測量士、危険も残業が沢山。

無くなれ…! そんなもの…! と言いたくなる、辞めたい理由になるような負の特徴が、この仕事にはたくさんあります。

人手不足・若手不足にあえぐ測量士の仕事、若い人に人気が出るはずもないと思ってしまうような悪習がひしめいているわけです。もちろん、いい部分もあると思いますが、一度辞めたいと思ってしまうと悪い面と辛いところばかり目立つもの。

測量士から転職をしたいと思い始めたそこのあなたに、個人的に一番オススメしたい転職先を紹介しましょう。

キツい仕事で、危険もいっぱい!

測量士の仕事、めちゃくちゃ辛いですよねえ。

測量士の朝は早い。遠方の現場だとしても7時30分に到着しなくてはならず、5時起きは当たり前になります。眠気眼をこすりながら現場に向かい、測量を行って事務所に戻るころには一般的な会社の定時を超えている。

そこから帰るのかと思いきや、書類仕事や一日のまとめ仕事などを行うため残業。事務所を出るのは21時を過ぎることが多く、なかなか家に帰ることができません。家族を持っている人が、家庭トラブルになることもあるとか、ないとか。

仕事にトラブルが生じれば帰宅は深夜に。

生活のほとんどを仕事に費やしているのが、測量士。

また、測量士の仕事には危険も付きまといます。測量士は野外の草木が生い茂る場所で仕事をすることが多く、怪我のリスクがとても高いですよね。崖から転落する危険もあり、蛇や蜂の被害にあう人も大勢います。山のダニにかまれて病気になるとか、ヒルに血を吸われて倒れるとか、そういう話もネットだと見ますねえ。

流石に「僕は崖から転落しました」という人は、いませんが…。いや、いたらそれ幽霊だろって。

毎日危険と隣り合わせなのだから、たくさん睡眠をとらないと危ないような気がするんだけど、仕事の都合上そうもいかないところなんですよねえ。仕事の時間が長いとか、帰りが遅くて朝が早いとか、そういうところが危険度を上げてしまっています。

まあ、これで給料が良ければいいのでしょう。

資格を取ってまで選んだ仕事だし。

だけど、給料も良くない! 世知辛い!

平均年齢が高い問題

測量士は、若手不足と言われています。

なかなか若手が定着しなくて、若い人材が少なく、高齢の人材はどんどん定年になるわけだから深刻な人材不足になっていくわけです。測量士の平均年齢は、ほかの仕事と比べるとかなり高いと思います。平均年齢が高く、職人気質のある仕事となると、困ったことになる可能性が高いんですよ。それが…。

パワハラ当然問題。

上の世代というのは、当たり前のようにパワハラをしてきます。というか、彼らが若手だったころはそれをパワハラだとは言わなかったんですよね。人というのは、自分がされたことを他人にもしてしまうという性質があります。

これは「癖」なんですよ。

たとえば、彼らにとって上司に理不尽なことを言われたり体育会ノリで怒鳴られたり弄られたりすることは当然だった。それが当然の世界しか知らずに生きてきたわけだから、パワハラをせずにはいられないんです。

関西人の親を持ち、関西で育った子供が東京の言葉を喋らないのと同じこと。関西だと関西弁を喋るのが当たり前だから、それを「関西弁だ!」と一々思いませんよね。

だから、パワハラをパワハラと思わず、やってしまうわけ。

これはもう、どうしようもありません。

特に職人気質がある仕事というのは、一般企業と比べてかなり閉鎖的というか内輪的です。言ってしまえば「東京に行ったことがない関西人とか、東京のことを何も知らない関西人」みたいなものなんですよ。測量士の世界しか知らないから、測量士の世界では当たり前のことは世界の常識だと思ってしまうんです。

関西人が「うどんは昆布出汁しかあり得ない!」と言うようなもの。

測量士の世界で当たり前のように行われてきたパワハラ的指導、年齢的に当たり前と感じる言動行動…。

二つの理由から、測量士を続ける限りはパワハラからは逃げられません。上司と先輩の言動行動に嫌悪感を覚えたとしても、変えようがない。ハラスメント問題だけではなく、常態化するサービス残業や旧態依然とした組織体制などなどのあらゆる不満も、変えようがないわけです。

測量士を辞めたい人は、転職しないと悩みを背負い続けることになりますよ。

測量士から転職するなら製造業

測量士から転職するときの転職先、個人的に特にオススメしたいのが製造業です。

製造業には、無茶な出勤時間やサービス残業というものがほとんど存在しません。特に工場というのはとても時間に厳しい場所なんですよ。時間に厳しい? 遅刻は許さない的な? と思うかもしれませんが、それだけじゃない。時間に厳しいのは勤務している側だけじゃなく、管理側にとってもなんです。

そう、「残業? させねえよ!」という雰囲気があるんですよ。

そもそも交代制勤務のところが多いから、残業してたら次の時間帯の人に迷惑がかかります。

工場において大切なのは、時間内に目標の数しっかりと生産することです。生産効率を下げる残業はなかなかないし、パワハラもあまりありません。ただ、工場の人間関係は閉塞的だから、馴染めない人は苦労をします。デメリットといえば、人間関係くらいのものです。給料は夜勤もあるからそこそこ良く、測量士よりは金銭面もプライベートも充実すると思います。

工場と言っても製造の仕事だけじゃなく、事務や総務的な仕事もあるし、購買部のように金と資材を管理する仕事もあるし…。

選択肢が豊富なのも魅力的です。

メーカー法人営業も転職先の選択肢として有力

製造業をオススメしましたが、製造業やメーカーというのは基本的にどの部署も残業や休日出勤が少ないんです。

メーカーというのは、商社などと違って「自社製品を製造して卸す仕事」なんですよ。「どれだけ製造販売するか」という納品数と、納期をある程度自社都合で調整できます。最初から無茶なスケジュールは作成しませんし、無茶な生産数を計画することもありません。「これくらいは売れるだろう」という数を、「これくらいには生産できるだろう」という納期で製造します。

会社にもよると思いますが、限定生産品とかなら「かなり少なめに見積もって製造している」印象がありますねえ。

スケジュールと生産目標数の計画書を作ったら、あとはそれを守るだけ。

製造部門も、管理部門も、営業職もそれは同じなんです。

営業職もメーカーは既に販売ルートを築き上げているから、法人ルート営業が基本になるため残業もノルマもかなり少なめ。以上の理由から、どの部署も、受注生産が基本のIT企業や、商品を卸して売る仕事の商社などに比べると、自分たちのペースで仕事をしているわけですよ。

忙しさにあえいでいる測量士から転職するには、ぴったりの転職先だと思います。

特に、工場勤務以外ならメーカー法人営業がオススメ!

適度に体を動かすことができるし、内勤よりは馴染みやすいのではないでしょうか。

職場の雰囲気などを見極めよう!

測量士は職業柄、そして平均年齢の高さからハラスメントが横行しがちです。人間関係もかなり独特なところが多いような印象があります。

ただ、どんな仕事をしても人間関係が微妙な会社もあるし、ハラスメントがある会社もあるんですよねえ。だから、職場の雰囲気を見極めることも測量士から転職するときには大切なことと言えます。

よし、転職エージェントを使おうぜ!

比較的条件がいい非公開求人を見比べて、「人間関係どう?」「ハラスメントないよね?」と職場の雰囲気に関する質問をしてみましょう。

その答えを得て自分なりに分析をし、転職先を決めたらあとはもう、内定に向かってエージェントと一緒に突き進むだけ! 自分のこれからの人生の道を、測量しようぜ。