「お客様は神様」なんていう時代遅れな響きの言葉がありますが…

なんか最近増えてませんか?

自分を神様だと勘違いした、哀れで有害な客。(SNSで可視化されるようになったからそう感じるだけ?)

圧倒的な心の狭さと性格の悪さ。そこに「客は神様」という時代遅れな価値観が組み合わさって繰り出される威圧的で理不尽な言動。

こういう客と日々関わるのは、精神的にほんとキツいですよね。

僕もブラック企業で営業マンしてたころ、クレーマー気質の顧客にはとことん悩まされました。会社はとにかく売上重視なので「そんな顧客は切り捨てちゃっていいよ」なんて言ってくれるはずもなく… 結局は自分の精神が削られるだけ。

実際SNSなどで調査してみると、クレーム処理や顧客とのトラブルが原因で仕事を辞めたいと考える人が増えています。

というわけで今回は、「クレームのない仕事(or クレームの少ない仕事)に転職したいな~」と思っている人に、おすすめの仕事や転職先選びのポイントなどを紹介します。

ぜひ参考にしてみてください!

クレームと最も無縁な仕事って?

クレームがない仕事、もしくはクレームが少ない仕事といえるものをいくつか紹介したいと思います。

工場勤務

僕が考えるクレームと最も無縁な仕事は、工場勤務です。

工場で作られたものは顧客へと送り届けられるわけですが、工場で実際にものづくりをしている人にクレームが告げられることはありません。

遠まわしに「最近品質が…」と集会で言われる程度です。

ただ、顧客との関わりが薄い反面内部の人間関係がギスギスしているところがあります。

閉鎖的な空間でずっと同じ作業をしているわけですから、人間関係がうまくいっていない職場だと大変です。

今度は職場内の人間関係が原因で辞めることになりかねないので、職場の雰囲気を重視して求人を選ぶことが大切です。

清掃員

清掃員のお客さんって誰なんでしょうね。

ホテルの清掃なんかは、ホテルの運営会社が自社で揃えている「清掃員」という肩書きの人材に過ぎません。

ということは、清掃系の会社に働かない限りは清掃員に顧客はいないということになりませんか?

そもそも客がいないのって、顧客トラブルが原因で仕事辞めたいという人にはぴったりですよね。

ただ、清掃会社に勤める場合は現場のビルや会社やホテルが顧客となります。

クレームを言われることはなかなかありませんが、たまにあるようです。清掃のプロとして依頼されて現場に赴くんですから、当然ですよね。

ホテルの清掃員だとクレームとは無縁。ただ、上司による厳しい清掃チェックがあります。

小姑も驚くほど徹底したチェック体制を敷いているところもあるので、上下関係によるストレスはあるかもしれませんね。

警備関係

ビルメンテナンスや警備は顧客トラブルとは縁遠いと言われています。

警備は警備対象となる施設の社員ではなく、そこと契約する警備会社の社員または非正規労働者ですよね。

顧客関係はありますが、警備員にわざわざクレームを言いに来る人なんてほとんどいません。よほど暇な人くらいですよ。

ビルメンテナンスも人とかかわることが少なければ、クレームとも無縁な仕事です。

こういう施設警備系や施設管理系の仕事は、そもそも人との繋がり自体が希薄なので人的トラブルなんてないわけです。

データ入力

会社の一室でひたすらデータを打ち込むお仕事です。

エクセルやワードの簡単な操作ができればいいということから、女性が多い傾向にあります。たまに男性もいたりして、女性社会に揉まれているようです。

データ入力は顧客と全く関わることがありません。

事務もそうですよね。パソコンを使って処理をしてそれを自社に提出する仕事なので、事務員やデータ入力作業員に顧客はいない。会社の顧客がいても、自分とは無縁です。

中小企業の事務職だと顧客対応をしなければならない場合もありますが、その場合を除いては顧客トラブルは起こりえません。

避けたほうがいい!クレームが多い仕事は…

顧客からクレームを受けない、顧客との関わりが薄い仕事って思っている以上にたくさんあります。

紹介したのはほんの一部で、それに関連した似た仕事を探せばいくらだって出てくるわけです。

それなら、逆にクレームが多い仕事はあるのかということが気になりますよね。

僕が思う一番避けるべき仕事は、フリーランス全般です。

当然ですよね、ひとりで仕事しなきゃならないんだから。営業から経理までひとりきりで行うということは、顧客と直接関わる仕事ということです。顧客と契約を交わすところからずっと関わります。

そして何より、今まで会社全体へのクレームだったのが「自分ひとりへのクレーム」に変わるんです。だから絶対辞めておきましょう。

営業や販売関係、サービス業に運送業なんかも避けたほうがいいですね。

運送は仕事中人と関わることはありませんが、顧客に直接荷物を届けなければならないのでクレームはあります。というか、運送業はクレームがとてもとても多いようです。

こういったところは避けて、仕事を探すと良いでしょう。

転職先を選ぶとき「クレームがない仕事」にこだわりすぎるのも良くない

顧客からのクレームやトラブルが原因で辞めたい人は、転職をしたほうがいいと思います。

クレーム対応の少ない仕事や、無縁な仕事に転職すれば不満が解決できるんだから、ぜひすべきです。

クレーム対応の少ない職種や避けるべき職種を紹介したのも、僕が転職推奨マンだからです。

ただ、転職をするにしても1つ伝えておきたいことがあります。

クレームと無縁な職種や、顧客と関わることの無い職種は確かに案外多いです。

清掃員・ビルメンテナンス・施設警備・事務・データ入力などオフィス業務のほとんど・工場内作業系全般・倉庫内作業系全般……。ちょっと考えただけでも、めちゃくちゃありますよね。

ただ、この世にクレームゼロの仕事は無いのかもしれません。

クレームと無縁な仕事と思っていても意外なところから矢が飛んでくることもあります。

クレームはなくとも上司に嫌味を言われて、クレームを受けたときと同じような嫌な気持ちになることも場合によっては日常茶飯事でしょう。

そう考えると、どこで働いても、誰に何を言われても気にしない心を育てていくことも大切かもしれませんね。

そのためには、自分が悪いとは決して思わないことです。特に接客以外のクレームの場合は自分に非が無いことは多いはず。商品に関するクレームを売る側にする人や、販売員のクレームを本社に告げ口する人なんかいますよね。

ああいうのは、自分が悪くないわけだから話半分で聞き流せばいいんです。表面だけ「すみません」という気持ちを表したら、それで十分。

クレームや顧客トラブルが原因で辞めたいと思っている人は、きっと他人のことをよく考えられる優しい人なんだと思います。

ただ、もういいじゃないですか。

自分と自分の周りだけ幸せなら、それでいいんです。ちょっとは独善的になってみても、罰はあたりませんし、そのほうが顧客との関係がスムーズにいきますよ。

最初に言いましたよね。

自分を神様だと勘違いした、哀れで有害な客。と。

理不尽なクレーマーは、所詮、哀れな人間なんです。

そんな人間に振り回されて自分の可能性を狭めるのは悔しいですよね。

この考え方を念頭に置きつつ、転職先の許容範囲を少しだけ広めにとっておいた方が、良い求人(高収入だったり、自分に合っていたり)をスルーしてしまう可能性も減ると思いますよ。