人によっては「「楽しい職場と仕事」、また人によっては「忙しく辛い仕事」。

日本生命(ニッセイ)の営業職は、評価が人によって本当に分かれます。辞めたいと思っている人は、どちらかというとマイナス側の評価に傾いていることでしょう。

完全に傾いている人もいれば、まだ傾き始めて判断に迷っている人もいると思います。

そこで、日本生命の営業職の特徴を僕がネットで調べ、分析してみました。

そこで感じたのは、日本生命の営業職は向いている人と向いていない人とが、両極端に分かれるということです。

成績重視

日本生命だけでなく生命保険全体に、「成績重視」という特徴があります。

カイシャの評判によると、日本生命にはある程度の給料を保証してくれる期間が2年あるそうですね。

その後にはほとんどインセンティブありきの給料体制になり、正社員というより個人事業主扱いになるとのことです。

2年が経てば保証給は数千円になり、給料のほとんどが業績によるインセンティブになります

「正社員」として考えると少し理不尽に感じるかもしれませんが、日本生命の営業は個人事業主扱いなので、個人的には納得です。

個人事業主ということは、給料は「賃金」ではなく「所得」になります。

自らの働きに応じた報酬である「所得」を得ているという考えなので、働きに応じた所得=インセンティブがメインになるのは仕方の無いことです。

会社員でありながら個人事業主でもあるという、生命保険営業の複雑さに納得ができるかどうかで、月収・年収に対する考え方は変わるでしょう。

生命保険は個人の働きによれば全然稼げないが、働きによれば高給取りになれるという業界ですから。

サービス残業

口コミによると、残業時間自体はそれほど多くはありませんが、残業代が出ない営業部も多いようです。

残業が多いという理由で残業代を出さない会社が多い中、残業時間がそれほど長くないのに残業代を出さないのには疑問しかありませんよね。そもそも残業時間の長さにかかわらず、残業代は出すべきものですから。

ただ、残業時間自体は月に20時間以内に収まります

残業代を出さない営業部がある理由をいくつか考えたのですが、一番しっくりきたのは「大手だから」です。

大手企業は残業に関して、どうしてもシビアになります。大手であれば注目度が高く、労働基準法を守っているかどうか、厳しくチェックされてしまう可能性が高いです。

そうなると、上層部は「営業させたくない」と考えます。

それに下が従えばいいんですが、従わずに残業をさせた場合、それを上に申告するのは躊躇いますよね。

「どうして残業させたのか」と厳しく詰められてしまうだろうと考え、上司は残業時間を実際より短く申告するという選択をするでしょう。

サービス残業が多いのは、そのためだと僕は思います。

ただ、残業が少なく、残業代を出すところもあるでしょうから、これに関しては配属の運が悪かったとしか言いようがありませんね。

良く言えばアットホーム、悪く言えば?

口コミサイトによれば、日本生命は全体的に「アットホームな職場」が多いようです。

チーム皆で一丸となって目標に向かって支え合い、全員で「ノルマ達成」を目指す気風がある。

反省点を皆で考え合って対策を練ったりと、大学のような若々しい主体性に溢れた雰囲気。日本生命の社風や職場の雰囲気をポジティブに語ると、そうなるでしょう。

ただ、これは完全に個々人の感覚の違いで一概には言えないんですが、人によってはもう少しネガティブに映ることもあります。

職場の人間との距離が近いということは、公私混同が発生する可能性が高いということです。飲み会が多発したり、プライベートにまで干渉するリーダーがいたり…それがアットホームな職場の悪いところと言えるでしょうね。

僕個人は苦手な雰囲気です。職場の人は「仕事上の付き合い」としか見てませんから。

仕事内容や忙しさ以前に、職場の雰囲気で合う・合わないは確実にあるでしょうね。

アットホームというのは、同じ気風を持つ人間同士でのみ発生するもので、時にはそれ以外受け付けないという排他的な雰囲気すらも作り出すことがありますから。

合わない人は、それだけで辞めたくなるでしょう。

辞めるべき人、続けるべき人

日本生命の営業職の特徴を見て、何か気づくところがありませんか? 日本生命で楽しく働ける人間がどういう人間であるか、これまで僕が語った内容を振り返ればわかると思います。そう、それは――。

向上心が高く、他人と切磋琢磨し合える人。

自分の力で稼ぐことが楽しいと感じて、「高給取りになりたい」「管理職になりたい」と上を目指すことを目標とする人は、日本生命で働くことに大きなメリットがあります。

それに、周りと切磋琢磨して競い合える雰囲気があるため、向上心がある人にとっては楽しいと思える仕事であり、職場とも言えるんです。

だから、今の辞めたい気持ちに任せて辞めてしまうと、後悔します。

向上心が高く、目標があるなら続けたほうが良いのではないでしょうか。

ただ、そうでないなら辞めるべきでしょう。向上心が無い人が生命保険の営業をしていたとしても、他業界の営業に給料でもプライベートの充実度でも負けてしまいます。

向上心の無い営業マンは、他業種営業か、営業以外の職種に転職したほうが自分自身のためです。

生命保険からの転職だと、金融や不動産営業がオススメですよ。不動産営業に関しては実力主義なところもありますが、生命保険業界ほど完成されてはいません。

歩合給があるものの、個人事業主扱いとは違うため、基本給もしっかり用意されています。

それら以外なら、「メーカーの営業職」もオススメです。

メーカーはカレンダーに忠実で休日がしっかり決められていますし、残業も少ない傾向があります。法人営業がほとんどで、それほど忙しくはありません。

給料は営業界隈の中で特別高くもなく、低くもなくですが、能力給ではないところが多いので、向上心が無くても給料は安定して上がります。

「ほぼ完全に能力給のみ」など日本生命の合わない部分から避けるのに、メーカーは最適というわけですね。