取引先に嫌われた! という一大事、自分自身でなんとかする方法はないのだろうか?

一度落ちた信頼を取り戻すこと、一度嫌われたり怒らせたりした人と良好な関係を築くことは簡単なことではありません。少なくとも、これまで通りだとダメということですからね。しっかり対策して努力しましょう。

そのために、取引先を怒らせたときの対応方法と、取引先との関係を改善するための方法を紹介します!

※取引先の態度がパワハラレベルにまで発展している場合は、取引先からパワハラを受けたときの3つの対処法をご覧ください。

取引先を怒らせたときの正しい対応方法を紹介します!

取引先を怒らせたという人は、正しく対応すればそれで済む場合が多いです。嫌われてしまたっという場合、その感情は長く持続します。ただ、怒りというのはそう長く持続するものではありません。怒りを鎮めるための方法さえ、おさえていれば…。

とにかく、まずは謝罪が大事です。

ただし、ただ謝るだけだと効果がありません。謝罪をしたのにダメなところが改善されなかったら、謝罪しただけにもっともっと怒らせることになります。「適当に謝っただろ!」と信頼を損ねないために、必要なのは分析です。

どうして相手は怒ったのかを徹底的に分析しましょう。

分析結果から自分の落ち度などを探し出し、それを改善するように心がけ行動すること。それが「謝罪する」ということです。

「申し訳ありませんでした」という言葉と申し訳なさそうな態度が謝罪なのではなく、自分のダメなところを改善することこそが謝罪になると考えましょう。

取引先との関係改善のために、自分の力だけで出来る6個の方法

取引先に嫌われたかもしれないというとき、関係改善のためにできることは結構たくさんあります。これらのどれかひとつを行うのではなく、なるべく全てを行うようにしてください。これらを段階的に行うことによって、信頼も良好な関係も取り戻せます!

1.まずはここから! 連絡対応は素早く簡潔に

まずは基本中の基本からおさえましょう。

連絡対応は、素早く簡潔にすることが大切です。通常ビジネスにおいては遅くとも24時間以内に返信することが好ましいと言えます。ただ、相手が急いでいる場合もあるため、こまめにメールチェックと返信作業を行いましょう。

プライベートな時間にまでそれをする必要まではありませんが、出社後・昼食後・夕方の三段階くらいでメールチェックをしておくと良いと思います。

ただし、質問や催促などのメールはしつこくなりすぎないようにしましょう。

また、メールの内容はなるべく簡潔に伝えたいことだけを伝えたほうが好ましいです。

2.相手のプロファイリングをしよう

取引先の性格を把握しましょう。

これまで一緒に仕事をしてきた経験から相手の性格を書き出し、今後も付き合う中で積極的に相手のことを理解しようと努めるんです。そのためには、相手をしっかり見ることが大事ですよ。

分析した性格から、相手がどういう人間を嫌う傾向があるかなども探りましょう。

嫌われた原因がわからない人は、それも同時に探ると効果的。ハッキリ自覚できないような原因の大抵は、相手がどういう人間を嫌う傾向があるかということに隠されています。相手を理解しないと、原因の改善方法もわからないということです。

基本的には、相手が嫌う傾向があるだろう人間像にならないように気を付けることが必要になります。

たとえば、直観的な性格がある人に対しては見え透いたお世辞は嫌われがちだから、ある程度正直な接し方をすると印象が良いでしょう。自信過剰な人は謙虚な人に対してイライラすることがあるから、必要以上の謙遜をしないということが必要になると思います。

以上のように相手のことを知って懐に飛び込み、自分の殻を破って対応することが大事と言えるのではないでしょうか。

相手のことを知らずして関係の改善があり得ないのは、仕事も私生活も同じだと思います。

3.簡単に「できる」と言ってはいけない

相手との信頼関係を築くためには、「できる」と言ったことを成し遂げることが必要になります。

「できます!」と言ったのに成し遂げられなかったとなれば、相手は失望しますからね。できると言ったことによりスケジュールの調整をしただろうし、相手もそれを前提で動いているわけだから「やっぱり無理でした」なんていうのは仕事で嫌われる人の典型です。

そのために「必ず成し遂げること」を考えるという手もありますが…。

能力的・スケジュール的に無理なことは、無理ですよね。

だから、簡単に「できる」と言わないことを心がけましょう。

4.相手の要望を断るときは、理由・経緯・背景などを説明しよう

取引先の要望に応えられないと判断して断るようなときには、その理由・経緯・背景を詳しく説明しましょう。簡単にできると言ってはいけないと言えども、できませんという一言だけでは印象が悪いですし納得もしづらいです。

なぜ要望に応じることができないのか、それはどのような経緯・背景からか?

そこまで説明してはじめて、納得してもらえるし印象も悪くならずに済むと覚えておきましょう。

5.勝手な判断や知ったかぶりをしてはならない

仕事において嫌われるのは、勝手に判断したり知ったかぶりをしたりして失敗する人です。それで成功できれば別に問題ないんですが、勝手な判断とか知ったかぶりとかするような人は絶対いつか失敗してしまいます。

そもそも…そういう態度自体、信頼を落としたり嫌われたりする原因になりますからね。

わからないことがあれば、取引先に質問したり上司や現場に確認したりしましょう。

6.相手の視点に立つ

コミュニケーションの基本、相手の視点に立つこと。

人間関係において最も嫌われるのは、自分の事しか考えない自分勝手で独りよがりな人間です。そういう人は往々にして人の話を聞かず、人の気持ちを考えず、自分の思惑だけで突っ走ろうとします。

仕事というのは人間と人間の取引によって成り立つものなのだから、相手の気持ち・相手の思惑を排除して物事を進めることは絶対にできません。

相手がどういう思惑から動いているのか、相手は今どのようなことを考えているのだろうかと常に分析する癖をつけましょう。その分析結果から相手に寄り添う形で動くことによって、信頼関係を築くことができます。

結局、大事なのはビジネスパーソンとして信頼されること

取引先を怒らせたときは態度や言葉だけじゃなく、原因を改善するという本当の謝罪をすることが大事ということを説明しました。取引先との良好な関係を取り戻すための6つの方法も紹介し、これからどう動けば良いか見えてきたかと思います。

結局のところ大事なのは、ビジネスパーソンとして信頼されることではないでしょうか。

その信頼を得るための行動を考えれば、自然とこれからの仕事で気を付けるべきことが他にもたくさん出てきます。

とにかく、信頼回復・関係修復を目指して頑張りましょう!