本人は望んでいないのに、どういうわけか「いじられキャラ」になってしまうことがありますよね。いじられキャラオーラが体に染みついていると、いじる側の人はよく言います。だけど、からかわれていじられる側はたまったものではありません。

望んでいる人ならいいけど、望んでないならストレスにしかならない。

そもそも、いじられキャラオーラとはいったいなんだろう?

いじられキャラになってしまう原因と、その対処方法を考えてみたいと思います。

職場のいじられキャラになる最大の理由

最初に、最大の理由を紹介しましょう。

それは…リアクションが大きい、または面白いこと!

いじられることに対して、一々大きな声でツッコミを入れてしまう人。声高らかに返答してしまう人、身振り手振りを交えたリアクションをしてしまう人。少しでも心当たりがあるのなら、要注意です。

いじる側からすると、リアクションの大きさと面白さというのは手応えになります。いじる側からは「手応えがあって、いじりがいがある」と思われるわけです。そして、どんどんいじられるようになり、いじられキャラとして定着してしまいます。

また、リアクションが大きく面白い人は「いじられてまんざらでもない」と思われがちです。いじる側としては「いじることで上手にコミュニケーションを取っている」つもりなんですよ。

ただ、悪気が無いから余計にたちが悪いとも言えますけどね。

二番目に大きな理由

いじられキャラになる人は、最初に紹介した「リアクションが大きい、または面白い」という理由ともう一つの理由を満たしている人です。この二つを満たすだけで、いじられキャラとして定着してしまいます。その二番目の理由とは…?

「人が良さそうに見える」

たとえば、滅多に怒らないような少し気が弱そうで優しく、笑顔が素敵な人がそうです。そういう人はまず「話しかけやすい」ので、よく話しかけられます。そして、人が良さそうだから「気軽に色々言えてしまう」わけです。

その結果、いじりキャラからいじられるようになります。

やっぱり彼らに悪気はないわけです。それだけ打ち解けてもらえているという証拠なんですが、それでもストレスになるものはなる。ただ、そのストレスを直接相手にぶつけられないような人がいじられキャラになるわけで…。

ため込みがちになるんですよね。

職場のいじられキャラから脱するには、どうしたらいい?

いじられキャラから脱出するには、直接的に「いじられることに不快感を抱いている」とアピールすることが必要です。今の職場を辞めたいのなら話は別だけど、今の職場で脱いじられキャラしたいのならその方法しか対処法はありません。

「そんなことをしたら嫌な奴と思われるのでは?」

言い方によります。

たとえば「あまり、そういうこと言わないでくれますか?」という言い方なら、相手に不快感を与えてしまうため今後の人間関係に少しヒビが入るでしょう。

ただ、職場で一番のいじりキャラに「実は…今までは皆が楽しんでいるからいいかなと思って黙っていたんですが、いじられるのがストレスになっているみたいで」と真剣に訴えかけると、どうだろう。

少なくとも、悪い気はしないはずです。

悪気が無い人なら、「今までごめんなあ、もうしないよ」と理解して、いじるのをやめてくれます。一番のいじりキャラがストップしたら、周りも自然といじるのをやめるでしょう。それでもやめなければ、一番のいじりキャラだった人が止めてくれます。

それで止めてくれなければ、それはいじりではなくイジメです。

いじりといじめの境界線がどこにあるのかわからないという人がたまにいますが、僕はいじる側に悪意があればそれはいじめだと思います。「いじり」は、大抵よかれと思ってやることです。「いじめ」は、相手が嫌かどうか関係なく自分の欲望を満たすためだけにやるもの。

だから、一度「いじられるの実は嫌カミングアウト」をしてみてください。

ダメだったら、「イジメが横行するダメな職場」と見切りをつけて、辞めてしまいましょう。

次の職場でいじられないようにするには?

転職するときに気を付けることは、特にありません。強いて言えば、自分が納得できる待遇の職場に転職しようということくらいです。転職エージェントを使って給料アップを狙うとか、残業の少ない職場を探すとか、それくらい。

戦いは、転職後に始まります。

次の職場でからかわれたり、いじられたりしてストレスを感じないようにするためにどうすればいいか?

「人が良さそうに見える」ということは自分自身で変えることはできないし、人が良さそうに見えるのは良いことなので変える必要もありません。変えるべきなのはリアクションの方です。

あまり大きな声でツッコミをするのではなく、身振り手振りを交えた大げさなリアクションをすることもなく、控えめに反応しましょう。自分がどんなリアクションをしているかわからないという人は、旧来の友人や職場の同僚に聞いてみてください。

それを改善するだけで、次の職場ではいじられないでしょう。

また、うわべだけでも自信を持つということも大切です。人は自信満々に見える人はいじりにくく感じてしまいます。「自分よりも上に見える」からです。流石に格上に見える人をいじるような肝の据わった人は、なかなかいませんよね。

だから、上辺だけでも自信満々に見えるように演出しましょう。

たとえば「ポケットに現金10万円入れておく」とか「ゴールドカードを持つ」とか、個人的には「良い小物を身に着ける」というのもオススメです。要は自分自身に金をかけろということですね。

自分に金をかけると、不思議と根拠のない自信が満ちてくるんですよ。騙されたと思って、やってみてください。

辞めたいなら、辞めてからいじられキャラにならないように工夫すればいい。辞めたくないのなら、いじりのリーダー格に真剣に相談すればいい。それでだめなら、やっぱり転職してから工夫すればいいんです。

自分がストレスを感じてまで、誰かを楽しませようとしなくてもいいのだから。