医療機器メーカーの営業には悩みがつきものですよねえ。

医師に振り回されたり、気難しい医師と付き合わないといけなかったり、激務だったり…。

悩みに悩んで、「もう医療機器メーカーの営業なんて辞めたい」と思っている人もいるでしょう。

そんな人のために、医療機器メーカーの営業から転職する際にオススメの仕事を紹介したいと思います。

医療機器メーカーの営業によくある悩み

医療機器メーカーの営業にはどんな悩みがあるのか調べたところ、次の4つの悩みを抱えている人が多いことがわかりました。

あなたも同じ悩みを抱えていませんか? 自分にはどんな悩みがあるのか、自問自答しながら読んでみてください。

医師の都合に合わせるのが辛い

医療機器メーカーの営業は、医師の都合に合わせないと仕事ができませんよね。アポイントを取るためには自分の都合関係なく、合わせる必要があります。医師も忙しいので、自分が営業の都合に合わせるようなことはしませんしね。

アポが取れればまだ良いですが、取れない場合は病院で出待ちをすることもあるでしょう。

医師の多忙さに振り回されるのは辛いですよね。

医師との付き合いが大変

医師はストレスがたまりやすい仕事です。仕事が忙しくちゃんとした休みがありませんし、患者には変な人もいますからね。

ストレスがたまっているためか、ついつい気難しい態度をとってしまう人もいます。営業相手に少し横柄な態度をとる人もいるでしょう。些細なひと言にカッとなって怒ってくる医師もいますよね。

一度医師を怒らせると「お前はもう来んな!」と、会社ごと出禁を食らうこともあります。

医師との付き合いには気を遣いますよねえ。

激務

医療機器メーカーの営業は激務ですよね。

医師の都合や医療機器のトラブルなどで夜間に呼び出されたり、休日に呼び出されたりすることがあります。仕事終わりも休日もいつ呼び出されるか気が気でなく、体も心も休まりません。

さらにオペの立ち合いで長時間立ちっぱなしということもあります。ネットには「6時間立ち続けた」という声もあるんですよ。

残業は少ないですが、定期的に勉強会が開かれるため参加しないといけません。

勉強会は定時後から、夜遅くまで続きます。

休日にも自主的に勉強しなければならず、プライベートがありません。

仕事が激務、仕事外も忙しい…。

いつ休めばいいんでしょうねえ。

ノルマがきつい

医療機器メーカーにもノルマがありますよね。

営業の仕事には付いて回るノルマ。逃れられないノルマ。達成できないのは営業マンのカルマ…。

医療機器には小型なものもあれば大型なものもあり、値段もピンからキリまでありますよね。大型医療機器で高いものだと10億円を超えます。高価な機器の場合は「1年間で1台」という特殊なノルマが課せられますが、10億円を超えるような商品は1年間で1台売るのすら難しいですよね。

比較的安価なものだと他業界の営業と同じように月間ノルマがありますが、これも達成するのは簡単ではありません。

医師に会える機会は限られていて、出待ちをしていたら1日に会える人数にも限られている。その中でたくさん売るのはなかなかできることではないでしょう。

ノルマ未達になり、詰められたり人格否定されたりすると辛いですよねえ…。

医療機器メーカーの営業にオススメの転職先候補

医療機器メーカーの営業から転職しよう、と決断してこれから転職先を探し始める人もいると思います。

そこで、医療機器メーカーの営業を辞めたい人にオススメの転職先候補を6つ紹介しましょう。

MR

MRは製薬会社で働き、自社の薬の情報を医師や看護師などの医療従事者に提供する仕事です。

MRは医療機器メーカーの営業よりも、医師と関わる時間が少ないためオススメ。

医療機器メーカーは手術現場に立ち会ったり、手技をレクチャーしたりしますが、MRは自社製品の説明・提案をするだけですからね。

それに、最近は非対面型MRもあります。

医師への対応に不随するストレスから逃れたいという人は、経験を活かしてMRに転職するのが良いのではないでしょうか。

ただ、MRは無資格でも採用してもらえますが、採用後に「MR認定試験」を受ける必要があります。

法的に認定試験に合格しないと仕事ができない、とされているわけではないんですよ。だけど、認定試験をパスしていない人にはMRとして仕事をさせないという方針を、ほとんどの製薬会社がとっているんです。

