今の仕事を辞めたいと思っている人の中に、「最近よく眠れない」という症状を訴える人は多いです。逆に、しっかり寝ているのに「常に眠い」という症状を訴える人もまた多いんですよ。そういう人は、次の症状が出ている疑いがあります。

不眠症 or 過眠症。

「たかが不眠症(過眠症)」と思う人もいるでしょうが、実はこの状態――。

めちゃくちゃ危険です。

不眠の人は無意識にこう感じているのでは?

不眠の症状を訴える人は、無意識にこう感じているんだと思います。

「明日が来るのが、怖い」

「明日」という言葉は、普通明るい意味合いで使われる言葉です。「夜明け」もそうですね。日本の夜明けとか、希望の明日とか言いますから。ただ、仕事を辞めたい気持ちから眠れなくなっている人は、無意識に明日や夜明けを恐れていることがほとんどです。

それが、眠れない原因だから。

明日が来ることがストレスになっているんです。

明日が来る! また仕事だ! 嫌だ、辞めたい、辛い、しんどい、怖い。そんな思いから、「寝たいけど寝たくない」と感じている。寝たくないと思うから、眠ることができない。体が起きていようとするわけです。

以上は精神的なものですが、こう言い換えることもできます。

「仕事によるストレスで、自律神経が乱れ、不眠になっている」

過眠の人はどうなの?

寝ているはずなのに仕事中あまりにも眠すぎる人、常に眠い人は、過眠症。不眠症は「ストレスで自律神経が乱れて不眠になっている」という状態だけど、それなら過眠症はどうなんでしょうか。

過眠症もまた、仕事のストレスで引き起こされることが多いです。あとは、劣悪な生活環境に身を置いている人も過眠症になりやすいそうですよ。遺伝的な側面もあります。

寝ているのに常に眠いという状態になる原因は、元をたどれば多くの場合がストレス。そして、ストレスによって脳内の覚醒維持機能に異常をきたしているか、夜間に睡眠障害が発生しているかのどちらかが直接的な原因となっています。

結局、仕事でストレスを受けすぎなんですよね。

過眠の具体的な原因

たとえば、徹夜が続いたり、深夜まで起きていることが多いという場合は過眠症ではないかもしれません。徹夜や深夜まで起きていることによって、睡眠自体の質が落ちているんです。睡眠の質が落ちているから、寝ていても満足度は低く、「まだ眠い」と感じるんですよ。

質が高いと満足度が高く、質が低いと満足度が低いというのは睡眠以外にも当てはまります。食事や娯楽もそうですよね。

また、「寝酒」をしている人も要注意です。アルコールの力を借りて眠るというのは、麻酔状態で眠るということなんですよ。アルコールが代謝されたとき、麻酔状態が解けたように体が急に目覚めようとします。

どうしても不自然な目覚めになってしまい、睡眠の質は低く、日中眠くなりがちなんです。

徹夜や深夜まで起きていることが多いのは、原因は仕事にありますよね。仕事で徹夜をするとか、仕事が嫌すぎて深夜まで現実逃避しているとか。寝酒をしている人も、ストレスから逃れるためという人が多いです。

以上の過眠の具体的な原因は、生活習慣の乱れともストレスによるものとも言えますね。先ほど紹介した「脳内の覚醒維持機能の異常」と「夜間の睡眠障害」が、以上のようなことです。

不眠と過眠はどうして危険なの?

精神面と、身体面に悪影響を与えるからです。

仕事に大きなストレスを感じていたり、仕事が原因で生活習慣が乱れていたりして、仕事を辞めたいと思っている。精神的に負担が大きく、その状態が自律神経の乱れや生活習慣の乱れなどを引き起こし、不眠や仮眠が発生しているわけです。

精神面に関しては、もう既に危険水域まで悪影響を与えられています。

不眠や仮眠の状態が続くと、健康上よろしくありません。身体面にまで悪影響が及び、危険水域に達するのも時間の問題です。

このままだと、心と体の両方を壊してしまいますよ。

たとえば、不眠も過眠も「うつ病の症状」の中に入っているんです。仕事で辛い思いをしている場合、これからうつ病になる可能性もあります。もしかしたら、既にうつ病なのかもしれません。

また、眠れない状態が続いたり、眠りの質が悪い状態が続いたりすることによって、倒れてしまうかもしれない。精神的な病にしろ、倒れるにしろ、どちらにせよ仕事が出来ない状態になる可能性が高いです。

あまりに危険だ!

じゃあ、どうしたらいい?

壊れる前に、行動しよう

今の危険な状態から脱するには、仕事を辞めるのが手っ取り早いです。

ただ、仕事辛いしストレスが溜まるけど、転職するのも怖いという人が多いと思います。確かに、行動を起こすのは怖いことですよ。既にある場所を捨てて、どこか別の場所に移動するには勇気が要ります。

だけど、その勇気を渋っていたら、取り返しのつかないことになるかもしれないんです。

勇気、出そう。

転職の怖さを少しでも和らげる方法、教えるから。

「転職エージェントを頼って、働きながら転職活動をしよう」

仕事を辞めるときの最大の不安というのは、転職先が見つからなかったらどうしようということだと思います。働きながら転職活動をすることによって、転職先が見つからなかったときのリスクヘッジが可能です。

少なくとも、無職になってしまうことはありません。

転職エージェントを使うのは、働きながらの転職活動を実現するための方法だからです。求人は、あなたが仕事をしている間にキャリアコンサルタントが探してきてくれます。あなたは、空き時間にメールを見て求人情報を見るだけです。

キャリアコンサルタントにとっては、それが仕事だから。

また、「今の職場でストレスになっている原因」を取り除くことも可能です。たとえば、残業が多いのがストレスなら、残業が少ない職場の求人を優先的に紹介してもらうことができます。

自分自身のストレス要因さえ知っておけば、それを避けて転職出来る。転職先とのミスマッチを起こすという不安も、解消できるわけですよ。

自分自身のストレス要因の裏返しが、あなたが転職先に選ぶべき仕事や職場の特徴です。だから、一概に「こんな職場がいいんじゃないか」という提案はできません。それでも僕が個人的にオススメを紹介するとしたら、「残業時間が常識的な範疇の内にあり、土日にしっかり休める職場」です。ストレス解消や不眠・過眠状態の解消をするためには、その条件は必要不可欠ではないでしょうか。

この条件に当てはまる求人を探すにも、転職エージェントが使えます。

こうなってくると、行動するリスクよりメリットの方が大きく感じませんか?

今立っている足場から、次の足場までジャンプするのは大変です。「落ちたらどうしよう?」と考えると、勇気が出ません。

ただ、次の足場まで橋がかけられているとしたら? 勇気を出して渡れるのではないでしょうか。