ニートから一発逆転したいなら、「電気工事士」という選択肢はかなりおすすめです。

「手に職を付けたい」「将来もニートにならず安定して過ごしたい」という願望を持つ人にとって、電気工事士はぴったりな仕事ですからね。

ニートが電気工事士になると稼ぎが保証されるだけでなく、将来的なキャリアだって考えられるようになります。

そんなニートからの電気工事士への就職について、知っておいて欲しいことを徹底的に語りましょう。

ニートが電気工事士になるメリットは3つ

  • 食いっぱぐれない
  • 採用されやすい
  • それなりに稼げる

電気工事士は、食いっぱぐれることがない!

そりゃそうですよね。

この世に電気設備がある限り、それを工事・メンテナンスする電気工事士は必要ですから。

そんな大事な仕事なのに、人手不足なんですよ。

電気工事をするには資格が必要だし、そもそものハードルが高い。それに、時代がITに向かっている中で電気工事士のような現場仕事をやりたいという人は少数派ですから。

だからこそ、ニートの採用ハードルは低くなるんです。

しかも、電気工事士というのはそれなりに稼げる仕事。

企業で働いている第二種電気工事士だとしても、500万円前後は稼げます。第一種電気工事士を取得すれば、600万・700万円稼ぐことも可能です。

ニートが社会復帰のために就職しやすくて、一生食いっぱぐれることなく、500万円以上を安定的に稼げる仕事というのはそんなに多くありません。

そこに大きな魅力を感じるのなら、電気工事士になる道を本格的に考え始めても良いと思います。

ニートから電気工事士を目指すなら「見習い」として就職するのがベスト

資格を取得してから就職活動を始めようとする人が多いかと思います。

その気持ちはわかるんですが、資格取得前に見習いとして就職することをオススメします。

先輩の仕事を間近で見ることができたり、教えてもらえたりするので、資格取得の成功率が格段にアップしますし、職場によっては資格取得支援を受けることもできますよ。

1.電気工事士の見習いの仕事内容

電気工事は、資格が無いとできません。

じゃあ見習いのときには何をするのかというと、雑用と事務処理です。

先輩に付いてまわって、工具・資材・機材の運搬をしたり、工事中に先輩に手渡したりするのが現場での仕事。あとは、現場まで車を運転することが多いですね。そのため、電気工事見習いの求人には「要普通免許」と書かれていることがほとんどです。

そして、仕事のスケジュール・工事の工程などの書類を作成したり、整理したりするのも見習いの仕事。

あとは、先輩たちの御用聞き全般を行います。

2.電気工事士の見習いはきついのか

電気工事士の見習いはきついと言われていますが、きついのは仕事内容というより扱いですね。

資格が無いうちは一人前ではないため、下っ端として結構雑に扱われることが多いんですよ。とにかく仕事に関係ないような使い走りをやらされたり、飲みの席でひたすら酌をさせられたり…。

ニート上がりの人にとっては、それが屈辱的と感じるかもしれないし、辛いと感じるかもしれない。

だけど、資格を取れば扱いが変わります。そのときのことを思って、虎視眈々と耐えられる人にこそ電気工事士の仕事は向いていると言えるのではないでしょうか。

3.電気工事士の見習いの給料はどれくらいか

電気工事士の見習いは、だいたい日給にして6000~10000円程度が相場です。そして、日給とは別に交通費や残業代などが出ます。年収にしてみると、250~300万円程度と言ったところでしょうか。

見習いだからと言って、給料が特に低いということではないと思います。

むしろ雑用メインとしては、結構貰えるほうではないでしょうか。

4.求人探しのポイント

業界・職種未経験歓迎、資格取得支援ありを重視しましょう。

資格取得支援を使えば、会社が資格取得費用を負担してくれたり、勉強会を開いてくれたりします。支援方法や内容は会社によって異なるので、どういう支援を行っているのかを、面接時にしっかり確認しておくことが大切です。

