LIXILに長く勤めれば勤めるほど、「なんだかなあ」という想いが増していく。そんな気持ちを抱えている人や、LIXILを辞めたいと考えている人は実は多いのではないでしょうか。

企業口コミサイトを見ていると、そういう人がさまざまな意見を口々に語っています。それらの意見をまとめたうえで「特によくある意見」だけを抜き出し、その状況を抜け出すための対策を紹介しましょう。

部署間の壁があまりにも高い

部署間の連携がうまく取れていないという口コミが、とてもとても多いです。

たとえば、事業によって旧個社の文化的な違いがあるため、考え方も価値観も目指す方向も全く違うんですよね。各事業が違うベクトルを向いて仕事をしていれば、連携がうまく取れないのは当たり前だと思います。

合併の弊害と言いましょうか、合併後の意識改革がうまくいっていないと言いましょうか…。

また、そういう事業や部署の想いがそれぞれぶつかり合ったまま、グレーな状態で仕事が進むことも多いという口コミがあります。そのために二度手間になったり、他部署のひんしゅくを買ったり面倒なことが多いですよね。

そして、部署間の壁があまりにも高くそびえたっているために、異動を認めてもらいにくいという口コミもありました。

価値観の異なる部署や考え方が衝突する部署には異動できないとか、そもそも異動という言葉を出しただけで希望がどうであれ却下されるとか…。

そうなると、自分が望むキャリアに進むことができず、自分の人生が大きく停滞してしまうことになりかねません。

風通しが良い会社に転職してしまった方が良いでしょう。

まず、部署間の連携が取りやすい会社を選ぶために、たくさんの企業と合併しているところは避けた方が良いと思います。LIXILと同じような状態になっていないとは言い切れませんからねえ。

また、進むべき道が決まっていて、その道においては特にさまざまな事業との連携を必要としないのであれば、事業ごとに子会社化しているグループに転職するのもアリだと思います。

事業ごとの隔たりは今以上に大きいですが、そういう会社だと、そもそもその枠を超えて仕事をすること自体があまりありませんからね。

給料がなかなか上がらない

給料が上がらない! 上昇率が低い!

LIXILには、決められた給与バンドがあります。口コミによれば、新卒から7年目までは450~550万円、7面目以降は650~850万円という感じなんですよね。ただ、中には「20年勤めているけど年収400万円」という人もいます。

これは、LIXILが年功序列と実力主義とが合わさっているためです。

年功序列だから基本的には勤続年数が長くないと給料を上げるのは難しいものの、実力主義による評価も行われるため、給料を上げるための制約が大きくなってしまっています。勤続年数が長くても実力主義的な評価を得られなければ、年収は低いままです。

逆に、実力が高く評価されたとしても、年功序列による制約で給料が上がりにくくなっています。

なんだか、年功序列と実力主義のデメリットばかりを掛け合わせたように感じますよねえ。

どちらかに偏っているほうが、給料は上がりやすいと思います。

それなら、わかりやすく実力主義の会社に転職したほうが良いでしょう。

昇格試験などはなく、成績や直属の上司による実力評価などで昇給額が決まるのがベストです。昇格試験があると、結局それが足かせになり、昇給率が低くなりかねませんからね。それに、現場で結果が出るのと試験に合格するのとはまた異なる実力ですから。

残業が多くワークライフバランスを保てない

LIXILを調べると、「激務」というキーワードが出てきます。口コミサイトでは激務と語る人はそれほどいませんが、「残業が多い」「ワークライフバランスを保ちにくい」と言葉を変えて似たことを語る人が多いです。

月の残業時間が平均60時間だとか、80時間を超える月もあるとか…。

僕の感覚では、残業が月60時間を超えると「プライベートを楽しむ時間が取れない」し、月80時間を超えれば「鬱や過労もあり得る」レベルですよ。実際、残業の過労死ラインは月80時間ですから。

ワークライフバランスを保ちやすい会社に転職したほうが、心身の健康にとって良いのではないでしょうか。

残業が少ないということだけではなく、休日日数や有休の消化率、保養所などの福利厚生や社内イベントや飲み会の有無などもチェックしておいてください。

ただ、それらをすべて自分が望むままに叶えるのは難しいです。残業時間および休日日数と給料のバランスから求人を絞り込んだ上で、余裕があれば福利厚生を重視したり、他の希望条件も叶えられる求人を探すようにしましょう。

個人の成長を実現しにくい

LIXILは、「全員一丸となって」という意識が高い部署が多いですよね。

各事業や部署がバラバラなのにもかかわらず、部署内では全員一丸を求める。矛盾しているようですが、一貫して「部署のカラーを重視する」社風であると言えるでしょう。そのため、この全員一丸となってという意識は部内絶対のものになります。

だから、仕事の進め方などにおいて自由度が低いんですよね。

突出することを良しとせず、出る杭は打たれます。

しかも、LIXIL全体的に新しいことに挑戦しようとする動きがありません。

そういう文化の会社に長く勤めたとしても、成長には限界があるのではないでしょうか。チーム意識が高すぎると個人としての成長は実現しにくいし、長く勤めれば勤めるほど「LIXIL以外では通用しない人材」になっていく可能性も懸念されます。

今のうちに、転職しておきましょう。

まずは、自分が今後どういう成長を遂げたいのかを考えてみてください。そして、それを実現させるために必要なキャリアを洗い出し、次の業界・職業などを決めましょう。あとは、社風や企業文化を徹底的に調べながら転職を行うだけです。

なるべく早く動き出し、自分が望む未来に進み始めましょう!