就活大戦線を見事勝ち抜いて大企業に入社したものの…大企業を辞めたい! という人は結構大勢います。

大企業に疲れた人、大企業に向いていない人、社風が合わない人…。大企業を辞めたい人にはさまざまな理由があると思います。大企業を辞めたい人の声をまとめると「大企業が合わない」と感じているということになるのではないでしょうか。

どうして大企業が合わないのか? を紹介した上で、大企業を辞める勇気を皆さんに分け与えたいと思います。

大企業が合わないと感じる理由4選

これから紹介するのは、大企業が合わないと感じている理由としてよく挙げられるものです。これら全部をひっくるめると、大企業病という現象になります。

これに同意する人は、ほとんどの大企業に向いていない人ということになるでしょう。

1.大企業は視野が狭い人が多い

大企業は社員数も多いですが仕事の量も多いです。大企業になればなるほど、社員は自分の作業のことしか見えなくなりがちな傾向があります。職場に大勢いるにもかかわらず、みんなが孤立している状態というわけです。

また、大企業は部署の数が多く役割分担が細かく組織されています。そのため、業務の全体的な流れなどを俯瞰しにくくなっているんです。

社員が皆自分の仕事のことだけしか見えておらず、大企業がゆえに俯瞰することもできず視野が狭くなるということですね。そのために長期的視野が育たなくなるなどの悪影響が生まれてしまいます。

2.チャレンジ精神が無さすぎる

大企業は利益が安定しているためか、現状維持を続けていれば会社は維持できると考えている部分があります。特に現場レベルになると「とりあえず今の仕事だけしていれば安定した給料が得られる」と考えるため、現状維持ばかりを考えがちです。

また、安定を追い求める大企業だからこそ失敗を許容することができる雰囲気がありません。

失敗を恐れるあまり挑戦的なことには手を出さなくなってしまい、どんどん仕事がつまらなくなるわけですねえ…。

3.形式的な仕事が多すぎる

多くの人間を束ねる組織だからこそ、意思決定までのプロセスがひたすらに長いんですよね。

星新一だったかはわかりませんが、「スタンプラリーのごとく承認印を貰い、何度も何度も受付を往復する」という話がありました。大企業はまさにそうで、意思決定プロセスまでの形式的な作業がとても多いです。

多くなりすぎて煩雑ですらあり、意味がないと感じることもあります。そういうところに我慢ならないとなると、大企業はやはり向いてないのでしょう。

4.裁量が少なく仕事が面白くない

大企業は中小企業に比べて部署の種類・数も、社員数も多いです。

そのため、個人が持つ裁量というのは凄まじく狭くなっています。大きな裁量を持たせないというのは、工場のライン作業同様に作業の効率化を図ってのことですよね。ただ、それがあまりにも強力すぎて仕事が面白くないと感じる場面も多々あります。

特に、「自分の力で何かをしたい」と考えている人には辛いです。

そう考えると…大企業は仕事に燃えている人ほど、合わないのかもしれませんねえ。

大企業を辞めた人のその後を見てみよう!

大企業が合わないから辞めたいけどなかなか勇気が出ないという人にとって、大企業を辞めた人のその後はとても気になりますよね。

僕の高校時代の友人に、大企業に就職したものの「合わない」という理由で転職した人がいます。彼の名前はケン(仮名)。ストリートファイターで超強いケン使いだったため、この仮名にしました。

ケンが大企業に自分が合わないと感じたのは、効率化を図る割に無駄な作業が多く、自分の考えや能力が介入する隙が少なかったためだそうです。

大企業で画一的な業務に勤しむより、大企業を辞めてさまざまな仕事を経験したほうがかえって今後のキャリアが広がるのではないかとケンは転職を決意しました。

「今月いっぱいで辞めさせていただきます」と退職願を出し、引継ぎ業務と転職活動を同時に進めたんです。

彼が転職したのは、名も知られていないような小さな会社でした。ただ、その業界においては結構名が知れ渡っているところで国にとっても重要な仕事ができるところだったんです。そこにエンジニアとして仲間入り。

製品に搭載するソフトウェアの設計からプログラミングまでが彼のメインの仕事になりましたが、新製品の企画なども積極的に行っているそうです。

業務フローも明確、一人ひとりの裁量も多く幅広い業務に手を出すことができる会社…。大企業が合わないと感じたケンにとって、本当に良い転職となりました。ケンは今、とてもとても幸せに忙しく働いています。

ケンの話を通じて、大企業を辞めるのがもったいないというのは、嘘だと僕は思うんです。

大企業だろうと中小企業だろうと、自分に合う会社で働くのが一番良いことなのではないでしょうか。

大企業が合わないが早めに転職したほうが良い理由

大企業が合わないと感じたなら、転職したほうが良いと思います。そうして自分に合う会社を見つけることが大事! ただ、大企業を辞めたほうが良い理由は他にもあるんです。それを簡潔に紹介しましょう。

1.大企業は変わらない! 大企業病は治らない

大企業病を治すには、経営陣と管理職たちの意識が変わる必要があります。彼らの意識が変わらない限り、職場には大企業病が蔓延し続けるわけです。ただ、大企業はなかなか変わることができません。

経営陣の意識を変えると言うのは簡単だけど、多くの社員とその家族を抱える大企業の経営陣が自らの考え方を変える決定を下すのは難しいです。

大企業は変わらない! 辞めたい理由は転職しなければ、決して取り除かれることはありません。

2.中小企業の方が活躍の場が多い

ケンの話にもあったとおり、大企業より中小企業のほうが活躍の場が多いです。

大企業は業務全体が画一化されているだけでなく、細かく業務が分担されるため自分の職務の垣根を越えて活躍できる機会はとても限られています。

中小企業は個人の裁量に任せられている部分が大きく、部署間の垣根も曖昧です。部署の種類や数も少ないため、部署自体が行う業務の幅が広くなっています。それらの理由から、自分の仕事の垣根を越えて活躍できる場が多いです。

さまざまな仕事を経験できるため、キャリアも広がると思います。

また、大企業の経験を活かして幅広い経験を積み実績を上げていくことにより、大企業にい続けるより地位も待遇も上がる可能性が高いのではないでしょうか。

大企業を辞めるのはもったいない? 長期的に見たら、合わないのに辞めないほうがもったいないと言えると僕は思います。

大企業が合わない、大企業に向いてないと感じるのなら転職しましょう!