法律事務所の事務員、転職は「知識の有無」に左右される…!

あとは、働く事務所の規模に仕事内容が大きく左右されてしまいます。何かと誰かに何かに左右されがちな事務員、法律事務所は特にその傾向が強いです。じゃあ、法律事務所の事務員を辞めたい人はどうしたらいいの? という話がこの記事の本題。

これが、法律事務所事務員のための転職マニュアルじゃい!

小さい個人事務所勤めの人は、大手事務所への転職で丸くおさまることがある

規模小さい個人事務所、雑用多くないですか?

法律事務所は弁護士業務の補助をする専門的な仕事と、一般事務のような仕事と二種類あると思います。基本的には専門的な仕事を担うものなんですが、事務所によっては専門的な仕事をさせてもらえず一般事務と化している人もいるため、二種類あると述べました。

実際は法律事務所の事務員=パラリーガルと呼ばれるような専門性の高い仕事、だと思うんです。

ただ、小さい個人事務所は一般事務とほとんど同じ仕事しかさせてもらえません。

それにプラスして、お茶くみ・買い出し・清掃・その他もろもろ雑用などが加わります。簡単な書類仕事や書類整理もあるものの、「どんな仕事してるの?」と聞かれたら「雑用」としか答えられないですよねえ。

こんな仕事しかしないなら、わざわざ法律事務所なんて選ばないわ! と言いたいことでしょう。

そんな人は、大手事務所に転職することで丸くおさまります。

規模の大きな法律事務所は大勢の弁護士や専門家が在籍しているものの、案件の数も多く作業量が大変なことになっているんです。そのため、事務員に自分のサポートをさせる傾向があり、法律関連の知識が多分に身につきます。

小規模の会社に営業事務が居ないことがあるように、サポート系の職種はどうしても「忙しい職場」に求められるんですよねえ。

他にも、規模の大きな事務所に転職するメリットがあります。

弁護士によるワンマンが、規模が大きい事務所にはあまりない!

小さな個人事務所が経営者のワンマンになるのは、他に経営目線の人がいないためです。普通は経営者が一人いて、その人が一人で案件を回しているか、もう一人か二人くらい弁護士を雇っているかだと思います。

雇われ弁護士は経営者弁護士に意見をすることは、なかなかありません。

少人数な分、波風が立ちやすいから。

ところが大人数になると経営者目線の人を複数用意しないと職場が回らなくなるため、経営陣の数が増えて風通しが良くなるんです。そのため、大きな規模の事務所のほうがワンマンになりにくくなります。

法律事務所以外でも、言えることですけどねえ。

なんでも、個人経営というのは経営者の言う通りになるものです。

知識がある人なら、一般企業の法務部がオススメ

法律事務所に勤めていて、それ相応に法律関係の知識を得た人には、一般企業の法務部を転職先としてオススメしたいです。

企業の法務部に転職すると、自社の契約や取引に関する法律的な対応をすることになります。法律事務所は紛争事案を受託するのが基本なのでクライアントに仕事時間などが左右されることがありますが、企業法務部にはそれがありません。

企業間・個人間の紛争処理もたまにありますが、基本的にはその時には外部の法律事務所と連携して仕事をするため、面倒なことはなかなか無いんです。

基本的には法務関係の書類を作ったり、確認したりする仕事。

法律事務所の事務員よりも、より事務員らしいかもしれませんね。

知識があり、英語が得意な人向けの仕事がある

読者様の中に法務関係の知識があって、さらに英語が得意な方はいませんかー!?

法務翻訳事務所、転職先にどう?

結構注目を浴びたこともある仕事なんですよ、法務翻訳。今やビジネスはとことんグローバル時代だから、国際企業間の取引はハチャメチャに多い。日本語対応だけだと、法務対応は不可能な時代になっています。

だから、法務翻訳が必要なんです。

法務関係の専門用語や特殊な言い回しなんかを、しっかり英日・日英に翻訳することが法務翻訳には求められます。

事務員じゃなくて、今度はあなたが「翻訳家先生」になるんです! 激アツ展開な転職先と言えると思います。

もっと活躍したい、もっと自分を活かしたいという想いがある人にはオススメですよ。

知識に自信が無い人にオススメの転職先

「私は法務関係の仕事全然やらせてもらえなくて、知識に自信が無いんです」

そういう人も、多いと思うんです。小さな規模の事務所だと、一般事務のような仕事しかさせてもらえないことが多いから。だったら、いっそのこと一般事務になるという選択肢もあるんじゃないでしょうか。

経験はそのまま活かせるし、仕事内容を一般事務に振り切るほうが気分的にも楽だと思います。

小規模な法律事務所よりも、大きめの会社の一般事務のほうが給料もいいだろうし…。

ただ、一般事務以外にも選択肢はありますよ。

誰かを直接サポートする仕事繋がりということで、営業事務というのもアリだと思います。基本的には各種事務全般に適性があると思うので、広く転職先を探してみて欲しいところですねえ。

法律事務所とはかなりカラーが異なる企業が多いですが、それにさえ馴染むことができれば問題ないでしょう。

最後に、少しちゃぶ台を返すようなことを語ります。

法務部の仕事、法律事務所の事務員経験があるという経歴があれば、高度な知識が無くても転職はできる説がある! もちろん高い知識があるほうが絶対いいけど、企業法務部の日常業務は、仕事しながら学べるようなものが多いのではないでしょうか。

結構、法務関係の知識やバックグラウンドが無いのに法務部にいる人いますよ。

そういう人よりは、知識量は上だと思います。自分自身で勉強をしたという人は、特に。

だから、そういう道も諦めずに模索するといいと思います。

知識の有無に結構左右されるけど、覆す道も無くは無い。

法律事務所の事務員を辞めたい人へ…自分には何が出来るのか、何が出来ないのかを、この機会にしっかり見定めましょう!