ラジオ番組を制作・放送する仕事には、「新鮮・面白い情報を伝えられる」「リスナーの反応が得られる」など大きなやりがいがあります。

しかし、特殊な業界ならではの悩みが多いのも事実。

中には、ラジオ局・ラジオ番組制作会社を辞めたいと思っている人もいるでしょう。

今回は、悩みの傾向を分析しながらオススメの転職先をリストアップしたいと思います。

ぜひ参考にしてみてください!

ラジオ局・ラジオ番組制作会社を辞めたい理由を調べてみると…

ラジオ局やラジオ番組制作会社によくある悩みをで調査してみました。自分自身の悩みを再確認し、どのようにすれば悩みが解消できるのかを、考えてみましょう。

正社員になれない

ラジオ業界は新卒採用をあまりせず、アルバイトを長期間抱え込んだり、契約社員として中途採用したり、スタッフの知り合いを誘ったりすることで人材を確保しています。

「いつかは正社員!」を夢見たとしても、なかなか正社員になれず、アルバイトや契約社員で居続けることに不安を感じる人もいるのではないでしょうか。

給料が低い

ラジオ局・ラジオ番組制作会社の給料は、低いです。

アルバイトは時給制ではなく、担当する番組の数・曜日日数に応じて社内の基準で給料が決められますよね。

最初のうちは番組数が少なく、なかなか稼げないのではないでしょうか。

契約社員は年収300万円程度で募集している求人が多いです。小さいラジオ局や制作会社だと、ディレクター(正社員)の求人でも年収300~400万円と記載されています。

給料が高いとはお世辞にも言えませんよね。

激務

ラジオ業界は人材が少ないですよね。

そのため、一人で複数の番組を担当することになります。しかも、ひとつの番組を少人数のスタッフで制作・放送しているんですよね。

編成部・技術部・営業部なども同様です。

営業がCM原稿を書いたり、中継の手伝いをしたりしているくらいですからね。

そもそも人が少ないから、どれだけ効率よく仕事をしても激務が解消されず、辛いですよね。

休日が取れないことがある

ラジオ局・ラジオ番組制作会社の休日は、自分が担当している番組が無い日です。

ただ、担当番組が無い日にも、原稿の準備や素材の編集、ゲストとの交渉、各所との調整など作業がたくさんありますよね。日頃から要領よく作業して、放送が無い日に作業しなくても良い状況を作らなければ、休めません。

休日の予定だったのに作業が終わらなくて、急遽仕事になることもあるでしょう。

休めなくて疲れが取れないだけじゃなく、休みの予定を立てにくいことに悩んでいる人もいるのではないでしょうか。

ラジオ局・ラジオ番組制作会社スタッフの転職時の強み

「転職したいけど、本当に転職できるか不安だ」という人もいるでしょう。そこで、ラジオ局・ラジオ番組制作会社のスタッフの強みを、紹介します。

段取り能力とスケジュール管理力

複数のラジオ番組を担当し、少人数で番組を回すのは大変ですよね。

段取りをしっかり行わなければ、番組をスムーズに制作することはできません。今日はどの作業をするかをしっかり把握しておかなければ、「今日収録する番組の準備忘れた!」という事態に陥る可能性もあります。

そのため、ラジオ局とラジオ番組制作会社のスタッフには段取り能力とスケジュール管理能力が備わっている可能性が高いです。

交渉力と調整力

ラジオ局で働いている人には、他部署や業務を委託する番組制作会社との調整業務があります。場合によっては他局の人と交渉をしたり、権利関係などで他業界の会社と交渉をしたりすることもあるでしょう。

番組制作会社で働いている場合、ラジオ局の人との調整や交渉があると思います。

そのため、ラジオ局・ラジオ番組製作スタッフには、交渉力と調整力が備わっている可能性が高いです。

ラジオの仕事で培った強みを活かせる転職先の例

先述の「ラジオ局・ラジオ番組制作会社スタッフの強み」を活かせる転職先の例を、5つ紹介します。

ただ、あくまでもこれらの転職先候補は一例に過ぎません。転職先を選ぶ際の考え方として、参考にしてもらえれば嬉しく思います。

営業職

営業職はスケジュール管理と、交渉力が大切です。

営業は自分自身で営業スケジュールを組み立て、管理しなければなりません。ときには営業が長引いてしまい、後の段取りをその都度考え直す必要があります。段取り良く仕事を回していたラジオの仕事の経験が活きるのではないでしょうか。

また、営業は顧客にお願いを聞いてもらう必要があります。相手の懐に飛び込む交渉力がなければ、活躍できません。

事務職

事務職は仕事の種類が多いです。

書類作成、管理、郵便物の発送、備品の管理などなど…。書類もさまざまな種類のものを作成しなければなりません。

これらの業務を決められた時間内で終わらせるには、段取りが大切です。一人の業務量が多くなりがちなラジオの仕事の経験が活きます。

ライブハウスのスタッフ

ラジオの仕事で音響を担当していた人は、ライブスタッフでも音響を担当できるでしょう。

音響や照明などライブハウス独特の仕事以外にも、ライブハウスにはさまざまな仕事があります。軽食を作ったりお酒を作ったり、掃除や受付をしたり、少人数のスタッフで臨機応変に対応しなければなりません。

常に段取りを考えて仕事をする必要があるため、ラジオの現場で培った段取り能力を活かせます。

イベント会社

イベントを制作するにはクライアントとの交渉・調整を行い、企画書を作成する必要があります。

企画が動き出した後は、さまざまな協力会社のサポートを得なければなりません。協力会社というのは、たとえばブース・ステージなどの施工会社、レンタル備品会社、映像・音響・照明会社などです。

さまざまな会社と交渉と調整を行う必要があります。

どんな仕事をするにしても、イベント会社では交渉力と調整力が命なんです。

料理人

料理人には段取り能力が必要不可欠です。

それぞれ作業工程が異なる料理を、並行して作る必要があります。さらに、料理一品ごとに複数のタスクが存在するんです。注文が入ったとき、瞬時に作業の順番を決め、段取り良く作業する必要があります。

一人で複数の作業を担当するラジオの現場に、似ていると言えるでしょう。

ラジオ局・ラジオ制作番組の仕事で培った強みは、さまざまな現場で活かせます。自信を持って、転職活動をしましょう。