アパレル営業は大変だ、忙しいという話を僕はよく耳にします。販路を開拓し、ときには取引先の要望に応えるコンサル的な役割を持つアパレル営業は、確かに難しい仕事ですよね。それでいて不満点もたくさんあると思います。

そこで、「アパレル営業を辞めたい」人が語る理由をネットや知り合いの声などから集め、そこから転職戦略を分析してみたんです。

その結果を、じっくりと紹介しましょう。

よくある「アパレル営業を辞めたい理由」4選

  • やりがいを実感できない
  • 加速する取引先の要求に嫌気が差した
  • 年収が上がりづらい/ボーナス不安定
  • 営業に向いてないと感じる

「やりがいを実感できない」のは何故か?

最終的に会社に大きなお金を運んでくるのは、一般ユーザーに商品を売る販売員です。小売店にどれだけ大量の商品を卸したとしても、そこで一般ユーザーが買ってくれなければアパレル業界の売上になるとは言い難いわけで…。

営業の仕事が直接利益に繋がる実感がないわけで…。面白くないわけで…。

しかも、取引先の要求が激しい!

順調に売れていればいいが、売上が落ちれば営業が呼び出され「なんとかしなさい!」と言われてしまう。もちろん良い取引先もいるものの、そういう態度が大きく要求が激しい取引先のほうが強く印象に残り、ストレスになります。

そして、アパレル業界はトレンドに激しく左右されるため、なかなか売上が安定しません。大きく伸びるときもあれば、トレンドにうまく食らいついていけず大きく下がるときもあります。ボーナスがそれにより増減し、歩合給なら月給すらも増減する。

金銭の不安定は精神の不安定をも呼びますからね、なんだかんだ「お金が安定して入ってこない」というのは辛いですよ。

また、営業に向いてないと感じている人も多いと思います。

以上のような「辞めたい理由」の中で、自分が最も「そうだそうだ!」と強く共感したものがあればそれが「転職で最も優先的に解消すべき悩み」です。

そんな悩みを解消するための転職活動をすることで、転職を成功へと導きましょう!

アパレル営業を辞めたい人にオススメの転職先5選

アパレル営業にありがちな悩みを分析してみると、「営業→販売」「卸す側→購入する側」といった感じで転職をすれば、悩みを解消しながら経験を活かせるのではないかと感じました。その例として、オススメ転職先を5つ紹介します。

1.コスメ業界の営業職

多くの業界がそうだと思うんですが、企業が中途採用を行うときには「新鮮な意見・視点が欲しい」と考えながらも「即戦力」を欲するものです。これは転職者からするとかなり難しい要求になるため、多くの企業はそのどちらかを満たした人を採用します。

言わば、その要求は企業の理想なんですよね。

それを叶えられる人材がいるとすれば、企業はのどから手が出るほど欲しがるでしょう。

コスメ業界の営業職は、アパレル業界の営業職同様に商品を小売店に卸す仕事です。アパレル営業は、コスメ業界において、異なる業界の新鮮な意見を仕事に活かしながら、同様の仕事を行ってきた即戦力になれるということ!

また、コスメ業界はアパレル業界と比べれば、トレンドに左右されにくいです。そのため業績も比較的安定しており、年収もまた安定することが期待できます。

年収が安定しないのが辛いという人には、かなりいい転職先と言えるのではないでしょうか。

2.百貨店の仕事

百貨店は、アパレル営業の取引先の最たる例ですよね。最も密に連携を取っている取引先と言える人も多いと思います。

百貨店のフロアマネージャーたちからさまざまな要望を受けてきた経験から、百貨店側の考えを読んで動くことを覚えている人もいるでしょう。あなたは、メーカー側の視点と百貨店側の視点との両方を持ち合わせていると言えます。

その特性により、メーカーとの折衝がしやすくなるため、マネージャーとしては特に優秀な人材になれるでしょう。

また、百貨店の仕事は自分の働きが売上に大きく影響を与えるので、責任がある反面やりがいもあります。アパレル営業はやりがいが感じられないという悩みが大きい人には、最適な転職先と言えるのではないでしょうか。

3.製造業購買部の仕事

製造業購買部の仕事は、製造に必要な資材などを予算を節約しつつ購入することです。もちろん、「安いけど物が悪い」というのでは話になりません。「今より良いものを」という意識を持ちながら新しい仕入れルートを探し、そのうえで「なるべく安く仕入れられる」ように交渉をするのが大切です。

アパレル営業は卸す側ですが、購買部は「購入する側」ということ。

卸す側の知識や考えは、購入する側でも活かせます。特に安く仕入れられるように交渉をするときには卸す側の気持ちを理解していれば、そこをうまく利用して交渉を有利に進めることができるのではないでしょうか。

自分の経験と知識を違う畑で活かせるやりがいと、製品のクオリティとコストのバランスを管理する責任によるやりがいとが実感できると思いますよ。

4.事務職

事務職の仕事内容は、書類作りやデータ入力が基本となります。一般事務・営業事務・経理・総務など部署によって細かくは異なるんですが、その作業はどんな種類の事務にもあるんです。

アパレル営業にも、書類作りやデータ入力をする機会がありますよね。

営業に向いてないと思っている人でも、その経験を活かして事務として働くことが考えられます。近年は事務の求人が少ない割に応募者が多くなってきているのですが、そういう実務経験での武器がある人ならかなり有利ですよ。

5.マーケティング職

アパレル営業は、取引先の売上が伸び悩んでいれば「こういう販売戦略はどうでしょうか」と取引先に提案することがありますよね。

マーケティング職の仕事は、「商品が売れる仕組みづくりをすること」です。まず、市場を調査して情報収集を行い、そのデータをまとめて分析します。そして、「市場にこういう動向があるから、今後売れるようにするにはこういう戦略が必要になるのではないか」と、戦略を立てるんです。

それをクライアントに提案したり、自社内でプレゼンしたりします。

この仕事、アパレル営業に似ていますよね。

営業に不向きな人でも、「調査が得意」「分析が得意」「戦略立案が得意」という人はマーケティング職に向いています。もちろん、営業は得意だけどアパレル業界が嫌だという人は他業種だとしても重宝される人材になれるでしょう。

自己分析と転職先選びは転職エージェント!

アパレル営業を辞めたい人は自分の悩みを分析して、それを解消しつつ自分の経験を活かせる仕事を探せばいい。僕が紹介した仕事をそのまま検討してもいいですし、それを参考にして自分で他の選択肢も探すのもいいでしょう。

ただ、ひとりでそこまでやるのは結構大変です。

そこで、転職エージェントを使うことをオススメします。

転職エージェントを使えば、あなたの相談内容から「アパレル営業を辞めたい決定打となる悩み」を分析してくれるんです。そして、その悩みを解消しながら自分の能力・経験を活かせる仕事も複数提案してくれます。

そうして自分がやりがいを持って働ける仕事を探しましょう!