営業の仕事は「楽」なのか「キツイ」のか意見が分かれますが、ルート営業ほどその意見が激しく分かれる営業職も無いでしょう。人によっては「楽すぎる」し、また人によっては「キツすぎる」んですよね。極端。

今この記事を読んでくれている人は、どちらかと言えば後者なんじゃないでしょうか。

「辞めたい」と思うのも、無理からぬことです。どうしても辞めたいなら、いっそのこと転職してみるのも良いでしょう。

同じように仕事に嫌気が差して転職をしたという人は、たくさんいます。彼らもあなたと同じような理由で、辞めているかもしれません。

辞めたいと思っているなら、少しだけ立ち止まってこの記事を読んでいってください。

転職経験者・現役営業マンである筆者がルート営業からの転職について考えてみました。

ルート営業を辞めたくなる場面って結構いろいろある

ルート営業は新規開拓と違って訪問先は多くありませんし、顧客との信頼関係も築きやすいですが一定の顧客と太く長く関係を続けていかなきゃいけないのはストレスにもなりますよね。

特に、合わない顧客がいた場合はもう地獄。

ルート営業でなければ合わない人がいたとしても、すぐ「サヨナラ!」できますが、ルート営業はそうもいきません。性格的に合わなくて苦労したり、嫌な態度を取られて苦手になったり、無茶振りされたり…。

僕も色々ありました。

IT営業もね、同じ顧客と何回も会うんですよ。だから、辛くなることがあります。

この理由で、ルート営業辞めるって人は実際多いです。

また、ルート営業はルートが決まっているからか、新規開拓の仕事よりも基本給が低かったりしますよね。

「ルート営業だって案外大変なんだぞ!」と言ったところで、上には伝わらない、理解してもらえない。

そのくせ、雑務が多かったりするんですよねえ。資料作りに見積書の作成などなど、あとは報告書作成とか…雑務雑務アンド雑務ばかりで営業先を思うように回れず、結果上司に怒られる。なんたる理不尽か。

自社の雑務ならまだいいですが、クライアントの雑務の手伝いまでさせられることがありますよね。「棚卸し作業!? 自分たちでやれよアホが!」と言いたくなるも、笑顔で対応するしかない。たまる鬱憤。発散する場所は無く、やがて爆発してしまう。

「辞めてやるぜちきしょおおおおう!!」と。

そんなこんなで、色々あるルート営業ですから、辞めたいと思うのは無理ありません。

当然だ、当然。

他のタイプの営業職に転職するならどこがいい?

さてと、自分だけじゃないんだなと少し安心したところで、ここから少し踏み込んで転職について考えてみましょう。

ただ、ルート営業を辞めたいのだから職場を変えるだけではダメですよね。営業の経験を活かすという方面で考えると、他の営業職への転職がいいと思います。

そこで、営業ってどんな仕事があったっけなと思い出しつつ、ルート営業の不満や悩みを解消できる仕事について、考えました。

カウンターセールス

内勤営業職と言われている仕事です。カウンターセールスは、店舗や会社にやってきたお客さんに対して商品やサービスをオススメし、販売します。自分から出て行かなくていいし、嫌な客がいてもすぐ関係は終わりです。

また、カウンターセールスでは、顧客が何を求めているのか情報を集めて把握し、その関連商品やサービスなどについての知識や情報が物を言います。客を選べはしませんが、毎回違うお客さんが来るのでいつでも新鮮な気持ちでいられるのが良いですよね。

そんなカウンターセールスはどんな業界にある職種かというと、たとえば不動産・賃貸会社や旅行代理店なんかが考えられます。専門的知識がそれなりに必要となる仕事が多いですが、その分やりがいも大きいですよ。

セールスエンジニア

技術職営業と言われている仕事です。その名前のとおりエンジニア的な技術や知識を持った営業担当のことですね。

「技術者崩れですから」と自虐する人も多いですが、営業の中でも特に専門的な知識経験が必要な仕事なので大変と言えば大変ですし、それだけやりがいも仕事の意義も大きいと僕は思っています。

崩れ、なんてとんでもないですよ。

エンジニア経験が無いとできない仕事ですからね。そのため万人にオススメできる仕事ではありませんが、将来性がある・給料が比較的高めという意味ではルート営業の不満や悩みを解消するにふさわしいんじゃないでしょうか。

同じ顧客と付き合うこともありますが、そればかりではありませんしね。

訪問販売(新規営業)

言わずもがな、営業と言えばコレみたいな仕事ですよね。

訪問販売の新規営業はとにかく訪問しまくらなければならず体力的にしんどい仕事ですが、嫌な顧客と付き合い続けなきゃいけないことはなく、そういう意味では精神的に幾分か楽でしょう。

ただ、毎回取引相手が変わるため、相手によって営業戦略や対策を組まなきゃいけないのが大変なところですね。

それも「楽しさ」だと考える人なら、天職かもしれません。

だから、ルート営業よりも張り合いがあると思います。土日祝祭日出勤になったり、勤務形態が不規則な職場が多いですが、そこは職場の見極めをするなどして出来るだけ回避する方向で転職することもできるでしょう。

ルートセールスの対極にあるような仕事なので、ルート営業に嫌気が差したなら訪問販売を考えるのも良いかもしれませんね。

営業職以外に転職するなら?

これまで営業職で転職先の可能性を広げるべく、営業職の他の種類を紹介してきましたが、営業職にこだわらず違う職種もアリです。

営業の経験・スキルや知識を活かして他の職種で戦っている人も、たくさんいます。

技術や知識が必要とされるものから、必要とされずすぐ働けるであろうものまで色々あります。

「これだ!」と思う種類の仕事があれば、そこへのハードルを考えずに思い切って飛び込んでみるのもいいでしょう。

とにかく、脱・ルート営業のノボリを掲げようぜ。

転職先は、好きに「ズビビッ」とくるものを選べばいいさ。

え? 個人的オススメ? そんなの語らなくても…ええと、カウンターセールスと新規客営業ですよ。