転職するなら、女性が働きやすい会社がいいですよね。
今、働きにくい会社に勤めているならなおさら、その働きにくさにストレスが溜まっているのではないでしょうか。
結婚・出産・育児というさまざまなライフステージに対応するには、女性の働きやすさを考えないといけません。
そんな女性が働きやすい会社の特徴と、その見分け方を一緒に探ってみましょう。
女性が働きやすい会社・職場の特徴10個紹介します!
女性が働きやすい会社・職場とはなんだろう? その特徴や条件は福利厚生・働き方・職場の雰囲気などなど、さまざまなところに隠れています。そんな女性が働きやすい会社・職場の特徴を10個紹介しましょう!
1.残業が少ない
男女関係なく、残業が少ないと凄く働きやすいです。
僕は残業無間地獄のブラック企業から、残業が少ないホワイト企業に転職しました。結果は、地獄から這い上がったとはこのことか! と一気に視界が開けた気分になったんですよ。
まだ僕にはいませんが、子どもができたときには早く家に帰って子どもの相手をしたいじゃないですか。共働きの場合は特に、両方とも帰りが遅いと子どもは凄く寂しいですからね。
2.時短勤務・フレックス制度あり
結婚・出産後に時短勤務させてくれれば、凄く働きやすいですよね。定時に帰ることができたとしても、子どもがまだ小さいときにはそもそも日中に家にいなきゃなんだ! ただ働くことは辞められないし、辞めたくない。
時短勤務制度があるかどうかは、女性が働きやすい会社の条件として凄く大事だと思います。
あとは、フレックス制度があるとありがたいですよね。朝起きてお腹が辛いときに少し時間をずらしたり、準備で慌ただしい朝に余裕が生まれたりするだけでも、かなり働きやすくなると思います。
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3.在宅ワーク・リモートワークが可能
常に在宅ワークが可能な会社もあれば、状況に応じてリモートワークが可能な会社もあります。
結婚した後、家事をしながら会社に行って働くのは辛いですよね。旦那さんも当たり前のように家事をする人だったらいいけど、そうじゃないと共働きの場合に女性の負担が大きくなります。
育児と通勤を両立するのも大変だし…。
そういうとき在宅勤務・リモートワークが可能なら、女性にとって働きやすい会社と言えるでしょう。
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5.女性の数が多いが、男性も少ないわけではない
女性が働きやすい会社の特徴には、男女比が大きく関わってきます。
ただ、女性ばかりの職場というのはそれはそれで大変です。異性の目が無いときの女性特有のコミュニケーションの複雑さに、精神的ストレスが溜まる可能性が高い。男性が多くても女性の働きやすさに関する理解が足りないと思います。
女性が多いけど、男性の数もそれなりにあるという6:4から7:3くらいの男女比が女性にとって一番働きやすいのではないでしょうか。
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6.風通しが良い雰囲気がある
人間関係の良さは、働きやすさに直結している!
風通しが良く、上下関係をあまり気にすることなく意見が言える職場は、人間関係も良く仕事もスムーズに進む傾向があります。下の人間の意見も取り入れることにより、現代的な職場改革が進むし、仕事にも若い意見とベテランの意見が合わさって無敵に見えるというわけです。
7.社員の年代が偏っていない
男女比が偏り過ぎていないことも大事だけど、年代も実は大事。
社員の年代が偏るということは、価値観が偏るということと同義です。特に避けたいのが、高い年代ばかりの職場。
女性が働くということ自体への正しい理解が進んでおらず、究極に女性が働きにくい会社になっている可能性が高いです。年代が高くなると頭も固くなり、これからどうしようも変わりようがありませんしねえ…。
若い人も、年長者も両方多い職場が一番健全です。
8.男女関係なく子育て両立支援制度があり、利用者も多い
子育て両立支援制度が、男女関係なく使える会社は最近少しずつ増えてきています。
ポイントなのが「男女関係なく利用可能」という点です。制度において男女差を露骨に設けると、女性に遠慮ムードが流れます。男性側も女性側を妬むようになり、支援制度を利用することで空気が悪くなることがあるんです。
男女関係なく子育て両立支援制度を利用することができるなら、遠慮も生まれないし妬みも生まれません。
9.男女関係なく育児経験者の管理職がいる
男性管理職だろうと、育児に積極的に関わっている経験がある人は女性への理解が深いです。それだけ夫婦協力し合って、理解し合って生きているということですからね。
当然、女性管理職でなおかつ育児経験者なら女性の働きやすさに関する理解が深いだけじゃなく、育児に関する理解も深いです。結婚出産していてもしていなくても、あなたが働きやすい環境を整えてくれるのではないでしょうか。
10.トイレが綺麗である
トイレが綺麗な会社は、社員に心の余裕がある会社です。
トイレというのは、人が気を緩める場所のひとつと言えます。そういうところが、清掃が追い付かないほど汚いということは、それを使う人たちの心の余裕が無いということです。人が見ていないところに、心の余裕は表れます。
心に余裕が無いということは、有給取得がしづらい雰囲気があるとか、福利厚生や支援制度を利用しづらい雰囲気があるとか、そういうことに繋がるんです。
面接時・職場見学時にチェックしておきましょう。
女性が働きやすい会社の特徴の共通点と、見分け方をまとめてみた!
- 制度や評価などが男女平等
- 職場の人に心の余裕がある
- 柔軟な働き方が出来る
ここまで紹介してきた、女性が働きやすい会社の特徴には以上3つの共通点があります。
逆に言えば以上に当てはまらない会社が、女性にとって働きにくい会社ということです。
問題は転職をするとき、どうやってその特徴を見分ければ良いのかということですが…。制度などは求人を見れば良いかもしれないけど、それ以外の特徴に関してはかなり見分けるのが難しいんですよね。
転職会議という口コミサイトが、女性が働きやすい企業ランキングを作っているので参考にしてみてください。
これによると、日本郵便がトップクラスで働きやすく、あとは「保険・損保・銀行関係」が多い傾向があるようです。ランキングに載っている会社の求人を探したり、それと近い業界の求人を探したりすることでも女性が働きやすい会社を見分けられるでしょう。
あとは…転職エージェントを使うくらいしか、無いと思います。
転職エージェントを使い、各種制度が整っていることを条件にして求人を紹介してもらいましょう。
そこから「女性管理職の有無」「職場の雰囲気や男女比・年齢層の偏り」などを質問していき、可能なら職場見学を申し込むことによって女性が働きやすい会社を見分けることができます。
転職をしたいと思っているのなら、覚えておきましょう。