中卒ニートの就職戦略【おすすめの仕事、就職活動の立ち回り方など】

中卒ニートは大卒や高卒のニートに比べると、選べる仕事の幅が少し狭くなります。

ただ、それでもしっかり稼げて今後ずっと食うのに困らなくなる仕事に就ける可能性はあります。

そこで、中卒ニートはどんな仕事に就くことができるのかということを軸に、僕から中卒ニートの就職戦略を紹介したいと思います。

高認を取ったほうがいいのか?

高認を受けるには科目に応じた費用を払う必要があります。7科目以上は8500円、4科目~6科目の場合は6500円、3科目以下なら4500円です。これだけだと安いけれど、勉強するために参考書などを買うならもう少しお金がかかります。

そして、合格するには半年から1年くらいはかかると言われているんです。

さて、この高認を就職を考えている中卒ニートが取るべきかどうかですが…。

まず、高認は「高校を卒業した人と同程度以上の学力を認定するための試験」なんです。合格したら大学・短大・専門学校の受験資格が得られますが、進学しなかった場合は最終学歴が中卒のままになるんですよ。

そのため、高卒以上を条件として採用活動をしている企業には、高認を取っても就職できないままです。

高認があるからと言って仕事の幅が広がるわけではありません。

ただ、高認を取得するという前向きな行動を評価してくれる企業はあります。

必ずしも高認を取るのが無駄とは言えませんが、「取るべき」とも言い難いです。

結局、「取りたいなら取った方がいい」だろうし、「取りたいと思えないなら取る必要はない」のではないでしょうか。

中卒ニートは手に職を付けた方がいいという話

手に職を付けるということは、仕事をする上で必要な資格や技能を得るということです。

資格や技能を得ることで「〇〇士」や「〇〇職人」などの看板が手に入るようになります。需要がある仕事ならば、その看板を立てているだけで就職先や転職先に困らなくなるんです。

中卒という学歴も、そこからは特に無関係になります。

そして、看板を得るための「試練」と言えるようなことは、中卒ニートにも大卒ニートにも等しく課せられるんです。

資格の場合は試験が試練ということになります。資格が必要ない特殊技能の場合には、見習いとして働きながら技能を学ぶということが試練になるでしょう。

働きながら技能を学ぶ場合、中卒ニートだろうと関係なく「向き不向き」により採用可否を判断されることが多いです。就職をなるべく急ぎたいのなら資格を取得するよりも、見習い的な働き方のほうが良いと思います。

以上のことを考えると、中卒ニートが高卒者や大卒者をおさえて活躍するためには、資格や技能という手に職を付けることが効果的と言えるのではないでしょうか。

中卒ニートにオススメしたい仕事

1.料理人

料理を仕事として極めた人のことを料理人と呼びます。

料理人になるには、まず飲食店に就職して料理の実務経験を積む必要があるんです。飲食はどこも人手不足のため、ニートだろうと関係なく積極採用している会社が多いんですよ。中卒可という求人もたくさんあります。

以上のように就職ハードルが低いということが、中卒ニートにオススメしたい理由の一部です。

そして、2年の実務経験を経た後は調理師免許を取得することができるようになります。合格率は60%前後という受かりやすい国家資格です。これを取得すると給料が少し良くなるだけじゃなく、調理師としての技術や知識と経験があるという証明になります。

それから転職することで店のグレードを上げるなどして、さらなる修行が積めるでしょう。そうすれば年収も高くなります。

一流料理人の年収は1000万円はあると言われているくらいだから、極めれば稼げる世界なんです。

果てには独立開業も考えられるわけですよ。

中卒ニートからでも就職しやすくて、キャリアを積み重ねていけばたくさん稼ぐことも独立開業することも夢ではなくなる…。それが料理人を推したい最大の理由というわけです。

2.工場の仕事

工場の仕事は求人数が多く、そのほとんどが学歴不問となっているのが中卒ニートにオススメしやすい理由のひとつです。

さらに、手に職を付けたい場合には「溶接」という選択肢があります。溶接の資格にはさまざまな種類がありますが、ガス溶接技能者という資格は18歳以上なら誰でも「講習を受ければ」取れるんです。

実務経験すら必要ないんですよ。

しかも、受講料は16,200円程度とそんなに高くありません。

その資格を取得しておけば、溶接工として中卒ニートという肩書なんて関係なく仕事に就くことができるようになります。年収も工場のライン工などに比べると高く、400万円以上が十分狙えるようになるんです。

モノづくりが好きな人には特にオススメですよ。

また、貯金しながら今後のキャリアをじっくりと考えたいという人には期間工という選択肢もあります。

寮付きで一定期間働けるため、自立を考えている人にもぴったりです。それに、食堂の利用などで生活費を抑えることができますし、そもそも給料が高いので期間工をしているだけでかなりのお金が貯まります。

満了金というボーナスもありますしね。

1年期間工として働いて200万円以上貯金したという人もいますよ。

3.自動車整備士

自動車整備士は、整備工場や民間の車検場・ディーラーなどの中で認証工場や指定工場として認められているところで1年以上働くことで取得可能になる資格です。

実務経験を得るための1年間には、簡単な整備作業を行います。たとえば、タイヤ交換やエンジンオイルの交換などですね。これらの作業は特に資格が必要ないので、適性があれば誰でもできるんです。

