仕事でミスをするのって、怖いですよね。

失敗すると怒られる。それは当たり前ですが、それがプレッシャーになって失敗するのが怖くなってしまいます。

一度も失敗したことがない人は、きっと怖くないんでしょうが、一度失敗を経験すると恐怖を感じてしまうのは無理もありません。

そうやってミスが怖くて、精神的に悩んでいる人は多いです。

精神的でなくとも、ミスが怖くて上手く仕事ができないという実務的な悩みを抱えている人もいると思います。

僕も失敗をすることはありますし、失敗を恐れる心は確かにあります。けれども、結果的に僕は失敗を恐れることなく仕事をしています。

ミスが怖くて悩んでいる人に、少しだけアドバイスさせてください。

ミスが怖いのって、なんでだろう?

生きていれば誰でもミスをするのに、ミスが怖いのはどうしてでしょう。

失敗が怖い理由を、以前僕なりに考えてみたことがあるんですよ。僕も失敗が怖いですから、それを克服するために原因を探りました。

怖いと感じる理由ひとつ目は、人の評価が気になるからです。

社会人になると、他人から評価されることが多いですよね。給与査定、賞与の査定、人事考課…。何かと人目を気にして生きていかなきゃいけなくて、社会人は疲れます。

そして、人目を気にするということは「評価を下げたくない」という感情が生まれることでもありますよね。

評価を下げるのはどういうことか? それは「失敗」だ。

だから、失敗が怖い。

怖いと感じる理由二つ目は、上司のせいです。

失敗すると上司に怒られますが、上司の叱り方が下手なせいで失敗が怖くなる人もいます。乱暴な言葉遣いで怒鳴ったり、部署内に響き渡るような大声で怒鳴ったり、執拗に何度も同じ言葉を繰り返したり…。

そうやって下手な怒られ方をすることで、「上司に怒られたくない」と思い、怖くなるんですよね。

怖いと感じる理由三つ目は、自分のせいです。

自分自身に自信が持てないせいで、失敗が怖くなります。大きな失敗をしていないのにミスを恐れて動けなくなる人は、恐らく自信が無いせいでそうなっているんでしょう。自信が無いと、全てを悲観的に捉えがちになりますよね。

僕なんて、どうせ何やっても…。

僕はだめなやつだから、失敗するんじゃないか?

そんな風に悲観して、そして…動けなくなる。

僕が思うに、ミスが怖い心理というのは、これら三つのいずれかが原因となっています。人によっては全部かもしれませんね。

自信が無い人は他人の評価を気にして怖くなることもあるでしょうから、ひとつ目と三つ目両方に当てはまるという人も多いんじゃないでしょうか。

そう…。

ミスが怖いという心理は、「上司」か「自分」のどちらかに原因があるんです。

そして、自分自身に原因があるパターンが多い…。それなら、自分自身の心がけひとつで自体を好転させることもできるんじゃないでしょうか。

そこで、僕が日頃行っている「失敗を過剰に恐れないための心がけ」を紹介します。

成功したことをメモする

人は、失敗すれば成功もする生き物です。今日、何かひとつでもいいから、どんなに小さくてもいいから、「成功した」と思うことをメモしてみましょう。

「朝、いつもよりスッキリ起きられた」「電話応対で噛まなかった」「今日も会社に行けた」

これらは、当たり前のことだと思うかもしれません。けれど、これも成功したことのひとつです。毎朝同じ時間に起きて会社に行くだけでも、凄いことだと思いませんか?

会社員だと周りのみんながそうしているから「当たり前」に感じますが、それが苦手で正社員にならない人だっているんです。

朝起きるのが苦手で失敗を繰り返して、夜の仕事をしようと考えた人もいます。

その人からすれば、朝起きれるだけでも「成功」ですよね。

もちろん、夜の仕事に変更することで自分の向いている仕事に出会えたというのも、成功です。自分からすれば当たり前のことでも、別の環境にいる人からすれば「凄い成功」だったりするんですよ。

だから、僕たちは毎日毎日、ちょっとした成功を積み重ねています

その数に比べたら、失敗の数なんて取るに足りないはずです。

自分を客観的に見つめて「これは成功だ」と思えることをメモしてください。

一度メモしてみれば、自分がどれだけ成功を積んでいるのか、それに比べて失敗の割合がどれだけ小さいものなのかが、わかります。

これで、精神的に楽になりますよね。

失敗を恐れることが原因で実務的に困ることも、なくなるでしょう。

「成功なんて…」と思う人は、自分が普段している行動を全て「○○した」ではなく「○○できた」と言い直してみてください。そうするだけで、自分の行いのほとんど全てが成功体験になりますよ。

転職を盾にとる

これは最終手段かもしれませんが、転職を考えるというのも失敗が怖い状態から克服する手段として良いですよ。

自分が原因で精神的に悩んでいるというより、「失敗が怖くて動けない」「実務的なことで悩んでいる」人に転職をオススメしたいです。

精神的に悩んでいる人でも、上司が原因なら転職すると良いでしょう。上司が変わるだけで、失敗が怖くなくなるということもありますよ。

僕も転職をしてからは、失敗が怖くなることはほとんどありません。小さな成功をメモする癖を付けたということもありますが、自分に合った職場で仕事をすることで恐怖を克服しました。

そして何よりも、自分に合った職場で働くと、実際のミスが減ったんですよ。

だから、転職で実務的な悩みも精神的な悩みも、両方解決できます。

どうしても自分自身の力だけでは恐怖を克服できない、悩みを解消できないのであれば転職をしましょう。それだけで、事態は好転するかもしれませんよ。

好転しない可能性もありますが、今の職場にいるより、状況が良くなる可能性があるところに飛び込んでみるほうが、良いではありませんか。

失敗が怖い。

けれども、一番怖いのは「失敗する未来」を想像して臆してしまい、動けなくなることです。

だから、動けなくなる前に、動けない状態から脱却するためにも転職という「行動」を起こすことは大事だと僕は考えています。

そうは言っても、最初から「転職しよう」と思って行動できるなら最初から悩みませんよね。

まずは、「いつでも転職できる」という意識で仕事をするところから始めましょう。転職という最終手段があることで、少しは怖くなくなるはずです。転職を盾にとってやるんですよ。

僕が思うに…。

ミスが怖くて悩んでいる人は、何かを盾にとればいい!

小さな成功でもいいし、転職という選択肢でもいい。盾は、最強の矛だ。