どういう支援にしても、無いよりは有るほうがいい。

出来れば、金銭的支援をしてくれる会社がいいですね。

また、資格手当の有無やその金額、休日・休暇制度も見ておきたいところです。

ニート上がりが休みが少ない会社に入るのは、挫折の危険が高いから。

ただ、電気工事の業界は完全週休2日制・土日両方休みというのは少ないんです。特に、先ほど挙げたような条件を重視しながらだと、ほとんどありません。

実際の求人を見ると、週休1日または隔週休2日制という休日の取り方をしている会社が多いんですよ。

隔週休2日制というのは、2日休みの週と1日休みの週とが交互にある働き方のことです。

完全週休2日制を狙いながら、隔週休2日制の求人も集めておくのが現実的。

そして、隔週休2日制の求人の中から有休・夏季休暇・年末年始休暇・休日出勤の代休などを用意している会社を探し、なるべく休日が多くなるようにしましょう。

資格取得後のキャリアプランの例を見てみよう

まず、見習いとして実務経験を積み、会社の支援を得ながら第二種電気工事士の資格を取得します。

これを取得することで、住宅・小規模店舗の電気設備工事ができるようになるんです。そこからさらに3年以上の実務経験を積むことで、認定電気工事従事者認定講習を受けられるようになります。

この講習を修了すると、自家用電気工作物の工事を600V以下までなら扱えるようになるんですよ。

自家用電気工作物というのは、簡単に言えば自家用発電機などのことです。メインは太陽光発電機ですね。

そして、自家用電気工作物の経験を積みながら人脈を広げれば、独立開業の道も開けます。人脈が必要なのは、電気工事士としての独立には機材などの準備が必要だからです。

独立すれば、フリーランス・一人親方として、今まで以上に稼げる可能性がある! これが、電気工事士の資格取得後のキャリアプランのひとつです。

また、とりあえず第二種を取った後に、第一種を取得する道もあります。

そうすれば、工場やビル・商業施設の電気設備など、最大電力500キロワット未満の設備も扱えるようになるんです。

ここまでくれば一人前の電気工事士と言えるし、ますます食いっぱぐれがなくなり、待遇も高くなります。

その後、電気工事施工管理技士の資格を取得すれば、なお良い。

これはかいつまんで言えば「現場監督になれる資格」ということです。

この資格には、2級と1級とがあります。

違いはいろいろあるけれど、ザックリ言えば「1級のほうが大きな電気工事を受け持つことができる」ということ。

それは、1級のほうが稼げるということでもあります。

2級を受けるには指定学科の大学や専門学校を出た場合でも1年以上、指定学科以外だと1年半の実務経験が必要です。

高卒だと、指定学科で3年以上、指定学科以外4年半以上。

1級は、指定学科の大学・専門学校なら3年以上、それ以外だと4年半かかります。そして、高卒が1級を取得しようと思えば、指定学科でも10年以上、それ以外だと11年半と、かなり長い道のりを要するんです。

ただ、1級を取れば業界では向かうところ敵なし!

僕としては、2級から1級と段階的に取得していくことをオススメします。

以上、電気工事士としてのキャリアプランは「独立」か「現場の責任者」かのどちらかになるというわけです。

脱ニートするだけじゃなく、その後が不安という人はどちらの道に進むのかをしっかりと考えておきましょう。

電気工事士に興味があるニートにオススメな他の仕事の選択肢

  • 警備員
  • 建設業
  • 測量士
  • トラックドライバー
  • タクシードライバー

電気工事士に興味がある人は、上記の仕事に就職してもうまくいくと思います。

警備員はニートからの就職ハードルがこの中では最も低く、ビルの守衛などに関わる仕事という共通点がありますからね。基本的に僕は電気工事士になるなら見習いからと言っていますが、どうしても資格を取ってからにしたいなら警備員をしながら勉強するのもアリです。

あとは、手に職を付けたいという人のために測量士も候補として挙げました。電気工事士のように補助的な仕事から無資格で入社できるし、資格を取ればそれなりに稼げますからね。それに、やはり食いっぱぐれが無い仕事です。

ドライバー系に関しては「自分の裁量で稼げる」という仕事として、オススメします。

以上を視野に入れながら、ニートをしている自分の状況や自分の希望などを含めて、就職先を決めましょう。