みずほ証券について調べると、「リストラ」「潰れる」などの不安を煽られるようなキーワードが出てきます。ただ、それは証券会社全体の現状というもので、みずほ証券に限った話ではありません。

じゃあ、みずほ証券特有の「退職理由」とはなんだろう? とVorkersキャリコネカイシャの評判という企業口コミサイトを使って調べてみました。

そこで集められた声をもとに、今、みずほ証券を辞めたいと思っている人の転職戦略を考えてみたいと思います。

みずほ証券は同業他社に比べて「年収が低い」と感じる

同業他社に比べて、みずほ証券は年収が低いという口コミがかなり多く寄せられています。検索キーワードにも「みずほ証券 年収 低い」と、すぐに出てくるほどです。じゃあどうして年収が低いのか?

原因のひとつは、ボーナスが他社よりも低いということです。

入社2年目からは、営業の成果に応じてボーナスが決められます。そして、その評価基準などは支店長により異なるんです。営業の成果がよくても支店長の方針により、別の支店とのボーナスの差が生まれてしまいます。

評価制度がハッキリしている同業他社と比べれば、確かに低くなるのは納得ですね。

また、目標を100%達成しても評価されないという問題もみずほ証券は抱えています。

評価を上げるためには、達成率130%以上にならないといけないんですよね。そのために営業戦略や営業予定を緻密に組み立てたいところですが、新商品の案内が月末ギリギリになってわかるためそれが難しく、達成率を上げにくくなってしまいます。

さらに、働き方改革の推進で「残業はダメ絶対」という指令が出ているんですよね。

それは良いことのように感じられますが、残業手当が無ければ月給はほとんど基本給の水準同等となり、年収が低くなります。さらに、残業禁止を推し進めている割には業務量が増加しており、無理矢理感が否めません。

現場の状況を無視した、世間受けと人件費削減のための働き方改革になってしまっています。

以上のような理由から、全体的に年収が同業他社より低いというわけです。

もし、証券会社の仕事自体に不満が無ければ、同業他社に転職することをオススメします。

証券会社の仕事自体にも不満があるのであれば、その経験を活かして違う業種の営業職やコンサルタントなどに転職することで年収を上げましょう。転職では、自分の市場価値次第で年収を上げることができますから。

130%は達成できずとも、100%に近い達成率をコンスタントに実現している人は特に、今より大幅な年収増加が見込めるのではないでしょうか。

営業の体制に「ついていけない」と感じる

営業体制に関する不満は、新商品の案内が遅い件以外にもあります。

その最たる例が、「お願い営業」「土下座営業」です。数字が達成できていればそういうことをする必要はありませんが、支店が少しでも数字に追われ始めると、そういう営業方法を上司により強要させられる支店が多数あります。

証券会社の営業は「コンサルティング営業」と言われているものの、お願い営業や土下座営業はそこからほど遠い手法ですよね。

そこに「付いていけない」と感じる人が多いのでしょう。僕がその状況にいても、同じことを思うはずです。

また、みずほ証券には一見幅広い商品があるように思えますが、売るのはリスク商品のみという会社の営業方針があります。それもコンサルティング営業という意味合いを薄くしている原因でしょう。

実質的に選択肢が無く、提案というよりも押し付けですよね。

そういうところに「付いていけない想い」だけでなく、罪悪感を募らせる人も多いです。

営業の体制に疑問と不満を抱いているのであれば、これ以上働き続ける意味はないように僕には感じられます。

自分が納得できる営業活動を行える会社を探した方が良いでしょう。そうすると、証券会社は転職先候補に入らない可能性が高いです。証券会社は、現在、どこも似たように「お願い営業」を盛んに行うようになっていますから。

個人的にオススメなのは「コンサルティング営業」という点に着目して、「コンサル会社」や「IT営業」に転職することです。

IT営業は、クライアントの課題を相手が自覚していないレベルまで深く掘り起こし、その解決のためにどういうことをすべきかを提案する仕事。商品の幅は、自社で制作可能なシステムや提供可能なサービスの幅だけあります。

売るというよりも、「こういうことをしたほうがいいですよ」「こういうものを導入したほうがいいですよ」というアドバイスに近いですね。

営業職を続けるならIT営業をオススメする理由は、そこにあります。

事務作業の妨げになるものが多く「動きづらい」と感じる

みずほ証券は何をするにも、動きが遅い組織だという口コミがあります。本社にある担当部署に連絡をしても、なかなか答えが返ってこなくて対応が遅れることがしばしば。緊急性の低い物に関しては数か月も回答を待たされることがあり、何かと動きづらい状況があります。

また、事務にもノルマが課せられていて、何件も電話をかけなければなりません。

電話をかけることができていないときには、その理由と次電話をかける時間を逐一上司に報告しないといけない。事務以外の仕事が多く、事務作業の妨げになるんですよね。

それに、事務の人材を大量離職を前提に大量採用するため、人材が流動していき安定しません。そういうところにも動きづらさを感じる人が多いです。

極めつけが「システム障害」が頻発するということ。それにより、作業を一時中断したり、作業を巻き戻すことになったり…。

事務にとっては働きづらいことこの上ありませんよね。

対策があるとすれば、組織体制や社内インフラの充実度などに気を配って求人を選び、転職することくらいしか無いのではないでしょうか。社内インフラが強い会社ということなら、IT企業・社内SEの部署が強い会社など基準があります。

組織体制に関しては…転職エージェントに頼るくらいしかないでしょう。

転職エージェントには、求人先企業の実態データがあります。意思決定のスピード、対応の早さ・柔軟さなどさまざまな基準から求人を選ぶことが可能です。

そのうえ、年収をアップしたり、休日を増やしたりほかの不満点も解消できます。

働きやすい職場を、じっくりと探してみずほ証券から転職しましょう!