アスペルガー疑惑の上司との上手な付き合い方

アスペルガーっぽい人が職場にいるとストレスが溜まるけど、それが上司となるとストレスはさらに増えます。

このページでは、そんなアスペルガー上司との上手い付き合い方を紹介しましょう。

アスペルガー上司との接し方と対応

アスペルガー上司との接し方というのは、とにかく「わかりやすくする」ことです。アスペルガーというのは、日本人にありがちな「察する」「空気を読む」「見えないものを見ようとする」ことが苦手と言われています。

その前提を理解したうえで、アスペルガー上司との接し方を見ていきましょう。

明確でストレートな表現をする

アスペルガーの人は、遠回しな表現をうまく理解することができません。文脈から察するということすらも苦手なので、なるべく明確でストレートな表現をするように気を付ける必要があります。

たとえば、納期が遅れるとクライアントから連絡があったときには「納期が予定より2日遅れるそうです」と伝えましょう。「少し遅れそう」という表現は、相手が混乱してしまいます。

日時を使えるときはハッキリ数字で。わかっている範囲の情報は全部伝えましょう。

また、比喩表現も避けたほうがいいです。

冗談も通じないことが多いので、言わないようにするのが無難かもしれませんね。

わかりにくいことは視覚的に説明する

アスペルガーをはじめとする発達障害の人の多くに共通しているのが、視覚的に訴えかけられたほうが理解しやすいということです。たとえば、「今月のノルマはこれくらいだけど、君の達成率は…」と口頭と数字だけで伝えるよりも、グラフにするほうが良いということですね。

アスペルガーの人は、タイプにもよりますが、人と想像を共有するのが困難なんです。

多くの人が共通の想像で終わらせていることでも、アスペルガーの人にはしっかり視覚的に分かりやすく表現してあげないと理解できません。

絵に描いて説明するということも、必要になると思います。

凄くめんどくさいけど、伝わらない方がめんどくさいので、ひと手間加えておきましょう。

メールなどの文章で物事を伝える

上司だから報連相をしないといけないことがあると思いますが、重要なことはメールやチャットで伝えるようにしましょう。報連相を口頭で行うときに複雑な情報があったり、複数の情報があったりすると混乱しかねません。

文字情報なら、相手はゆっくりと読み解くことができるため理解度が上がります。

「可視化」が大切

ここまでのアスペルガーとの付き合い方をまとめると、徹底的に「可視化」しようということですね。

報連相はメールやチャットという文字情報で可視化をし、相手に伝えたい内容をグラフや絵などを用いて可視化する。スケジュールなどのうっかり忘れを防ぐため、全員のスケジュールをわかりやすく貼りだしておくというのも必要になるでしょう。

アスペルガー上司によるパワハラはどう対処する?

アスペルガーの中には、すぐ人に対して攻撃をしようとする人がいます。周りの人からしたら「なんでそんなことでキレるんだ…?」と疑問でしかないことが大半なんですが、当人からするとかなり深刻にキレているんです。

上司から理不尽に攻撃された=パワハラだ、と部下は感じます。

ただし、当のアスペルガー上司はパワハラという認識がありません。認識の違いからすれ違い、余計にストレスが溜まることになりかねないんですよねえ。

上司のパワハラが原因で転職をした人の上司が、実はアスペルガーだったということもよくあります。僕の友人が転職する前の職場、劣悪企業だから「そういう感じか」で済ませたけど、辞めた後に元同僚から「実は上司がアスペルガーだった」と聞いたらしいんです。

そういうパワハラを行うアスペルガー上司への対処としては、まず「上司がアスペルガーの疑いがある」ということを周知させることが必要になります。

職場内にはもちろん共有しておいた方がいいし、上司の上司や人事などにも伝えておいた方が良いです。そのうえで「上司による人格否定やパワハラを受けている」と相談し、判断を仰ぎましょう。

会社からは「検査を受けること」を上司に勧めると思います。

アスペルガーの診断があった場合、会社が何かしらの対応を行う可能性はより高くなるでしょう。

ただ、人によっては「相手を傷つける意思」が無いために、「傷ついた」と明確に伝えることで自分の行動を改めようとしてくれるケースもあります。

そのときには、「あなたのこういう言動・行動により深く傷ついた」と明確に伝えましょう。

一度この方法を試してみて、ダメなら上司の上司や人事などに相談するというのが良いと思いますよ。

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