ペットショップの店員は「動物が好きなだけ」じゃ、辛いよね。

むしろ、動物が好きだからこそ辛いのがペットショップの仕事だと、ネットを見ていると感じました。

生体を扱うデリケートな仕事だし、同時に接客もしないといけないから常にアンテナを張っていないといけません。

体力的にも精神的にも辛い面が多く、動物が可愛いと思えなくなる人も…。

そんなペットショップの店員を辞めたい人に、みんながどんな理由から辞めているのか、転職先はどのようなところがいいのかなどを紹介しましょう。

命が重い

ペットショップは、命を扱う仕事と言えます。自分の仕事が行き届かないと、生き物の栄養を損ねてしまったり傷つけてしまったり、最悪の場合は病気に気が付かず死なせてしまったり…。責任感が強い人ほど、「自分のせいだ」と落ち込んでしまいます。

自分のせいで命が失われたという実感は、あまりに重く、心を蝕むんですよね。

相手が人間だとしても、動物だとしても、その責任を背負うのは辛いもの。責任感が強い人ほど無理をして背負おうとして、潰れてしまう人が多いんじゃないでしょうか。動物が好きな人、責任感が強い人は病んでしまうことも結構あるようです。

重い仕事なのに、年収が低い

ペットショップの店員は命を扱う重い仕事なんですが、それにしては年収が低すぎる! 正社員なのに手取りが15万円から18万円という話を、ネット上でよく目にします。「責任手当」じゃないけど、そういう何かが欲しいところですよね。

心に傷を負ったり、責任につぶれたりすることもある仕事にしては、あまりに報われない…。

サービス残業が多すぎる!

販売・接客業全体に、慢性的にサービス残業を強いられているという問題があります。ペットショップにも、もちろんその問題はあるようですねえ。会社帰りに寄る客も多く、そういう人のために遅くまで営業している店が地域問わず多いんです。

さらに、動物の急な体調不良などの問題もあり、残業が多くなるのは仕方がないとしよう!

しかし、残業代出せよコラ! と、辞めていく人が大勢います。

責任者になると、麻痺してきて辛い

こういう販売系の業種は、ある程度長く勤めていると副店長・店長には案外なれますよね。正社員として雇われている時点で、幹部候補だから。ただ、副店長とか、店長とか、責任ある立場を任されると次第に感覚が麻痺してくるんですよねえ…。

死んだ生体を見ても、「返品作業しなきゃ」としか思わなくなる。

動物のことを考えるよりも、経営と売り上げに執心するようになり、段々と動物から遠ざかる。人間性を疑われてもおかしくはないけれど、経営する立場なんだから仕方がないことなんです。

ただ、そんな自分に嫌気が差してしまう人もいます。

やはり、動物が好きな人には辛い仕事なのかもしれませんねえ。

ペットショップの店員を辞めたい人が、最初に考えるべきこと

命だから死ぬこともあるし、責任ある立場になると動物のことより数字のことを考えなきゃいけない…。動物に関わる仕事をするということには、動物を一歩引いて見なきゃいけないということが付きまといます。

ペットショップの店員は辞めたいとしても、動物を扱う仕事は続けたいですか?

もちろん、動物に寄り添える仕事もあると思います。だけど、命の重さからは逃れることが出来ません。それに、ペットショップ店員以外の動物関係の仕事は、資格や特別なスキルが必要なことが多いです。

勉強もしなくちゃいけない。

転職をしたいなら、最初にそこんところを考えてみましょう。

転職後も動物に関わる仕事がしたいなら

ペットショップ店員以外に動物に関わる仕事は何かあるかなと思ったら、思いつくのはいつもこの三つ。それでは見ていただきましょう、動物に関われる仕事の代表格とはこの三つのことだ!

  • 獣医師(大学に通い直さないといけないから現実的じゃない)
  • 動物看護士(資格は不要、働きながら取得を目指そう)
  • トリマー(専門学校・通信講座などで勉強しよう)

一番最初に思い浮かぶのは獣医師だけど、大学に通い直さないといけません。しかも、獣医の大学は難関なところばかりです。並みの医大よりも難しいと言われているくらいだから、相当難しく、今からはキツイ。

だから、僕はこれ以上獣医師に関しては語りません。

じゃあ、動物看護士かトリマーかになるわけですね。

動物看護士は、働くのに資格は必要ありません。ただ、動物看護士を育成する専門学校や認定機関に通って勉強をする必要はあると思います。命を扱う仕事だから、知識の無い人間を雇うことはしないでしょう。

資格に関しては民間資格になりますが、専門学校などを出た後に実務経験を積むことで取得することが出来るため、未経験なら資格は求められません。

結構ハードルが高いですね。

トリマーは、動物看護士に比べてかなりハードルが下がります。ただ、働く前に資格を取得しないと求人はありません。国家資格じゃないから、法律的には働けるけど状況的にNGということですね。

資格は、専門学校の卒業試験を経て取得したり、通信講座を経て検定を受けて取得したり比較的簡単に取れます。トリマーは毛並みを整えたり、健康管理をしたりする仕事だけど、死に直接関わることはなかなかありません。

その分、ペットショップや動物病院よりも気が楽だと思います。

また、勉強と資格が必要とされるから、ペットショップ店員より給料は断然アップしますよ。給料に不満だったり、「命を販売する」ことに嫌気が差したりしたのなら、動物看護士やトリマーという道もあることを覚えておきましょう。

今よりも楽しく働けると思いますよ。

手に職もつくしね!

動物に関わらない異業種に転職するなら

動物に関わらない仕事に転職するなら、とりあえず「サービス残業が少ない仕事」「ペットショップ店員より給料が高い仕事」が良いですよねえ。そうなると、販売業はあまりオススメできません。

実際は、販売繋がりで無機物の販売業に転職する人が多いようだけど、販売業にサービス残業は付き物。給料も20万円未満というところがたくさんあるから、あまり積極的に勧められないんだ、これが。

だったら何がいいのか…考えてみました!

  • 事務職
  • コールセンター
  • ルート営業

ペットショップの仕事を辞めたい人の中には、先ほど紹介した理由のほかにも「足腰が辛い」という理由を挙げている人がいます。そういう人にオススメなのが、重い荷物を持ったりすることが無い事務職とコールセンターです。

ただ、座りっぱなしだから姿勢に気を付けないと、余計に足腰が悪化しちゃいます。気を付けましょう。

個人的には、ルート営業が特にオススメ。販売・接客と営業はまた別だけど、人と関わることがある仕事という意味では共通しています。ペットショップ店員は辞めたいけど、人と関わる仕事がしたい人にはぴったりです。

しかも、適度に座り適度に歩くから足腰に一番負担がかからない! 給料もそれなりにいい! ルート営業なら残業も少ないし、ペットショップ店員の悩みを総合的に解消しちゃえるんだ。

だから、ルート営業はいいゾ。

ペットショップ店員から転職したいなら、動物に関わるか、関わらないかの二択。

そこから自分に合う仕事を選びましょう!