仕事をする上で、なるべく取引先には好かれる方が良いですよね。

僕は今メーカーの営業をしているんですが、メーカーは結構同じ取引先と何度も何度もやり取りをするんですよ。付き合いが長いので好かれることを考えないと、仕事がうまく回らないこともあります。

取引先に好かれることも仕事のうちというわけですね。

じゃあそのための方法は? どういうコミュニケーションを取れば取引先に気に入られるのか…。

現役営業職の僕が、その方法を6つ紹介しましょう!

取引先に好かれる方法1.挨拶マラソン

「当たり前すぎて草」と言われるかもしれないけど、挨拶は大事です。

ただ、担当者にしっかり元気よく挨拶する人は多いのに、取引先のオフィスが入っているビルで挨拶をしていく人はあまり見ないんですよねえ。ロビーに入り、エレベーターに乗り、受付で要件を伝えて相手を待つという一連の動作の中で何度、挨拶をするでしょうか。

ここで心がけて見て欲しいのは、とにかく「取引先が入ってるビルに入ったら挨拶しまくること」です。

エレベーターに乗り合わせた人に挨拶をし、受付や事務所で挨拶をし、担当者が現れたらもちろん挨拶をすること。

この挨拶マラソンが非常に大事なんです。

挨拶した相手は取引先の誰かかもしれないし、そうでなくても同じビルで働くご近所さん同士だったり出入り業者だったりするかもしれませんよね。そこからあなたの良い印象が人づてで伝わることも考えられます。

挨拶なんて全く手間じゃないんだから、どんどんやりましょう!

取引先に好かれる方法2.クイックレスポンス

メールチェックの時間を決めて対応する人も多いですが、僕は「常時対応」することを心がけています。別に「嫌われないようにする」とか「信頼を築く」とかだったら、時間を決めてレスポンスをするように心がけるだけでも十分だとは思うんです。

しかし、取引先に好かれることまでを考えるなら常時対応のほうがやはり良い。

メールが入ると通知が入るようにし、その通知を見たら必ず即返信するんです。メールを返す程度のことなら、どんな仕事をしながらでもできます。パパッと返してパパッと自分の仕事に戻るようにしましょう。

ただし、技術的な要件の場合は時間がかかるので、そういうメールの返信は通常のものより少し遅れるということを事前に知らせておくとより効果的だと思います。

取引先に好かれる方法3.専門性を身に着ける

営業職が抱きがちな誤解があります。

自社が行っている事業における現場の専門的な知識は、営業には不要であるという誤解です。だからデザイナーに対して「色は青が良いってさ」とか言ってしまうし、SEに対して無理難題をふっかけたりしてしまうわけで…。

「現場に問い合わせたところやっぱり無理ということでした」とか、「現場に問い合わせたんですが青とは具体的にどのようなイメージでしょうか」とか…。

知識がないから不明瞭なことを取引先にも言ってしまうんだ!

取引先に好かれるためには、専門知識を学ぶ必要があります。

取引先と直に接する人間が専門知識を持っていれば、細かく現場に持ち帰るなどの手間を踏まないで済みますよね。取引先の提案に対してこちらから提案し返すなど、より取引先にとって利益のある仕事をすることができるようになります。

高い専門性によって有益な情報を提供できる人間は、取引先から絶対の信頼を得ることができるというわけです。

勉強することで好かれるし、勉強することで自分のキャリアにもプラスになりますよ。

取引先に好かれる方法4.相手を分析して雑談をすること

正しい雑談は取引先に好かれるが、ダメな雑談は嫌われます。

正しい雑談とは、相手の好みの傾向・知識・考え方などの分析を行った上で相手が食いつきそうな話題を提供することです。それをしないで独りよがりな話をするとダメな雑談になります。

「分析なんて…付き合いを何度も重ねないと無理では?」と思うかもしれません。

しかし、そんなことはないんです!

たとえば、名刺交換のときに名前の話題を出すことができる場合がありますよね。珍しい苗字や名前の場合その話題を出せるし、特定地域に多い苗字の場合は「もしかして〇〇出身ですか?」と聞くこともできる。

付き合いが始まって間もないのなら、地元はどこかと聞くだけでも雑談のタネになるし分析にもなります。

人は「自分こそ」が話したいと思っているものです。相手に自分が話すターンを与えることによって、相手に気持ちよく自己開示してもらうことができます。特に地元というのは、話題の宝庫なんです。

食べ物の話題・遊びの話題・学生時代の話・家族の話…。

そういったところから相手の好みや考え方・感じ方の傾向などを探ることができます。特に、地元が好きな人は「地元はどこなんですか」と聞くだけで勝手にそれらを話し始めますよ。

地元トークなどの当たり障りないところから人の分析や深堀はできるから、最初のうちから取引先に好かれるためのコミュニケーションを取ることは難しくありません。

会う回数を重ねるたびに分析も深まり雑談のレベルも上がり、あなたに対する印象の深さも上がります。

取引先に好かれる方法5.人間力を磨くこと

人間力を構成するのは、「知的能力」「社会・対人関係力」「自己制御力」の三つの力です。

知的能力は単純に学力云々というよりは、教養や論理的思考・創造力などが備わっていることのほうが大事だとされています。あとはコミュ力と自分をコントロールして自己実現ができることが人間として大事な力です。

人間力が高い人は、多くの人から好かれます。

これを高めるには、たくさんの人生経験を積むことが大事です。仕事ももちろんだけど、プライベートでも色々なことに取り組みましょう。休みの日に家でじっとしているだけの人よりも、休みの日にあれこれ楽しんでいる人のほうが人間力は高い!

あとは、目標設定とそれを実現するという成功体験の積み重ねが大事です。

そうして人間力を高め、好かれる人間になりましょう。

取引先に好かれる方法6.最後はやっぱり「仕事をしっかり遂行すること」

ここまでコミュニケーションに焦点を当てて、取引先に好かれる方法を紹介してきました。

ただ、これまで紹介した方法は全部「あること」が前提となっています。その「あること」というのが、「仕事をしっかり遂行すること」です。自分が任された仕事は確実に期日までに終わらせましょう。

最初から無理とわかっていることは、軽々しく引き受けてはいけません。

取引先との関係は結局ビジネスなのだから、最初であり最後にものをいうのはビジネスマンとしての信頼度です。それを最も高める方法が、確実性を高めること。

コミュニケーションを頑張りながら、仕事も頑張りましょう!

※この記事を読んで、「やっぱり自分は営業に向いてないな…」と思った人は、自分は営業に向いてない…辞めたい… という人に現役営業マンが転職をアドバイスもぜひ読んでみて下さい。