イラストはゲームや出版物などにおいて、人を楽しませ、想像力を掻き立る、大切な役割を担っています。

イラストレーターはそんなイラストを制作する、やりがいのある仕事です。

だけど、給料が低い、嫌なクライアントが多い、締め切りに追われ続けて体を壊しがちになる、など悩みが尽きませんよね。

イラストレーターを辞めたいと考えている人もいるのではないでしょうか。

今回は、イラストレーター(正社員・フリーランス)の各種悩みを解決するためのポイント、おすすめの転職先などを紹介します。

ぜひ参考にしてみてください!

【みんなの声を調査】イラストレーターを辞めたい理由

  • 単価が低い
  • 相場より圧倒的に低い単価を提示するクライアントが多い
  • 嫌なクライアントとのやり取りがストレスになる
  • 締め切りに追われ続けるのがストレスになる
  • 描きたいもの、得意分野のイラストを描くことができない
  • 寝不足で生活が不規則になりがち
  • 腱鞘炎になりがち

これらがイラストレーターにありがちな悩みです。

次章から、これらの悩みを解消するためのポイントを紹介したいと思います。

【イラストレーターを続けたい人向け】各種悩みを解決するためのポイント

年収が低くて悩んでいる正社員イラストレーターへ

正社員イラストレーターの年収相場は300~400万円程度です。

ただ、業種や企業によって年収の水準は微妙に異なります。

ゲーム会社は500万円以上の年収を提示する求人が多く、高年収を狙いやすいです。

さらにゲーム会社は、「イラストレーター兼アートディレクター(AD)」を、年収600万円や800万円という高年収で募集しています。

ADにスキルアップすることも視野に入れておきましょう。

また、企業によって「手当」の充実度も変わります。今と基本給は変わらなくても、手当が充実している会社に転職すれば、給料は高くなりますよ。

たとえば、イラストレーターには「深夜勤務手当」「休日勤務手当」を出す、という求人があります。夜間作業や休日作業をしがちなイラストレーターだからこそ、この手当の有無によって給料に大きな違いを生むのではないでしょうか。

不安定な収入に悩んでいるフリーランスのイラストレーターへ

フリーランスイラストレーターは、収入が不安定ですよね。

そのうえ、単価が高い仕事は少ないです。

個人のクライアントの場合。依頼内容はSNSで使用するアイコンの作成、Vtuberの2Dモデル制作、趣味で投稿している小説のイラスト制作などさまざまです。

アイコン作成の単価相場は1枚3000~5000円。

2Dモデル制作は個人だと5000円から、高くても5万円までというのが相場です。WEB小説のイラスト制作もやはり数千円単位。

中にはこれらの依頼を数百円で請け負うイラストレーターもいます。

企業の仕事であればイラストの使用目的によってさまざまですが、WEBコンテンツ内の挿絵で5000~1万円、本の表紙で10万円程度が相場です。

企業は比較的高単価にはなりますが、競争率が高く、仕事を取るのは簡単ではありません。

フリーイラストレーターをしていて、「稼げていない」「収入が不安定で辛い」と感じている人もいると思います。

正社員になると「1件あたりの単価」ではなく「月給制」の給料になるため、収入が安定しますよ。

一度、正社員として転職することを検討してみてはいかがでしょうか。

自分が描きたいイラストを描かせてもらえず悩んでいる人へ

企業によって、制作するイラストの特徴が異なる傾向があります。

たとえばソーシャルゲームを制作する企業の中には、「擬人化萌え系」が得意な企業があれば、「リアルなモンスター」が得意な企業もありますよね。

もちろん、広告会社や出版社などにもそれぞれの特徴や得意分野があります。

別の会社に転職すれば、自分の描きたいものを描けるようになる可能性があるんです。

気になる求人を見つけたときに、求人先企業の制作実績を詳しく調べてみてください。そして自分に合ったイラスト制作ができる会社かどうかを、じっくり見極めましょう。

【イラストレーターを完全に辞めたい人へ】異業種・異職種のおすすめ転職先を紹介

イラストレーター以外の仕事でもイラストレーター時代に培った経験を活かせます。

これから「イラストレーターの経験を活かせる転職先」を4つ紹介するので、参考にしてみてください。

1.デザイナー

一般的にイラストレーターは「デザイナーが制作したデザイン」を元に、イラストを制作する仕事です。

ただ、近年は「デザインとイラスト制作」を同じ人が通して行うことも多いですよね。

また、イラストレーターを養成する専門学校ではデザインの講義も行うことが多いです。

「イラストレーターにもデザイン能力が備わっている」と、考えられます。そのため、イラストレーターはデザイナーに転職できる可能性が高いんです。

2.画像の加工・編集スタッフ

illustratorの使用経験があれば、画像の加工・編集スタッフに転職できますよ。

画像の加工・編集スタッフは、ブライダル業界や、ECサイト運営会社、写真スタジオなどで募集されていることが多いです。正社員なら年収は300万円~350万円程度が相場となっています。

中には400万円以上の年収を掲示している求人もあるんです。

高年収とは言えないものの安定して稼げる仕事のため、おすすめですよ。

3.一般事務職

一般事務職にillustrator使用経験を活かせます。

一般事務の業務は資料作成がメインです。作成する資料はさまざまですが、「カタログ」など画像を使う資料が必要な会社は、illustratorを使うことができる人を事務員として数名雇うことがあります。

この場合、他の事務員より給料が少し高くなる傾向があるんです。

また、事務職は残業が少なく、イラストの仕事を副業にしたい人には特におすすめですよ。

4.企画職

イラスト制作では、コンセプトやクライアントの意向などを理解してアイデアを発想しなければなりません。

商品企画やサービス企画でも同じです。

会社ごとに「こういう商品を作りたい」「わが社は〇〇を信条とする」というコンセプトを持っています。顧客も当然「こういう商品があればいいな」という需要を抱えているんです。

それらを無視した商品・サービスを作ってしまうと、企業イメージが損なわれる、売れない、などの不都合が生じます。

そのため企画でも、イラストレーターの「背景を理解してアイデアを発想する能力」を活かせるのではないでしょうか。