損保ジャパンの社員には、かなり厳しい状況がありますよね。

openworkキャリコネカイシャの評判という企業口コミサイトで、社員の退職理由や不満点を調べてみたんですが…精神的疲労に、激務に、ハッキリしない役割に、苦労している人が多いです。

そこで、損保ジャパンを辞めたいという人の状況ごとに、転職について考えてみたいと思います。

クレーム処理に疲れてしまった

保険金サービス部門の仕事は、メンタルがかなり強くないとキツイですよねえ。

特に保険金支払い関連になると、ほぼクレーム処理です。文句を言われるだけならまだいいけど、怒鳴られて嫌味を言われて…あまり関係ないのに人格否定すらされることもあります。同じ人間にここまで言えるようにさせるとは、お金というものは恐ろしいものですね…。

交通事故なんて毎日のように発生しているものだから、電話はひっきりなしに鳴り続け、ひっきりなしに暴言を吐かれます。

その状況の辛さは、体験した人にしかわからないでしょう。

精神的ストレスと、肉体的疲労と、たまりにたまっても発散させる暇はなく…。

損保ジャパンを辞めたいと思うのは、無理がないことだと思います。

クレーム処理による精神的辛さのある仕事は、意外と多くありません。そもそも保険会社がかなり特殊なんですよね。みんな「保険会社=悪」と捉えていますから。

ほかの業界のサービス部門・コールセンターなどは、損保ジャパンほど精神的に過酷な職場ではありません。商品の説明をしたり、普通の苦情を受けたりといった程度です。そのため、業界を変えるだけでもストレスはかなり緩和されると思います。

ただ、もうサービス部門はこりごりだと感じるなら、違う職種に転職しましょう。

損保ジャパンの保険金サービス部門の経験を活かすのなら、一般事務・営業事務・旅行代理店カウンターセールスなどが定番だと思います。人の役に立つことにやりがいを覚える人や、人の話に傾聴することが得意な人は介護士も向いているのではないでしょうか?

仕事量と人員とのバランスが悪い

これも保険金サービス部門に特にありがちな悩みなんですが、どうも仕事量と人員との釣り合いが取れていないようですね。

先述したような「ひっきりなしに電話がかかってくる」も、仕事量が多いことのあらわれです。土日は休日ですが、休日にも対応すべき事故案件はどんどん溜まります。月曜日はその対応に追われ、大型連休があった際には数日間昼休憩も出来ないほど忙しいです。

また、システムがかなり使いづらいという意見が多く、処理に時間がかかるのも仕事が忙しく残業が増える原因となっているのではないでしょうか。

こういう激務問題を解消するには、大量採用を行っている求人を避け、残業時間に気を付けて転職をすることが大切です。

大量採用を行っている会社は、かなりの確率で「大量離職」をしています。その原因は忙しさ以外にもさまざまなものが考えられますが、激務である可能性は大量離職がない会社と比べれば高いでしょう。

転職エージェントをうまく活用すれば、大量採用を行っている求人を避けて、残業時間の少ない求人をオススメしてもらうことが可能ですよ。

エリア職員に営業を強いられるのが辛い

エリア職員は、昔は事務所で事務作業をする役割だけを担っていました。それが、今では営業を強いられ、知識不足のまま外回りに駆り出されることが増えてきたんですよね。しかも、事務所に帰ればやはり事務作業があるわけです。

昔に比べて事務作業が効率よく進むようになったのかもしれませんが、それでも仕事は山積み。

営業に事務にと、なかなか手が回りません。

こういう「事務が営業的役割を担う」というのを見て僕が思うのは、「事務は事務に集中したほうが効率が良いのに」ということです。そして、「それができないほど会社に余裕がないのではないか」とも思います。

事務作業に集中したいなら、一般事務・経理事務あたりが良いでしょう。

営業事務は営業のサポートもしなければならないし、総務は会社によっては人事や労務も兼ねるためやることが山積みになりますからね。

代理店営業の仕事にやりがいを感じなくなった

損保ジャパンの代理店営業は、顧客と直接接する機会がほとんどありませんよね。もっと顧客のために営業活動をしたいと考える人や、直に顧客の声を聞きたいと考える人などにとってはあまりやりがいを感じないかもしれません。

僕も、顧客とガンガン関わりたい派なので代理店営業は向いてないかもしれないなあ…。

また、保険会社の代理店営業は「代理店の指導」が主目的であるはずなんですが、さまざまな会社の商品を扱う代理店との関係性がねじれやすいという悩みを抱える人が多いです。

代理店のために接待やフォローをすることが多いものの、それが当然という空気が流れているのも辛いところ。感謝されることがなく、主目的を果たすことが難しい状況に営業としてのスキル向上も実感できず、やりがいが…ない。

そう感じたなら、自分にとっての「やりたいこと」は何かを考えることをオススメします。

営業に近い仕事をしたいと考える人が多いと思うんですが、一概には言えず、「コンサル的な役割を担いたい」「マーケティング的役割を担いたい」「もっと顧客と深く関わりたい」など、さまざまな「やりたい」があることでしょう。

コンサル的役割を担いたいなら、IT営業や各業界のコンサルタントになるという道があります。

マーケティングの役割を担いたいのであれば、マーケティング職に転職すると良い。もっと顧客と深く関わりたいなら、ルート営業をするのがオススメです。

また、営業の経験を活かして違う仕事をしてみたいという人も中にはいると思います。

営業の経験というと「コミュニケーション」「折衝」「顧客の分析」などが挙げられるでしょうし、そこから得た能力はもっと種類も数も多いことでしょう。特に、損保ジャパンの代理店営業は折衝能力が鍛えられる業務です。

そういうところを活かすとしたら、「ディレクター職」「企画職」「SE」「カスタマーサービス」「キャリアコンサルタント」「インテリアコーディネーター」などが挙げられるでしょうか。

転職先の幅は広いです。

まずは、転職エージェントに相談して自分に向いている仕事を探したり、自分が「やりたい」と思える仕事を探したりするところから始めてみましょう。