三井住友銀行を辞めたいという人が共感できるだろう「退職理由」を、openworkキャリコネカイシャの評判という企業口コミサイトを使って調べてみました。

すると、三井住友銀行の退職理由は大きく3パターンに分かれるということがわかったんです。そのパターンをそれぞれ詳しく説明しながら、三井住友銀行を辞めたい人が今度どういう行動をとるべきかを紹介しましょう。

センター勤務と支店勤務との不公平感

三井住友銀行は、支店の再編を行っていて、デジタル化に向けて現在は過渡期にあると言えます。そのため、事務を担う現場の人員は削減されているんですよね。後方事務をセンターに集約し、支店ではクレジットの推進や店頭リモート化を推し進めているわけです。

そして、デジタル化により業務負担は減るだろうと、支店の事務・テラーという一般職にも営業のような役回りが求められるようになりました。

ところが…そういう状況にシステムが追いついていないために、支店窓口では客のクレームを受け、隙あらば商品を提案し、煩雑なシステム処理も行わないといけないというのが現状です。

一方、センター所属は「後方事務」に集中している状況。

そのため、センター勤務だと定時退社なのに、支店勤務だと残業は当たり前になっています。

業務内容も不公平感がありますが、業務時間も不公平感が強いということです。

しかも、支店の一般職に営業要素が求められるようになってからも、給料はそれ以前と変わらないんですよね。

また、人事異動はセンター・支店とにかかわらず行われるため、センター勤務から支店勤務になったときには天国から地獄に突き落とされるような気持ちになることでしょう。

以上のような状況から三井住友銀行を辞めたいというなら、転職するしかありません。今後デジタル化が完了すれば、もっと営業と事務との役割の壁は薄くなる可能性があります。

受付の仕事、事務の仕事のどれかに特化して転職を行うほうが、あなたにとっては働きやすいのではないでしょうか。

「業務の理想」と「現実」

銀行業務の理想と現実に悩み、三井住友銀行を辞めたいと語る人が大勢います。

そういう人が銀行業務の理想として語るのは、「お客様の潜在ニーズを掘り起こし、それを叶えるための提案営業を行うこと」です。それは、投資・融資など部門に関係なく、個人法人もまた関係なく、銀行の仕事でお客様にかかわるもの全てに共通する理想だと思います。

ただ、現実には違うんですよね。

ノルマの目標値があまりにも高すぎて、それを達成するためにはお客様に対し「お願い営業」をしないといけなくなります。一方、お願いをしておきながら「お客様が本当に助けを必要としているとき」に助けられるという保証は、銀行業務のどこにもないわけです。

これじゃあ…お客様が銀行を利用するはずが、銀行がお客様を利用していますよね。

また、提案する商品もお客様のためになるものというより、より銀行の利益に繋がりやすいものになっているということもあります。

銀行の仕事はコンサルタント的役割があるはずだけれど、これではコンサル業務により対価を得ているという実感はまるでありませんよね。

以上のような銀行業務の理想と現実に悩むくらいなら、三井住友銀行から転職したほうが良いのではないでしょうか。

あなたの「やりたい営業」「やりたいコンサル」を実現できる業界や会社を探してみてください。

その参考までに、僕から理想の転職先を見つけるための指標を紹介します。

「コンサル営業」「提案営業」を高いクオリティで行うためには、その企業の商品にある程度の需要があり、なおかつ、その企業の経営にある程度の余裕が無いといけません。

その二つを持たない企業の営業は、銀行と同じように「お願い営業」の連発になります。顧客から嫌われながらもお願い営業を続け、利益率の高い商品をたくさん売らなければ、会社の経営が危ういからです。

逆に、需要と余裕があれば、利益率に関係なく顧客の求める商品を売ることで「顧客から好かれる企業」になり、「リピーター」を増やすことに注力することができます。

長期的に見て、それがプラスになるからです。

本当に貧乏なとき、「袋麺のほうがコスパが高く長期的にプラス」と知っていても、「急場しのぎのためにカップ麺しか買えない」ということと似ています。

ミスが許されないという動きづらさ

銀行の仕事は、ミスが許されませんよね。

どんな仕事をしていても、そこにはお客様の資産が絡みます。事務も、営業も、融資担当も、全部門がその大小はあれど「ミスが許されないプレッシャー」と「身動きのとりづらさ」を抱えているわけです。

それがストレスになり、疲弊し、退職する人が三井住友銀行には大勢います。

退職者の口コミの中には、十分転職できる能力と実績を持っているのにも関わらず、「転職できるか不安だ」と辞めたいと思いながらも辞められない状況にある人が身近に多かったという意見がありました。

売り手市場と言われている昨今、銀行出身者を欲しがる企業はたくさんあるでしょう。

そして、転職をしたほうが自分の精神衛生のためには良いのだと自覚しているはずです。それでもどうして転職に躊躇するのかというと…。

ストレスが極限状態にあるために、判断力が失われているということ。

あなたはまだ、そうなっていないのではないでしょうか?

同じようにストレスを抱えていて、もう辞めたいと思うのなら、判断ができなくなる前に転職活動を始めておくことをオススメします。うつ病になる可能性も、高いですから。

自己分析を怠らず、「どうしたい」かを考えることが大事!

三井住友銀行を辞めたい理由を3パターンに分けてそれぞれに転職を勧めてきましたが、三井住友銀行から転職するときにはどのような理由の人でも「自己分析」を怠らないことが何よりも大切です。

そして、「どうしたいか」を考えましょう。

事務の仕事に集中したいのか? お客様対応に集中したいのか? はたまた、理想の業務を追求したいか、ストレスを無くしたいか…。

その答えを見つけることができれば、そこには「転職先の候補」が自ずと姿を現します。

ただ、答えを見つけるのに手間取るかもしれません。

そこで、転職エージェントに相談することをオススメします。

転職エージェントに相談すれば自己分析を手伝って貰えるだけでなく、その答えからどういう業界・職種に転職するのが良いのかを教えてもらうこともできるんです。もちろん、オススメしてもらったものが気に食わなければ、こちらから提案したり、違うものをオススメしてもらうこともできます。

転職エージェントのキャリアアドバイザーと一緒になって、あなたの「こうしたい」を叶える準備をしましょう。

そして、実際にそれが叶えられることがわかったら、そのときが、三井住友銀行を巣立つときです。