登録販売者は一般用医薬品販売のスペシャリスト。

でも、専門性の高い仕事にしては給料が低いし、客は容赦なくクレームをぶつけてくるし、ノルマがきついし…。

正直なところ登録販売者を辞めたい、と思っている人もいるのではないでしょうか。

ただ、転職するとしても現在抱えている悩みを解決できなければ意味がありません。

この記事では、登録販売者の悩みを解決することができる職場選びのポイントと、登録販売者におすすめの転職先候補を紹介します。

ぜひ参考にしてみて下さい!

登録販売者が「辞めたい」と思う原因

  • 給料が低い
  • シフト制で不安定な勤務形態が辛い
  • ノルマがきつい
  • 職場の人間関係がストレスになる
  • クレーム対応が辛い
  • 覚えることが多すぎる
  • 体力的にキツイ

以上が、ネット上によく挙げられている登録販売者の悩みです。

どれもこれも「今の職場に勤めていては解決できない悩み」ばかりですよね。

これらの悩みを解決するには、転職するしかありません。

転職の選択肢は大きく二つです。

ひとつ目は、登録販売者として別の職場に転職。

二つ目は、登録販売者の経験・知識を活かして別の仕事に転職。

次章から、それぞれの選択肢を掘り下げいきます。

登録販売者として別の職場に転職【職場選びのポイントを解説】

登録販売者の活躍の場は次のようにたくさんあります。

  • ドラッグストア
  • スーパー
  • ホームセンター
  • コンビニ
  • 薬局のOTC担当

このいずれかの職場に転職することで、登録販売者の仕事の悩みを解決できる可能性があるんです。働く職場によって給料が少しずつ変わりますし、仕事のきつさも変わりますからね。

これから登録販売者にありがちな悩み別に、効果的な職場選びのポイントを紹介しましょう。

1.給料に不満がある人の職場選びのポイント

ネット上の求人を見ると、登録販売者の年収は300~350万円程度が相場だということがわかります。

パートの時給は900~1100円が相場です。

ただ、給料は働く職場で微妙に違ってきます。

ドラッグストアの場合、初任給18~20万円程度が相場です。

一方、コンビニは初任給から月給25万円以上を提示している求人が多数あります。

そして、月給を20~40万円までの間に設定している店舗もあるんです。

給料に不満があるならコンビニに転職すると良いのではないでしょうか。

2.体力的にきついと感じている人の職場選びのポイント

登録販売者の就職先の中で特に体力がきつい傾向があるのは、ドラッグストアです。

ドラッグストアは食品や飲料、日用品なども取り扱いますよね。登録販売者は一般用医薬品だけではなく、それらの品出しなどもしなければなりません。重いドリンクケースの持ち運びなどで足腰に負担がかかります。

しかし、スーパーの医薬品売り場などは食品や飲料の取り扱いはほとんどありませんよね。

そのためドラッグストア以外に転職すれば、体力の悩みが解決する可能性が高いと言えるのではないでしょうか。

3.シフト制やノルマに不満がある人の職場選びのポイント

登録販売者の就職先はシフト制が多いですよね。

ドラッグストア、スーパー、ホームセンターなどなど…土日祝関係なく営業していますから。

また、ドラッグストアなどは登録販売者にノルマを課すことがあります。「今月は〇〇薬品の薬を〇個売るように」と言われたり、「粗利率の高い薬を売るように」と言われたり…。医薬品を売る仕事と言えども販売業なので、多くの利益を生むためにノルマを課すわけです。

ただ、中には平日勤務のみやノルマなしという労働条件を記載している求人もあります。

平日勤務のみ、ノルマなしの求人探しには転職エージェントを使いましょう。

転職エージェントは求人先企業の調査を行っています。そのため、本当に平日だけの求人や、本当にノルマなしの求人を調査結果から見極められるんです。

転職エージェントを使い、自分の悩みを解消できる求人を探しましょう。

登録販売者の経験・知識を活かして別の仕事に転職

製薬会社の営業職

登録販売者の経験と知識を活かせば、製薬会社の営業職に就ける可能性が高いですよ。

製薬会社の営業の仕事は、新商品を案内したり自社がおすすめする商品の売り込みをしたりすることです。医薬品の知識が全くない人は、ゼロから勉強しないといけません。登録販売者の資格を持っている人であれば、医薬品の知識があるため有利なんです。

そして、登録販売者には「医薬品の説明をしてきた経験」があります。

製薬会社の営業の「新商品の案内」「商品の売り込み」に、説明経験が活きるんです。

以上のことから、登録販売者の経験・知識を活かせる転職先の候補として、製薬会社の営業職をオススメします。

介護職

登録販売者の知識は介護職にも活かせます。

介護を受けている人は、身体に何らかの不調を抱えていることが多いです。

そのため、一般用医薬品を使用することもあります。

ただし、認知症やリウマチなどの持病の治療で、医療用医薬品を服用している高齢者が多いです。

薬の相互作用についての知識が無ければ、一般用医薬品の併用の可否の判断ができません。

登録販売者の資格を持っていれば、薬の相互作用の観点から「こういう一般用医薬品はダメ、こういうのがいい」と適切なアドバイスをすることができるんです。

そのため、介護の現場における登録販売者資格のニーズは高いんですよ。

全く異なる業界ではありますが、転職をするだけの価値はあると思います。

エステティシャン

エステティシャンは登録販売者の「健康管理に関する知識、栄養・漢方に関する知識」を活かせる仕事です。

エステティシャンは、ただ施術を行うだけの仕事ではありません。肌や体をより健康な状態にするため、体質改善のアドバイスをしたり身体の悩みの相談対応をしたりすることが求められるんです。

登録販売者には「栄養素に関する知識」「漢方の知識」などがありますよね。

登録販売者はそういった観点から客にアドバイスすることができるという、大きな強みを持っています。

たとえば、「こういうサプリが肌に良い」「こういう漢方を飲むと冷え性が改善される」などです。

他の人には無い価値を客に提供できるため、エステサロンではとても重宝されるのではないでしょうか。

最後に

登録販売者の悩みを解消することを軸に、ここまで転職活動のアドバイスを紹介してきました。

登録販売者を辞めたいと考えているあなたの目の前には、「登録販売者として異なる職場に転職する」「別の仕事に転職をする」という二つの選択肢があります。

まずは、自分の悩みと状況を分析し、「自分がどちらの道を選ぶべきか」を考えつつ、転職活動を始めてみてはいかがでしょうか。