8年目の転職にはコツがある!勝率を上げるために重視したいポイントを解説

社会人8年目ともなると「転職できるのかな」と不安になる人も多いと思います。四年制大学をストレートに卒業してから8年目だとしても、30歳ですからね。

30歳を超えると転職が難しくなると、上司や身近な人などに脅されている人も少なくはないでしょう。

たしかに20代の頃と比べると確かに少しだけ難しいですが、しっかり対策を立てれば不可能ということはありません。

転職が可能かどうかを考え、二の足を踏むのは無駄です。

このページでは、8年目の転職を成功させるためには何を重視するべきか掘り下げていきたいと思います。

転職経験者の意見として参考にしてもらえたら嬉しいです。

8年目なら自分を「即戦力」としてアピールできる

社会人8年目ともなると「即戦力」を企業から求められるようになります。

業界内の転職で自分自身が即戦力として使えることをアピールできるのであれば、転職はそう難しい話ではありません。むしろ、「思っていたより簡単だったな」と拍子抜けすると思います。

大事なのは「即戦力アピール」をどのようにして行うかです。

考えるべきは自分が持っている武器は何か、その武器をどのように活用すれば利益を生み出すことができるのかということ。

武器として一番思い浮かびやすいのが「仕事に関するスキル」でしょうか。今の仕事で培った技術や知識などは、業界内の異なる仕事でも使えることが多いですからね。キャリアアップをする場合には、なおさらスキルと知識は良いアピールポイントになります。

ただ、武器はスキルや知識だけではありません。たとえば「今回の転職を通じて、将来的に目指すポイントがある」という明確なビジョンも武器になります。何か目指しているところがあって、そのために転職が必要と語ることで転職活動に真実味と説得力が生まれますからね。

そういった武器さえアピールできていれば、即戦力として高い評価を受けるのには申し分ありません。あとは「どのように活用すれば利益を生み出すことができるか」という部分ですが、これは武器のアピール方法と言えます。

アピール方法はその人の人柄や特徴が出る部分なので、僕から一概には言えません。個々人で最適だと思うアピール方法を考えてみてください。

8年目、未経験の業界・職種に転職するなら今のうち

社会人8年目の人は30歳前後の人が多いと思います。

30歳前半は未経験OKの求人が豊富であると言えるギリギリのラインなんです。30代後半に突入してしまった場合、途端に求人数がガクッと減ります。35歳限界説なんていうものがありますが、求人の全体数が減るためにそういう説が生まれたわけです。

キャリアを形成するのに数年かかるという観点から考えても、未経験の仕事に転職するのは今のうちと言えます。30代後半から新しいキャリア形成をするとなると、大変ですからね。

30代前半のまだ若いと言っていられる今なら、未経験業界・職種の求人を多数得ることができる。

ただし、戦略はしっかりと立てないといけません。20代は「やる気マックスです!」とアピールするだけでも未経験転職できる場合があるんですが、30代はやる気だけではダメ。やる気も大事だけど、未経験の職種で一人前になれるという説得力が無いといけません。

説得力を生むのは、やはり自分の武器です。

例えば、サービス業から営業職に転職する場合には「コミュニケーション能力」「会話術」などが武器になります。仕事のスキルというのは職業や業界固有のものではなく、多数の職業・業界に紐づけされているものです。

そのため、自分の持つスキルが繋がっている業界や職種の中から自分の興味が惹かれる仕事を選ぶと、多数の武器を持つことができます。

最初から「この仕事がしたい」と決まっているとしても、今の仕事と共通するスキルを探せば武器を手にすることができるわけです。

ただし、共通するスキルが特に無い場合もあると思います。そうなると、自分自身の性格やポテンシャルをアピールするしかないでしょう。たとえば「物事を柔軟に考えることができる」とか、「現在自分なりに勉強を重ねている最中だ」とか…。武器にできるものをなるべく多く探してみてください。

そうすることで、未経験の職種や業界においても転職成功率を引き上げることができますよ。

8年近く働いても自分自身のことはなかなかわからない

8年目の転職活動の勝率を上げるためには、どんなケースでも「自己分析」と「他己分析」を怠ってはいけません。

武器を見つけることが大事だと連呼してきましたが、武器を見つけるためには自己分析と他己分析を行わないとダメなんです。

自分自身に下す評価というのは、甘すぎるか厳しすぎるかのどちらかであることが多いです。自分で自分のことを適正に評価できている人なんて、ほとんどいないと思います。謙遜や卑下をしたり、自信満々でおごったりするものですからね。

自己分析と他己分析の両方を組み合わせることで、ようやく自分自身の正当な評価をすることができます。

他己分析は、自分の仕事ぶりを見てくれている同僚や先輩後輩に聞くのが一番いいですが、職場の人には聞きづらい場合もあるでしょう。そういった場合には友人や恋人・家族でもOKです。

もちろん、このブログでもおすすめしている転職支援サービス「転職エージェント」でも他己分析をしてもらえます。転職活動を成功させるうえでも必須のツールなので、積極的に利用していきましょう。

転職エージェントの詳細は以下の記事をご覧ください↓

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