そういう仕事をして資格を取ることで、本格的な整備ができるようになります。

そして、整備士の資格には3級・2級・1級とグレードがあるんです。

3級の合格率は大体53~71%ほど、2級は36~93%ほど、1級は31.6%ほどとなっています。

段階的に行える整備の範囲が広くなり、1級になると全ての整備が行えるようになるんです。

また、自動車整備士の年収は380~450万円程度と言われています。多くの整備士が2級で働いているんですよ。つまり、1級を取ればこれよりもっと稼げる可能性があるということです。

それに、整備士は人手不足の状況が続いているため、多くの求人が「中卒OK」「無資格OK」としています。

中卒ニートの中でも、特に車に興味がある人には、オススメですよ。

4.建築関係

建築関係には、さまざまな仕事があります。

どの仕事も中卒ニートだろうと関係なく採用される確率が高いですが、「手に職を付ける」という観点でオススメを語るなら次のような仕事になるでしょう。

左官、塗装工、電気工事士。

そのどれもが技術力が必要だけれど、世間からの需要が高い仕事たちです。それぞれの仕事内容などを簡単に紹介しましょう。

まず、左官の仕事は「建物の外壁などに土やモルタルを塗って仕上げをする」ことと「タイルやレンガを付けるための下地を作る」ことです。給料は日給ベースだと1万円、月給20~25万円程度、年収にすると300~350万円あたりが一般的となっています。

そして、塗装工はその名の通り「建物や工作物」に塗料を塗るのが仕事。これは見栄えのほかに「防水」「紫外線防止」などの役割も担っています。

左官と同じく学歴・資格・年齢による制限がありません。平均年収は450万円ほどと、左官よりも高めの水準です。

また、左官と塗装工は資格が無くても働けますが、電気工事士は資格が無いと電気工事ができません。

中卒ニートから電気工事士になるときには、電気工事士見習いとして就職し、働きながら第二種電気工事士の資格を取るのがオススメです。一応、就職前に資格を取ることもできるけれど、就職後なら会社の資格取得支援が使えますからね。

そうして第二種電気工事士を取れば電気工事が行えるようになり、経験を積めば独立開業もできるようになります。

年収は400~500万円程度と結構高めです。

5.夜の仕事

手に職を付けるのとは少し違うかもしれませんが、夜の仕事は学歴や職歴などほとんど関係なく採用される確率がとても高いんです。その上、中卒ニートが就職1年目で年収350~400万円を得ることが十分可能になります。

中卒ニートがなるべく時間をかけずに高収入を得ようとすると、選択肢は自ずと夜の仕事に絞られると言えそうですね。

夜の仕事には、「風俗店やキャバクラの男性スタッフ」「ホスト」「キャバクラの女性キャスト」「ガールズバー」「ラウンジ」「普通のバー」などさまざまな仕事があります。

ここで一点注意して欲しいことがあるんです。「普通のバー」で働く場合、他の夜の仕事と比べれば最初のうちは年収が低めになります。未経験の場合は月収18~20万円程度から始まることが多いです。

ただし、バーテンダーという「手に職」が付く仕事に就くことができるようになります。手に職を付けながら経験を積んでより良い会社に転職したり、開業したりすれば年収500万円以上も可能になりますよ。

個人的には、中卒ニートにはコミュニケーションに不安があるとしても「バーテン」をオススメしたいです。最も健全な仕事であるということもそうなんですが、手に職が付くという点が最も高いオススメポイントですね。

そこから高級レストランに就職したり、開業したり、高い接客技術を活かしてホテルマンになったり…。キャリアが幅広く広がるというのが特に良いところです。

風俗のスタッフなどは「面接で語りにくい」ため、良い経験が得られたとしてもそれをアピールするのが難しいのでキャリアの広がりはイマイチなんですよ。

だから、「とにかく早く稼げるようになりたい」という人以外には、夜の仕事ではバーテンをオススメします。

非正規雇用から正社員登用を目指す道がある

これまで中卒ニートは手に職を付ければ良いということや、中卒ニートだろうと採用率が高い仕事などを紹介してきました。

それでも選考に落ち続けることがあると思います。学歴不問の求人が多い仕事と言っても、高卒以上の学歴を持つ人が同じ会社の面接を受けた場合、中卒者が落とされることがありますから。

それに、経験者とニートが戦った場合にも負けることがあります。

そういうような都合から「どうしても就職できない」となったとき、非正規雇用から正社員登用を目指すという道があることも覚えておいてください。

遠回りのように感じるかもしれませんが、かえってそれが近道になることだってあります。

また、高卒以上の学歴が求められる仕事に就きたい中卒ニートの人が、正社員を目指す方法としても非正規雇用から始めるということは念頭に置いておきましょう。

それが、中卒ニートの最終戦略です。

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これを読んでいただけば、自信を持って就職活動を始めることができると思います。ぜひ参考にしてみて下さい!

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