一生懸命働いている社員たちの心と体を蝕む、ブラック企業。過酷な労働状況を強いて社員を馬車馬のように休みなく働かせています。

ブラック企業における社員の扱いは、本当に馬車馬。およそ人間扱いされているとは思えない待遇に、もう辞めたいと感じている人は多いと思います。

昔、ブラック企業では、それと分からず働く人が多かった。ブラック企業という言葉が無かったから。昇給のため、出世のため、家族のためと言い聞かせて頑張るしかありませんでした。先の見えない闇の中、無我夢中で腕を伸ばすしかなかった。

ただ、今はブラック企業をブラック企業とハッキリ言える時代です。そして、その判断基準を誰もが持っています。

ブラック企業から抜け出すことのできる時代なんです。

このページでは、ブラック企業から転職するためのポイントや上手く辞める方法を徹底的に解説していきたいと思います。

ブラック企業から抜け出さなければ、どうなる?

嫌々ながらもブラック企業で働き続ければどうなるか? 昔は過酷な状況でも頑張ってきた人が多いんだから、ブラック企業で働き続けたところでそう大きなことにはならないだろうと思いますよね。

ただ、それは違います。

過酷な労働状況で働き続けると、心も体もおかしくしてしまうんです。最初に「不眠症」や「常に眠い」など自律神経の乱れからくる諸症状が表れ、僕たちの生活を蝕みます。次に、慢性的な疲労に悩まされ体のあらゆる部位がガタガタになる。

そして、健康被害で病気になってしまう可能性が大きい。

心にも、同じようなことが起きます。嫌なことを続けるストレスが日に日に蓄積され、その他小さなストレスも同じように蓄積される。溜まりすぎたストレスは発散が追いつかず、溢れてしまいます。

そうして最終的に、うつ病になるわけです。

昔は過酷な労働の代わりに、大きな対価が得られました。多額のボーナスを与えたり、出世させたり会社は見返りを与えていたんです。社員はそれを目標と励みにし、頑張ることができました。

ただ、今は過酷な労働だけが残ってしまったんです。多額のボーナスも、出世も約束されているわけではありません。目標と励みを失った状態で、人は戦えない。子供の頃見たヒーローたちが「夢」という目標や「応援」といった励みによって戦っているのと同じで、人はそれらを無くすと戦えなくなる。

昔も労働条件過酷な職場が多かったから、というのはブラック企業で働く言い訳にはならないし、ブラック企業が蔓延っていて良い言い訳にもならないんです。

だから、心と体の健康を害する前に、辞めることを前提に行動したほうが良いと僕は思います。

ブラック企業は辞めにくい?

会社を辞めるということ自体、勇気が必要ですよね。

僕は半ば勢いで「ていやっ!」と転職活動を始めてしまいましたが、あのときは「旅の終わりのテンション」もあったからすぐ決心が着いたんだと思います。会社を辞めるというのは、大きな決断ですから。

苦労して苦労して就職した会社を、離れるなんて、ね。

ただ、ここで弱気になってどうする!?

これを読んでいるということは、一度は辞めたいと強く願ったはずです。今もその願いは変わらないだろう? 確かにブラック企業は普通の会社より辞めにくいですよ。脅してくることも多い。

ただ、そこで弱気になって我慢したところでどうなるというんでしょうか。鬱々としながら会社に向かう人生をこの先何十年も送るつもりですか?

自分の人生なんだから「会社に迷惑をかける」とか「脅される」とか、そういうのは無視して自分自身の人生のために転職するべきだと僕は思います。

ブラック企業からの脅しは、通用しない

ブラック企業は、辞めたいという意思を伝えると脅してくることがあります。

たとえば「退職することによって迷惑がかかるから、損害賠償請求してやる」とか、「辞めるなら給料を払わないぞ!」とか…。そう言われてしまうと、なかなか辞めにくいんですよね。

ただ、僕からすればそういう脅しは、ちゃんちゃらおかしい。

最初に、ブラック企業が損害賠償請求をしてくることはありません。人ひとりが退職することでかかる迷惑なんてそれほど大きくはないから、損害賠償請求にかかる金額が無駄なんですよ。

それに、ブラック企業はやましいことがあります。タイムカードを改ざんして残業代をちょろまかす職場は多いですよね。損害賠償請求をすることによって、逆にブラック企業の「ブラックな部分」が明るみに出るかもしれないと考えると、そんなバカなことはできません。

損害賠償請求をされた側は、戦うために必死に証拠をかき集めますからね。

また、「給料を払わないぞ」というのも無茶な話です。明らかな労働基準法違反だ。そのやり取りの録音や勤務表・タイムカードなど証拠になるようなものを集めて労働基準監督署に通報すれば、何とかなります。

社員が辞めることの非は、常にブラック企業側にあるのだから。

ブラック企業の脅しはこけおどし。実際に脅しの内容を慣行されたとしても、録音・タイムカード・勤務表・給与明細などの証拠を押さえれば返り討ちにできます。そして、その証拠を押さえるのは簡単です。