就職後に猛勉強しないといけないことは覚悟しておきましょう。

医療機器のリース会社

医療機器のリース会社の営業の仕事は、医療機関に対して、医療機器を提案して導入計画を立てる手伝いをすることです。

医療機器のリース会社の営業になれば、医療機器メーカーの営業経験をそのまま活かせます。ノウハウも、知識も、リース会社で重宝されますからね。リースは未経験だとしても、その経験と知識を高く買われ、高い給与水準で採用されることもあるのではないでしょうか。

リース会社のメリットは、「販売」を行う医療機器メーカーに比べて「契約を得やすい」ということです。

特に大型機器は買うよりもリースで利用するほうが、病院にとっては手軽ですからね。

リース会社に転職すれば、「売れない」という悩みから解放される可能性が高いです。

医療事務

医療事務の仕事内容は受付・会計対応と、診療報酬請求作業です。

医療事務は病院やクリニックなどの医療機関に勤めるため、医師や看護師、薬剤師などの医療職の人と関わる機会が多いんですよ。立場が違う人との付き合い方、医師との付き合い方を心得ている医療機器メーカー営業には向いている可能性が高い。

年収は300~350万円前後が相場なので営業よりは落ちますが、その分医療機器メーカーの営業の悩みを解消しやすいです。

ノルマはもちろんありませんし、営業ストレスとは無縁だし、残業もあまりありません。休日もしっかり休めますよ。

医療秘書

医療秘書は受付や診療報酬請求業務に加えて、医師のスケジュール管理や医師のために論文検索するなど「医師をサポートする役割」を持ちます。

医療秘書に活かせる医療機器メーカー営業の経験・能力は、「立場の異なる人との付き合い方、医師との付き合い方のノウハウ」「コミュ力」と「調整力」です。

医療秘書は事務仕事にプラスして医師のサポートをする役割もありますから、当然コミュニケーション能力が求められます。さらに、医師や看護師などとの間を繋ぐために調整力も必要とされるんです。

給料は医療事務とあまり変わりませんが、よりたくさんの経験を活かしたい人にはオススメですよ。

治験コーディネーター

治験コーディネーターの仕事は治験を実施する際、医療機関や製薬会社、被験者らの間に入って治験がスムーズに進むように調整することです。

治験コーディネーターは、医療系職種との関わり方を理解している人が有利になります。仕事を進める中で、医師や看護師、薬剤師などさまざまな職種の人と深く関わりますからね。彼らの間を取り持つにはそれぞれの扱い方を理解していないといけません。

医療系職種との関わり方への理解に加え、医療関係の知識もあるため、医療機器メーカーの営業は治験コーディネーターへの転職に有利です。

専門的な仕事をしながら、ノルマなど営業活動のストレスから解放されますよ。

商社マン

商社マンの仕事は簡単に言えば、商品を売るための営業活動。

商社マンは営業経験を活かせる転職先候補としてオススメです。

医療機器を扱う商社に転職するのもアリですね。

商社はメーカーと違い、さまざまな企業の商品の中から顧客にあったものを提案することができます。選択肢が広い分、顧客それぞれの要望に合った商品を見極める力は必要になるものの、それさえ見抜ければ契約は取りやすいです。

もちろん、他の商材に転職して悩みを解消する選択肢もあります。

商材が変われば顧客との付き合い方も売れやすさも変わるため、医療機器を扱う商社よりも現在の仕事の悩みが解消される可能性は高くなるのではないでしょうか。