会社で万年ルーキー扱いされて、不安や焦燥感などに苛まれて辛い思いをしている人がいると思います。会社で下っ端の仕事ばかりさせられるのは辛いし、その状況がこれからも続くことを考えると「転職したほうがいいのかなあ」と考えさせられますよね。

今回は、万年ルーキーであり続けることの危険性や、転職先の選び方を掘り下げていきたいと思います。

ぜひ参考にしてみて下さい!

万年ルーキー状態が続くと「下っ端病」になる可能性あり

下っ端病というのは、自分に指示や判断を仰ぎに来る後輩がおらず自分が指示系統の末端であるため主体的に考える習慣が身につかず、指示された仕事だけを漫然とこなすようになり成長もしない…という状態に陥ることを指します。

万年ルーキーがその状態に陥る理由は、いつまでたっても下っ端扱いされるためです。

上司のパシリや、飲み会幹事、コピー取り、電話番…。新人がやるような仕事をずっと任されますよね。新入社員が入ってこないからずっと下っ端です。

そんな下っ端扱いされてばかりいると、「指示された仕事ばかりする」ことになりがちですよね。自分で考えて指示を出すことがありませんし、雑用ばかりになりますから。

だから主体性や主体性に考える習慣が身につかないんです。

また、先輩方からいつまでも新人・若手扱いされて多少のことは大目に見られているという人の場合は、特に危険なんですよ。

周囲に甘やかされると、自分自身の心の中にも甘えが生まれます。下っ端扱いされて主体性が失われた状況に甘えるようになり、さらに主体性や積極性が失われていくという負の連鎖に陥る可能性があるんです。

以上のことから、万年ルーキーは下っ端病になり「主体性」も「積極性」もないダメ社会人になってしまう危険性があります。

既に「このまま30歳になっても40歳になっても下っ端なのか? 成長もできずキャリアも積めないまま年を取っていくのか?」という不安と焦燥感を抱いているひともいるでしょう。その焦燥感の正体が下っ端病なんです。

転ばぬ先の杖。「転職」に向けて動き出しておくのが◎

万年ルーキー状態の人は、転職活動を始めておいたほうが良いと思います。

転職先では中途社員として扱われます。現在と同じ仕事をする場合は、会社内では新人だけど経験年数で言えば新人ではないわけです。転職先にはあなたより経験年数が浅い人がいる可能性がありますよね。

それに、翌年は新人が入ってくる可能性もあります。

下っ端扱いにはならないんです。下っ端扱いではないから戦力としてちゃんと数えられ、成長できるような挑戦的な仕事を任されるのではないでしょうか。

だから、転職をしたら今の状況が好転する可能性が高いというわけです。

ただし、注意が必要ですよ。

万年ルーキーだった人が、転職していきなり経験年数相応の活躍ができるとは、限りません。

その上、活躍できなければ成長機会が与えられにくくなりまたルーキー扱いになる危険性があるんです。転職で万年ルーキーから抜け出して活躍し、成長したりキャリアアップしたり待遇を上げたりするには転職先選びが重要になります。

次章では転職先の選び方を紹介しましょう。

万年ルーキー状態から抜け出すための転職。職場選びの3つのポイント

1.研修が充実している会社を選ぶ

万年ルーキーが転職先で活躍するためには、研修が充実している会社を選ぶべきです。

雑務ばかりで成長機会を得られなかった人が成長するために、研修があったほうがいいんですよ。

中途社員に対しては十分な研修を行わない会社があります。これは、中途社員は新入社員と違って仕事の経験者であることが多く、社会経験もあるためです。

だけど、万年ルーキーは、自分と同じ年数さまざまな経験を積んで後輩も育ててきた人と比べると、どうしても未熟だと言わざるを得ません。経験年数から期待されるほどの活躍をすることは難しいでしょう。

しかも、下っ端を長い間続けていると主体性が失われがちです。

主体的に考える習慣がないまま転職すると、転職先での仕事の進め方を覚えるのに苦労する可能性があります。

そこで「他者との経験の差」や「主体的な思考習慣の欠如」などを埋めるために研修が必要になるんです。

入社時にしっかりとした研修が行われれば、主体性が低くても転職先での仕事を覚えやすくなります。入社後も希望者にキャリアアップ研修を行っている会社なら、成長機会を得やすく他者との経験の差も埋まりやすいのではないでしょうか。

だから、万年ルーキーは研修が充実している会社を転職先として選んだほうがいいんです。

2.風通しの良い職場を選ぶ

万年ルーキーが転職先で活躍するには、風通しの良い職場がぴったりです。

万年ルーキーには「主体的な思考習慣」が足りません。積極性も欠けがちです。風通しの良い職場では、主体的に物事を考える習慣と、積極性が養われます。

是通しの良い職場は、年齢も上下関係も気にせずに意見交換を行うことをよしとしているんです。意見交換が盛んだということは、それだけ意見を求められることが多いということだと考えられます。

意見を求められるからには、自分なりに考えて発言しなければなりません。これが「主体的に物事を考える習慣」に繋がります。積極的に発言することも求められるので、積極的に行動するトレーニングにもなりますよ。

以上のことから、主体性と積極性を養うために、風通しの良い職場を選ぶことをおすすめします。

3.管理職候補も検討しておく

万年ルーキーの状況に不満を感じることから、「もっと活躍したい」「人に指示を出す立場になりたい」「キャリアアップしたい」という願望を抱いている人は、管理職候補求人も検討しておくことをおすすめします。

管理職候補の求人に応募し、採用されることで管理職への道がひらけますからね。

管理職候補の求人は「管理職経験が無い人」でも応募できることが多いです。あくまでも候補であり、採用者を必ず管理職にするわけではありませんからね。それに、自社で管理職をイチから育てたいという思惑もあるのだと思います。

何にせよ、管理職候補求人は万年ルーキーが管理職になる近道だということです。

また、万年ルーキーが管理職になるときに立ちはだかっている壁である「主体性と積極性の欠如」に関しては、管理職候補として働くことで解消できる可能性があります。

常に主体性と積極性を求められるから、良いトレーニングになるでしょう。

以上のように、管理職候補の求人に応募することで「管理職を目指せる」だけでなく「主体性と積極性を得られる」わけです。

管理職になれなかったとしても、万年ルーキーをしていたころからは想像できないほど大きく成長できる可能性があります。

将来や出世に対して大きな不安と焦燥感を抱いている人にとっては、「管理職候補求人を選ぶ」というのはメリットが多い転職先の選び方ではないでしょうか。

自分なりに考えて行動すれば辛い現状は変えられる!

会社で常に下っ端なのは辛いですよね。

万年ルーキーだと、将来への不安も焦燥感も人一倍抱えてしまいます。学生時代の動悸と比べたりして、自信も喪失してしまいますよねえ。

だけど、ここまで語ってきたように「しっかりと選んだ会社」に転職して、「自分なりに考えて行動すること」を心がけていれば、辛い現状は変えられるんです。

転職する自信がない人もいるとは思いますが、万年下っ端扱いだとしてもあなたが社会経験を積んできたことに変わりはありません。本物のルーキーからすれば、あなたは十分すぎる程に先輩であり、成熟した社会人です。

自信を持って転職活動をすれば、転職を成功させられますよ。

これからは自分なりに考え、行動し、自分が思い描く成長した自分を手に入れましょう。

そのための一歩を、これから踏み出すんです!