脅しに屈しないで。

絶対に! ブラック企業を辞められますから。

辞めさせてもらえない場合は、民法を盾にしよう

ブラック企業はあの手この手で引き止める。脅しもその策のひとつだけど、脅し以外にもあの手この手で引き止めてきますよね。どうしても辞めさせてもらえそうにないという場合、最終手段として「民法を盾にする」ことができます。

「退職したい」という意思を2週間前に伝えれば問題が無いと、民法では定められているんです。2週間前というと会社からすれば直前に感じるでしょうから、「そんな直前に言われても無理だ」と言われるかもしれません。

ただ、それでも2週間前に退職の意志を伝えていれば強制的に辞めることができます。会社が引き止めたとしても、退職届を出してから2週間以上は拘束することができないんですよ。

その上、給料を請求することも可能です。

しかし、契約期間が契約書で定められている場合には注意が必要。そのときには「やむを得ない理由」でない限り辞めることはできないとされています。そのやむを得ない理由というのは色々あるんですが、「体調を崩して働けない」という場合はやむを得ない理由と判断されるようです。

だから、契約期間が定められていて辞められない場合も「やむを得ない理由」に該当するかどうかをハッキリさせましょう。

もしも今すぐには無理なら、契約期間を満了してから辞めることをオススメします。

働きながら、転職の準備をしておこう

辞めることを躊躇する理由に、次が決まるか不安という問題がありますよね。

「無職期間」を作りたくないのは、誰だってそうです。働きたくはないと思うことはありますが、働かないと生きてはいけないのだから無職にはなれませんよね。もしかしたら転職に失敗して無職になるのではないかという恐れがあると、転職するにできない。

それなら、退職の準備として、働きながら転職活動を始めましょう。

「そんなことが出来るのか?」と思うかもしれませんが、できます。

僕が生き証人だ! 僕は、辞める決意をする前に強引に有休を取って一人旅をしました。そこで訪れたバーのマスターと仕事観や人生観を語っているうちに、なんだか辞める決意が出来たんです。帰宅後勢いに任せて転職エージェントに登録し、働きながら転職活動を進め、今に至ります。

ここで肝になるのが、転職エージェントの存在です。

転職エージェントを使って退職の準備だ!

転職エージェントを使うと、働きながらの転職活動が圧倒的に楽になります。その理由を語らせてください。

まず、求人探しを代行してくれるんです。僕らが「次の職場に求めること」と「現在の状況」を事細かく担当キャリアコンサルタントに説明すれば、彼(彼女)は僕らのスキルや経験で叶えられる範囲内で希望条件に合う求人を探し、紹介してくれます。

僕らはただ普段通り仕事をしていればいいんです。仕事をしていると、メールが届きます。休憩時間や出社・退社の際にそれをチェックして、応募するかどうかを決めるだけでいい。

応募する際には、応募書類の添削やアドバイスもしてくれるから書類作成も一人で行うよりスムーズでかつクオリティの高いものができます。無事面接にこぎつけた場合には、面接日程の調整もしてくれるんです。

どうしても面接を行う時間が無い場合、昼休憩など合間時間を駆使して面接を開いてくれますよ。

以上が、転職エージェントを使えば働きながら転職活動が出来る理由です。

僕は思うんですよ。

退職の準備として一番効果的なのは、転職活動を始めることだって。

転職活動を始めると、転職するという実感が沸きます。転職活動を始める前は弱気になることもあるけれど、一度転職活動を始めると弱気な心はどこかに吹き飛ぶんです。次の職場はどういうところがいいかなと考えるのが楽しくて、今より良い状況で働けることに喜びを感じて、前に進もうと前向きな気持ちになるから。

また、転職先を見つけてしまえば会社側のあらゆる引き止めが無駄になります。辞められないというトラブルが発生した場合、内定先企業とのトラブルにも発展しかねないから。企業としては、他企業と余計なもめごとなんか起こしたくはありませんよね。

だから、多少嫌味は言われるかもしれないけれど、辞めさせてくれます。

職場選びがうまくいけば、明るい未来が待っている

次の職場選びがうまくいけば、明るい未来が待っています。

転職が成功するかどうかは「職場選び」にかかっている。ただ、転職エージェントを使えば職場選びはある程度簡単になります。僕らが考えなきゃいけないのは、自分が次はどんな職場で働きたいと思っているのかということです。

それを見つけるためには、今の職場に対する大きな不満を探すことが大事。

今一度、自分自身の心と職場全体を見つめなおしてみてください。自分が今何に対して一番不満を抱いているのかを知り、それを裏返して次の職場の希望条件を作る。

転職エージェントに相談して、一緒に希望条件を探してもらうのも良いでしょう。

そうやって転職活動を進めれば、その先に待っているのは明るい未来です。転職エージェントを使えば、そこにたどり着くことができる。

さあ、暗い夕闇からは脱出して、明るい日を…明日を掴みましょう!