化粧品会社を辞めたい…。

化粧品会社特有の風習や、化粧品業界の将来性への不安などなど。化粧品会社を辞めたいと考える理由はたくさんあると思います。

今回は「化粧品会社を辞めたい理由と対処法」を解説した上で、化粧品会社での経験を活かせる転職先の選択肢を紹介しましょう。

化粧品会社にありがちな仕事の悩みと、その対処法

よくある【化粧品会社を辞めたい理由】

  • 化粧品業界の将来性が不安
  • 手柄の横取りが横行している
  • 化粧ポーチの抜き打ちチェックが辛い
  • サービス残業が多い

将来性については、長くなるので後ほど詳しく説明しましょう。

手柄の横取りは美容部員や経営企画室などで行われているという話を、ネットで見ることがあります。美容部員での手柄横取りは売上の横取り、経営企画室などでは「発案者のすり替え」による横取り…。

このようなことをされては、仕事のモチベーションが上がりませんよね。

そして、化粧ポーチの抜き打ちチェックも化粧品会社には多いでしょう。自社製品を使うことを半強制されるわけです。他社製品が入っていれば長々と説教されます。

本当に無駄な時間ですよねえ…。

以上のような悩みがあるのなら、「転職」という形で対処することをオススメします。

転職しなければ、解決できない悩みばかりですから。

対処法1.違う会社に転職する

今と違う化粧品会社に転職することで、化粧品会社にありがちな悩みのいくつかを解決できる可能性が高いです。

違う会社に転職することで、手柄の横取りやサービス残業などを減らせます。

手柄を横取りする人が多いかどうかは、会社によりますよね。業界全体でサービス残業が多いとしても、中には残業が少ない会社や残業代を出す会社もあるはずです。

だから、違う会社に転職すれば化粧品会社を辞めたい理由のいくつかは解消する可能性が高いのではないでしょうか。

悩みを解消できる会社の求人を探すには、転職エージェントを使うことをオススメします。

転職エージェントは求人先企業の調査を行っているんです。そのため、転職エージェントを使えばあなたの悩みを解消できる会社の求人を見つけやすくなりますよ。

対処法2.異なる部署に異動または転職する

今の会社で異なる部署に異動するか、転職をして異なる部署の仕事に就くかのどちらかの方法でも化粧品会社にありがちな悩みを解消できる可能性があります。

たとえば、化粧ポーチの抜き打ちチェックは美容部員に対して行われることが多いです。美容部員は女性がほとんどの職種ですから。それに、実際に自社製品を使っている方が販売促進に説得力が生まれます。

そのため、美容部員はポーチチェックをされがちです。

美容部員の現場経験を活かして商品企画の仕事に就くなどすれば、抜き打ちチェックによるネチネチとした説教は少なくなるのではないでしょうか。

そして、残業時間も部署によって異なることが多いです。今の部署や職種では残業を減らすことができないとしても、違う部署や職種に移ることで減らすことができる可能性がありますよ。

ただ、化粧品会社の「将来性」に関する不安は化粧品会社に居続ける限り消えることがありません。

次章では、「そもそも化粧品会社の将来性は危ないのか?」という話をしたいと思います。

化粧品会社の【将来性】についての話

化粧品会社の将来性には、不安がありますよね。

まず、「国内の化粧品市場は伸び悩んでいる」と、近年ネットなどで語られています。その原因のひとつとして、貧困層の拡大や不況の影響が挙げられているんです。

化粧品は生活必需だけど、お金に余裕が無いときは安物で済ませることができますよね。高価なものはほとんど贅沢品です。

近年、20代の若者を中心としてお金がない人が増えています。お金がない人が増えると、安物で済ませようとする人も増えますよね。すると、顧客は「低価格で高品質な化粧品」を求めるようになります。

ただ、低価格で高品質なものは利益が出にくいんです。高品質なものを作るにはそれなりのコストがかかりますからね。

さらに、日本は少子高齢社会です。頻繁に化粧をする人口が減りつつあります。薄利多売をしようにも、化粧品が売れる数にも限界があるわけです。

結果、化粧品市場の利益は頭打ちをしています。

今後もさらに利益減少が続く可能性が高いでしょう。

市場規模の縮小が行われる危険性もあります。それに伴って中小企業の倒産などが発生することも考えられるでしょう。

以上のことから、化粧品会社の将来は明るいとは言えません。

化粧品会社を辞めたいという想いが強いのであれば、思い切って他業界に転職するほうがいいのではないでしょうか。

化粧品会社を辞めたい人におすすめの転職先

1.食品メーカー

食品メーカーでの仕事は、化粧品会社での経験を活かせる場面が多いです。

食品メーカーと化粧品会社とには、「女性向けのビジネスモデルの会社が多い」という共通点があります。食品メーカーの出す商品は主婦層向けが多いですよね。化粧品も女性向けがほとんどです。

つまり、商品ターゲットが似ているということ。

商品の企画をするときには、ターゲットのことをリサーチして「このターゲットはなにを求めているのか」を考えますよね。

ターゲットが似ているということは、企画時の考え方が似るということではないでしょうか。

また、営業をするときにもターゲットが求めていることを分析する場面があります。そのときにも、化粧品メーカーでターゲットの分析を行った経験があれば、それを活かせるはずです。

だから、化粧品会社から食品メーカーへの転職は、とても理にかなっているのではないかと僕は考えます。

2.美容関係の雑誌編集者

「化粧品会社は辞めるけど美容関係の仕事に対する興味は尽きない」という人には、美容関係の雑誌編集者という選択肢があります。

美容関係の雑誌には化粧品関係の記事も多いですよね。化粧品関係の知識を、化粧品関係の記事の企画に活かせるんです。たとえば、成分から「シチュエーション別に使うべき化粧品を考える」という企画などが作れると思います。これは、化粧品に含まれる成分を熟知していなければ出来ない企画です。

化粧品会社出身者にしかできない企画がある、という点が他の編集者たちとの差別化になります。

だから、化粧品会社の経験をアピールすれば転職にも、その後の仕事にも有利になるのではないでしょうか。

3.美容ライター

美容関係の雑誌編集者と同様の理由で、美容ライターも転職先の候補に入れることができます。

美容ライターにも化粧品関係の記事に携わる機会が多いですからね。ネットに転がる案件を見ると「化粧品の仕事経験者優遇」みたいな文言が書かれているものもあります。

美容ライターになるにはさまざまな方法があるんです。

フリーランスとして名乗りを挙げて、ネット上で仕事を探す方法がそのうちのひとつ。稼げるかどうかは自分自身にかかっています。自由にできるなどのメリットは大きいものの、稼げない可能性があるなどのデメリットも大きい諸刃の剣ですよ。

おすすめなのは、Web会社や出版社などの美容ライターの正社員求人を探し、応募する方法です。

どちらにしても、美容に興味があって文章力に多少なりとも自信がある人にはおすすめしたい仕事ですよ。