
  • 精神論で片付けがち
  • 「コミット」と言いがち
  • 朝礼・朝の体操

以上が、実際に体育会系の職場で勤めたことのある友人知人やネットの声を参考にして集めた「体育会系の会社あるある」です。

それぞれ「必ずしも悪ではない」というものが多いものの、合わない人にとってはかなり辛いことばかりですよねえ…。

僕は営業なので「飛び込み営業」の辛さは、よくわかります。足で稼ぐというのは時代遅れだと思うし、飛び込み営業はお客に好かれず暴言を吐かれることもあるし…。仕事の自信も、人格的自尊心もどんどん削られていくんですよね。

また、体育会系の会社は「精神面で人に厳しい」ように感じます。

上下関係に厳しいというのもそうですし、問題が起こったときには精神論で「努力」「気合」「根性」ととことんまで自分自身も他人も追い込もうとするんですよね。本当、まんま古き良き勇者系ロボットアニメだ…。

もちろん、その主人公のように、精神的に追い込むことで真価を発揮する人材もいます。

ただ、体育会系の社風が合わないと感じる人にとっては、悪魔めいた考え方だということに変わりはありません。

体育会系の会社が辛いと感じるまま働き続けるデメリット

体育会系の会社あるあるを軽く紹介しましたが、そういった特徴から「あなたがこのまま働き続けるデメリット」が見えてきます。それぞれじっくりと、説明しましょう。

1.体育会+ブラック=サイボーグ工場

体育会系の会社が全部ブラック企業というわけではなく、中にはホワイト企業もあります。ただ単に「そういう思考の人が多い」というだけの話ですから。

しかし、体育会系の会社にブラック気質が加われば、それはもう最悪の話になります。たとえば、月々の残業時間が過労死ライン80時間を超えている場合、そこに精神論で追い込みをかけられるとどうなるでしょうか?

人間の心は、弱っているときに「根性」「気合」という「もっと頑張らないといけない」と鼓舞するような言葉をかけられすぎると、簡単に「うつ」になります。

また、上下関係が絶対な社風や協調性が何より大事という雰囲気に、ブラック企業特有の「洗脳研修」が合わさればどうなるでしょうか?

ただ働き続けるだけのサイボーグの出来上がりです。

そうなると偏った企業価値観や労働観を植え付けられ、「その会社にしか対応できない人材」になり、洗脳がとけて転職を決意できたとしても…人材としての価値はそれほど高くないということになりかねません。

2.成長できない

精神論で自分を鼓舞して成長するような人も中にはいますが、体育会系の会社が合わないと感じている人はそうではないと思います。

僕は精神論が仕事においてはあまり好きではありません。もちろん、「絶対にやりたいことがある」と自分を勇気づけることは大切です。ただ、何かの問題にぶち当たったときにそれと同じことを言っていては何も解決できないことを僕は知っています。

だから、問題解決の場において精神論を持ち出す人は、思考放棄にしか思えないんです。

体育会系の職場に馴染み、精神論を言ってくる人が思考放棄しているとすれば…。

そういう環境で働き続けると思考力が養われないどころか、どんどん低下していくと考えられます。自分が成長するためにどうするべきかが見えてこなくなるでしょう。

しかも、あなたにとって「成長の手本」となるような人もいません。

そんな状況で成長なんてできるわけもなく…転職しなければ、あなたの成長には近いうちに限界が来るのではないでしょうか。

3.自分を活かしきれない

上司の命令には絶対服従! 協調性が何よりも大事です!

そういう考えをしている人が多数を占める会社において、個人の能力が殺される場面は多々あります。

たとえば、意見を言うと全てが上司への反抗と捉えられ、仕事の割り振りは能力よりやる気で「とりあえずやらせてみよう」と決められてしまう。やる気さえ認められればチャレンジできると言えるでしょうが、上司とウマが合わないとなかなかそのチャンスはやってきませんよね。

自分を活かせないということは、会社の中で「あなたという個人」が死んでいるも同然だと僕は思います。

それはロボットと同じということになるけど、ロボットのほうがもっと、その能力を遺憾なく発揮して働いているでしょう。

俺・私・僕というひとりの人間として、生き続けられる道を探してみませんか?

上司の意見と対立する意見だろうと、臆せず言える社風の会社に転職することをオススメします。

転職して自分に合った社風の会社に出会う方法

体育会系の会社が苦手だ、合わない、辛いと思うのなら…そのデメリットを打ち消すために転職を考えてみるのも良いと語ってきました。

ただ、体育会系の社風を避けるとか、意見が言いやすい社風の会社とか…転職の基準はどうしても曖昧なものになってしまうんですよね。それを求人から読み解くことはできないし、企業の採用ページにだって本当のことは書いていません。

そこで、転職エージェントの活用をオススメします。

転職エージェントを使えば、彼らが抱える求人先企業の実態データから、「自分に合った会社」を選んでもらうことができるんです。それも、オススメしてくれる会社の求人は一つや二つではなく、もっとたくさんあります。

とりあえず「転職すべきか」相談してみるだけでもいい。

「この会社は合わない」と感じるのなら、そこから一歩踏み出してみましょう。