大変さも楽しさも両方大きい、不動産営業。

それ故に離職率が高い業界でもあります。僕が思うに、不動産営業は向き不向きが激しいんですよね。向いている人にとって転職となりえると思いますが、向いていない人にとっては続かないでしょう。

今、辞めたいと思っているそこのあなた!

その気持ちが一過性のものか、本物なのか、チェックしてみましょう。

土日に休みたい?

不動産は、基本的に土日には休めません。

物件探しをするとき、平日に不動産屋に行きますか? 行かない、ネットで探す。不動産屋には、普通土日に行きますよね。仕事が休みである土日にこそ、不動産屋は賑わうわけです。

不動産屋の休みは、平日が基本。

土日祝祭日が休みだという他のサラリーマンと休みが合わないし、土日開催のイベントにも参加できない。一人遊びが好きな人には良いですが、誰かとどこかに出かけたいという人には、辛いでしょう。

何処に行っても空いてるとか、そういった平日休みのメリットは「一人行動が好きな人」こそ享受できるものですからね。

不動産営業を辞めるかどうかを決断するための指標のひとつとして、考えてみてください。

土日に、休みたいですか?
平日のほうが、いいですか?

ギャンブル性の高いもの、好きですか?

不動産営業の仕事は、ギャンブルに似ています。

ハイリスク・ハイリターンということです。

不動産営業の給料体系は、基本給が少しだけで、後はインセンティブで稼ぐというもの。「どんどん売って、じゃんじゃん稼ごうね」という感じなんですよね。20代のうちに年収1000万円も可能ですが、売れなければ生活はギリギリ崖っぷち。

「それでも、俺は年収1000万円以上を目指す! そのためなら泥でもすする!」

活躍するのって、そういう人なんでしょうね。

売れなければ生活に困り、売れればウハウハ。そんなギャンブルのような状態を楽しめる、だからこそ向上心を保てるという人は不動産営業に向いているでしょう。高給取りになれるというのは、不動産業界の大きなメリットですから。

ただし、「安定したほうがいいわ」という人には合いません。

人に期待するか、自分を信じるか

ネットなどで不動産屋営業で成功している人の話を見ていると、成功者にはひとつの共通点があることに気づきました。

人に、期待していないんです。

営業職でありがちな「ノルマ達成できず怒鳴る上司」は、ある意味部下を期待しているんですよね。ただ、不動産営業で1000万円や2000万円稼ぐ人は厳しいことを言いながら、笑って失敗を許す人が多いように思います。

期待していないから、優しいんですよね。

僕はこの「期待しすぎないこと」は、不動産営業や保険営業など売り上げを多く上げないといけない営業職全体を通して重要なことだと思います。

「それはそれで、これはこれなんだ」という意識です。

何かに期待をして仕事をしていると、常に受身の姿勢になります。「期待をする」という行為自体、ある種受身ですからね。ただ、受身でテレアポや飛込みをしても、不動産なんて高い商品は売れません。

それより、自分を信じて仕事をしたほうがいいんです。

失敗するときも、成功するときも全部「自分のおかげ」であり「自分のせい」である。失敗するまで努力をした自分に誇りを持ち、成功した自分に自信を持つ。高額商品を売り上げるためには「自信満々なオーラ」が必要だと僕は常々語ってますが、それより、これは「不動産営業」という仕事を続けるために大切な意識だと思うんですよ。

ブラック企業も多く、ブラックなところは他業界のブラック企業が引いてしまうほど真っ黒ですから。常闇ですから。そこで生き抜くには、期待より自信が大切なんでしょう。

だから、人に多くを求めたり、期待して失望して…という人には向いていないと思います。

必要なのは明確な目標や野望

不動産営業の仕事を続けることができる人は、結局は明確な目標や野望を持っている人です。

「1000万円・2000万円稼いでやる!」
「いい家に住んで、いい車を買って、いい女と結婚する!」

その目標や野望を実現することに忠実でいられる人、そのために人を頼るでなく自分を信じることができる人。そういう人でないと、不動産営業の仕事も給料体系も耐えられないと思います。「普通でいいから幸せな生活を送りたい」という人は、向いてないです。

「普通こそ幸せ、普通でも幸せ」

そう思う人は、辞めればいい。

不動産営業なんてギャンブル性の強い仕事は、「普通じゃ物足りない」というくらい欲深い人でないと勤まりませんよ。

辞めるなら、どうしたい?

今回僕から送るアドバイスは、「辞めるべきなのはどういう人か」を紹介することでした。辞めるかどうかの決断をする手伝いくらいしか、僕にはできませんからね。

不動産営業を辞めて、そこからどうするのかは自分次第です。

やりたい仕事があるのなら、それをするも良し。

やりたい仕事が無いのなら、営業職で他の仕事を探すのも良し。

ただ、不動産営業の仕事の何が嫌なのか、何が合わないのかを明確にしてください。僕が語った「給与体系」だとか「土日に休めない」「性格的な問題」だとか、それぞれに理由があると思います。その合わないと感じる原因を取り除くために、転職をしましょう。

たとえば「給与体系」が原因なら、保険業界はアウト。新規開拓営業はインセンティブが大きい会社が多いから、ルート営業の会社に転職をするのが良いです。

このように不動産営業が合わない原因から、次の職場を決めることができます。そうやって、自分が幸せに働ける職場はどういったところなのかを考えて、転職をしてみてください。

不動産営業は「仕事第一、金第一、目標達成するぞ!」というギラギラ人にとって、天職。

無くてはならない仕事だけれど、この仕事はそういう夢追い人に任せておきましょう。