機械オペレーターの仕事を言葉そのままの意味で受け取るなら、「機械の操作をする仕事」ということになります。それだけかと思うかもしれませんが、実はそこにもさまざまな種類があるんですよ。

機械オペレーターに未経験から転職してみたいと考えている人に、そういった仕事の種類の話から、中途採用に挑む前に知っておくべきことなどを紹介したいと思います。

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機械オペレーターの仕事とは?

1.扱う機会の種類と仕事内容

  • プレス加工機械
  • ラッピング加工機械
  • 建材切断機械
  • NC旋盤機械
  • 5軸制御マシニングセンタ
  • 立体マシニングセンタ
  • 横型マシニングセンタ

プレス加工機械は、金属部品をプレスするために、自動車部品工場などあらゆる工業製品工場で使われているものです。ラッピング加工機械というのは、食品のラッピング・雑誌やパンフレットなどのラッピングを行うためのものとなっています。

そして、建材切断機械は、土木・建設関係の現場においてアルミ・ガラスなどの建材を切断加工する機械です。

ここまではイメージしやすいけど、NC旋盤機械は言葉だけではよくわかりませんよね。これはコンピュータを使って加工する対象物を回転させ、刃物を当てて一定の形に削ったり切ったりするために使うものです。

工場にある機械の中でも特に需要が高く、よく見かけるものとなっています。

ここまで説明してきたものは全て「1種類の加工を1台の機械で行う」ものですが、複数の加工を1台で行うマシニングセンタというものもあるんですよ。

5軸制御マシニングセンタは、5方向から同時に加工を行うことにより、複雑なものを加工することができるのが特徴の機械です。名前の通り、縦・横・斜めの直線運動を行う3軸と、回転する2つの軸との計5軸を持ちます。

また、刃物の回転軸が垂直方向となっている立体マシニングセンタと、刃物の回転軸が水平方向の横型マシニングセンタというものもあります。

立体マシニングセンタは金型を使うような簡単な立体加工に使うんですよ。一方、横型マシニングセンタは、X軸・Y軸・Z軸方向それぞれに動かして平面加工を行うのに使います。

以上のような機械をひとり1台操作することもあれば、複数台担当することがあるんです。一方、周囲と連携して進めるチーム作業となっている職場もあるので、転職先がどういう仕事の進め方をしているのかはチェックしておく必要があるでしょう。

2.給料と働き方

機械オペレーターの平均時給は、関東だと1200~1500円前後となり、地方だと1000~1300円前後となっています。月給にすると20~30万円、年収にすると300~400万円前後となるでしょうか。

また、残業は月平均10~20時間程度と短いのが機械オペレーターの大きな魅力です。1日の生産量が決められていますし、シフト制を採用している会社もあるため、就業時間は厳しく守られます。

残業が発生するのは、生産量に満たないときと、トラブルが発生したときくらいのものです。

機械オペレーターに転職するときに知っておくべきこと

1.機械オペレーターに向いてる人の特徴

  • 単純作業が得意な人
  • 作業が丁寧な人
  • 機械に強い人
  • 協調性がある人

仕事を覚える前は「こういうときはこういう部品を付けて…」と頭で考えながら仕事をすることが多いものの、覚えてしまうと体が勝手に動き始めます。

慣れれば慣れるほど作業が単調化していく中で、自分の役割を常に意識し、自分なりにやりがいを見つけて働ける人にこそ、機械オペレーターは向いているんです。

たとえば、仕事や私生活のルーティンの中で、効率化を図ったり、楽しくなるように工夫したりしているような人ですね。

また、加工の仕事は正確性が求められるため、作業が丁寧でなければなりません。「まあいいや」「これくらいでもいいだろう」という気持ちで作業をおざなりにすることがある人は、ダメということです。

そして、協調性も大事!

チーム作業をする職場が多いですし、そもそも工場は閉鎖空間であるということから、どういう仕事をするにも周りの人と協力することが重要視されていますからね。

2.機械加工技能士を取っておくといい

機械オペレーターは無資格でもできる仕事ですが、NC旋盤やマシニングセンタを扱う場合には機械加工技能士という国家資格が求められることがあります。業務をするために必須というわけではなく、あくまでも知識や技能の証明として必要ということですけどね。

機械オペレーターの実務未経験から受験する場合、3級と2級のみとなっています。

3級はどんな学歴であっても実務経験なしで取得可能ですが、2級に関しては「専門高校」「短大」「高卒」「高校専攻科」「大学」「専修学校卒業」に当てはまる場合は実務経験なしで取得可能という風に条件が課されているんです。

また、難易度は3級・2級ともに低めに設定されています。

未経験から機械オペレーターに転職するときの武器として、取得を考えても良いのではないでしょうか。

不安なら転職エージェントを使おう

機械オペレーターの仕事はさまざまな機械を扱い、製品加工をすること。未経験からの転職難易度は高くはないものの、不安があるのなら機械加工技能士を取得しておくと転職成功率はグーンと上がる。

それでもまだ不安が残るという人は、転職エージェントを使いましょう。

転職エージェントに登録すると、キャリアアドバイザーという「転職相談のプロ」が担当者に付きます。転職の専門家に不安を相談することにより、適切なアドバイスを得たり、あなたの条件にぴったり合う求人を紹介してもらったりできるんです。

機械オペレーターの知識を得て、しっかり相談してから転職の判断をし、転職エージェントと二人三脚で中途採用を戦い抜きましょう!