激務、圧倒的激務…ッ!

建設業界全般激務だけど、作業員なんて特にヤバイですよね。家の近くで工事をしているとき、毎日同じ顔の人が働いていることがありました。

平日・祝日関係なく、同じ顔ぶればかり見て、たまに休んでるなあと思う程度。

実際、辞めたいと思っている人も多いのではないでしょうか?

そこで、よくある悩みを分析しつつ、転職経験者の僕なりにおすすめの転職先を考えてみたいと思います。

いつ休んでるの?

僕が常々疑問に思っていたこと、「建築作業員の人たちは、いつ休んでいるのか」を実際に建築現場で作業員として働いている人に聞いたことがあるんです。家の近くで工事している人と偶然少し話すようになったので、失礼を承知で質問攻めにね…。

「俺は休み日曜日だけだな。工事が遅れてるときは日曜日でも工事する」

その工事現場は日曜日だけ作業が止まっているようだったのですが、全く作業しない日にしか休めないなんて…。しかも、一週間で唯一の休みすら潰れることがあるとは、驚きました。

そして何よりも驚いたのが、求人には完全週休2日と書かれることが多いということです。

実際休みは週に1日しか無いのに、求人では完全週休2日制と書かれている。

騙されたと感じながらも皆働くけど、結局は休日が少ないのを理由に辞める人が多いんだそうです。建築作業員の仕事を辞める人の大半が、この理由だとか。

仕事柄休めないのは仕方がないけど…。

それなら最初から求人にそう書いとけよ!!

現場作業の辛さ

休日について質問したら、作業員さんは数々の愚痴をこぼしてくれました。

その愚痴は、現場職の辛さを表現していたんです。

休日も仕事をして当たり前、残業をするのも当たり前。体力を酷使して馬車馬のように働き、普段現場に出ない管理職たちに高圧的な態度を取られる。

それもこれも当たり前のこととして受け入れなければ、この業界では生きていけない…。


なんだか、奴隷のようですよね。

体力仕事だけしていれば良いのならまだ楽かもしれませんが、建築の仕事は体力を使うだけじゃありません。

段取り7割という言葉がありますよね。作業員が実際の建築作業に取り掛かるときには、全体作業の7割は終了しているということです。

そういう意味でも段取り7割ですが、作業員の仕事内容も段取り7割ですよね。

建築作業員は翌日のシミュレーションをし、緻密な計画を立てて段取りをします。その段取りどおりの作業をするからこそ事故が起こらないわけです。それに加えて常に臨機応変、四方八方にアンテナを張って集中しています。

精神作業でもあるわけです。

体力を酷使するだけでなく、集中力も切らしてはいけない。

それなのに残業や休日出勤が多くて休めないという、極限まで追い詰められた状態なんですよね。

建築作業員に未来はあるのか?

建築作業員の置かれている状況。

休日は1日だけしかなく、その休日も潰れることがある。残業は当たり前なだけでなく、残業が多くなると未払いが増える。常に極限状態で仕事をしなければならず、体力・精神力共にすり減らす。

自分の命すらも犠牲にして、働いてお金を得ているわけです。

なんだか旧態依然としているなあというのが、僕の正直な感想ですね。

現場職は身を粉にして働くとか、残業や休日出勤当たり前とか、全部古い。自分の命を燃やして犠牲にし尽くして金銭を得るなんて、前時代的です。確かに、仕事というのはある意味で「命を担保にして金を得る行為」ですよ。

人生の多くの時間を、好き嫌いかかわらず仕事に費やしているわけですから。

しかし、建築作業員の置かれている状況は、命の浪費です。

担保にして金を得るなんていう耳触りの良い言葉では誤魔化しきれないほど、他の仕事をしている人よりも余分に命を削っていると思わざるを得ません。

この業界自体は、無くなることはないと思います。人間の最低限の生活に必要な「衣食住」の住を作る仕事ですから。

けれども、この仕事をしている人間に未来はありません。

待っているのは、体を壊して再起不能になる未来

そんな未来を避けるため、辞めたい人は転職を真剣に考えたほうが良いでしょう。

建築作業員から異業種へ転職するなら

最初に考えるべきは、建築作業員を辞めるとして、次はどんな仕事をするのかということです。

選ぶ職種によってアピール方法が変わりますから、転職の戦略を立てるのにもまず希望職種を見つけなければなりません。

転職エージェントに頼るときにも、どんな職種と職場を希望しているのかは必須情報になります。

建築作業員から異業種に転職するということで、僕がオススメの職種を考えてみました。

  • 営業職
  • ビルメンテナンス
  • 警備員
  • ハウスキーパー

建物に関係する仕事ということで関連しているのは、ビルメンテナンスでしょうか。作る側から管理する側へ回ってみるのも、面白いと思います。

ビルメンテナンスには関連資格がいくつかありますが、無資格未経験でも採用を行っているところが多いです。資格は働きながら取得できます。

次にオススメなのが、営業職。

単純に実力主義社会な傾向があるため、学歴も職歴も採用ではあまり問われません。未経験からでもOKという会社も多く、未経験からでも努力次第では上にのぼっていけるでしょう。

ただ、ブラックな職場も多いため、転職エージェントを利用するなどして職場選びには気をつけたいところです。

上に挙げた仕事は、職場によりますが、基本的にはどれも週休2日くらいは休みが取れます。

業界自体が古臭い慣例を取り入れているということはないので、将来性のある会社を選べば明るい未来が望めるでしょう。

結局は、どの職種を選ぶにしても職場選びが重要です。会社によっては旧態依然としていて、社員を駒として使い捨てるところもありますからね。

そういう職場を避けるために、転職エージェントのサポートを受けるなり、自分で会社の評判を調べるなりの努力が必要です。

ただし、建築作業員が転職できない、ということはありません。

確かに現場職から違う職種というのは厳しい側面があります。

でも、結局は本人の努力次第です。努力しない人に、明るい未来は掴めませんからね。