消防士を辞めたい? 特殊な職場だしパワハラもあるし、確かにそうだ。

しかし、消防士を辞める時期はどうする? 手続きは? 辞めてよかったと言える転職先が見つけられる? 消防を辞めるには色々な疑問と不安がありますよね。

そんな疑問・不安を解決すべく、僕の友人の知り合いの元消防士に色々聞きながら、僕自身もアレコレ考えてみました。

消防士を辞めたいなら、寄ってらっしゃい見てらっしゃいな!

消防士を辞めたい理由、元消防士に聞いてみた

  • 古い風習・慣習に違和感
  • 体力的にきつい
  • それほど給料が良いわけではない
  • 人間関係、一癖も二癖もある
  • 休みなのに落ち着けない
  • 忙しすぎなときと、暇すぎなときとの差

消防士は、徹底した縦社会です。

命がけの仕事だから規律を徹底させて、高い仕事意識を持たせないといけないのはわかります。だけど、「上司・先輩の言うことは絶対聞かないといけない」とか正直古いですよね。

それでも仕事に関する命令を順守するというだけなら、まだわかります。それも必要なことなんだろうと。

実際は、仕事と関係ないことを言ってくる人が多いですよね。たとえば「合コンセッティングしろ」とか「彼女紹介しろ」とか、「あれ買って来い」だとか…。出会いが少ないからってどうして先輩のために合コン開かないといけないんだと、モヤモヤ。

開いたら開いたで「ロクな女いなかった」とか難癖付けてくるし…大変だ。

次に、体力的にきつい仕事ということも辛いところだったと語ってくれました。とことんまで自分の体をいたぶり続けないといけないから、かなりストイックじゃないと続きません。

しかも、命を張るのに給料がそんなに良くはないというのが辞めたい気持ちに拍車をかけます。

一人だと生活に困らないけど、結婚したり子供が出来たりしたら共働きしないと生活が回らなくなるくらいだと知り合い談。安定はするものの、給与ベースがそもそも低いから満足はできないとのことです。

また、人間関係の癖が強い!(千鳥ノブ風)

円満な職場の雰囲気を作るのは至難の業じゃあ…!

しかも休日が休日じゃないんだ。

何かが起きれば休日も召集がかかるから、常に仕事を意識することになります。普通の休みに遠出したいと思っても簡単にはできない! 僕が思うに、仕事を意識しないといけない休日なんて、ちっとも休日じゃないですからね。

実質休日ゼロと同じですよ。

社会には大切な仕事だけど、無理をして続けると体を壊してしまいそうです。

消防士にはパワハラもあるから、心すらも壊してしまうかも。

消防士を辞めたいなら、本格的に転職を考えることをオススメします。

元消防士の転職体験談! 消防辞める手続きから転職まで語ります

知り合い元消防士が転職したとき、一番耐えられなかったのは「休日」と「人間関係」だったようです。体力的にきついことも、もちろんしんどかった。ただ、消防士になる前から分かっていたため、なんとか耐えられたんです。

でも、その二つはどうしてもダメだった。

だから、彼は辞めることを決意したんです。

辞める時期をどうしようかというのが、退職を決意してから最初の悩みでした。彼は転職先を決めてから退職したいと思っていたため、余裕を持って年度末までに辞めることにしたんです。

個人的には、辞める時期はあまり考えなくてもいいと思いますけどね。

「辞めたいです」

分団長に退職理由を告げて、「年度末までは働きます」と言いました。かなり問い詰められたようでしたが、「もうすでに転職先を探しているので」と告げると渋々許可。結構長く勤めていたようで、退職金も出ました。

転職エージェントを使って転職先を探し、年度末に晴れて退職。

自由を手にしたわけです!

転職先はどうしたのかというと、彼の悩みを解消するため、彼はビル管理士になりました。

宿直もある仕事だから不規則な生活にはなるものの、休日日数は多いですからね。宿直明けを含めれば実質休みばかりと、ウキウキして語ってくれました。一人仕事が多いから人間関係も発生しません。

そして、彼は諸々の資格を取って電気やガスなどに特化していくつもりだという。

消防を辞めた後、しばらくは実感がなかったらしいですが、今は「消防を辞めてよかった」と笑顔で語っていましたよ。

消防から民間に転職するときのポイント

ここからが本題! 消防から民間に転職して「辞めてよかった」と思える人がいることはわかったけど、実際に転職するときどうしたらいいか、正直よくわかりませんよね。

消防から民間に転職するときにまず大事なのは、「自分はどうしたいのか」です。消防士を辞めたいけど、辞めた後どうしたいのかが大事。

具体的に、「辞めたい理由の何を解消したいのか」「今の仕事の経験を活かしたいのかどうか、また何を活かしたいのか」を考えてみてください。あなたが解消したいのは休まらない休日? あなたが活かしたいのは体力? 色々あると思います。

そもそも何も活かさなくても、全く関係ない仕事がしたいという人も多いでしょう。

「ああしたい」「こうしたい」という気持ちが、消防から民間に転職するときの道しるべになります。

そこから考えられる具体的な転職先の例を、僕からいくつか挙げましょう。

まず、僕の友達の知り合いが転職先に選んだビルメンテナンス

給料はそんなに高くありませんが、仕事に役立つ資格を取得することで給与アップも可能。さらにその資格は結構専門的なものが多く、電気系・ガス系など特化させて再転職することで、キャリアアップもできます。

また、何と言っても休日が多い! 宿直明けには必ず休みが1日付きますからねえ。年間休日120日以上とする求人が多いものの、宿直明けを休みとするならもっともっと休日は多くなります。

まあ、僕的には宿直明けなんて休みに入らないという意見なんですが、そこは人によりけりなので…。

休日に休まらないのをどうにかしたい人には、オススメですよ。

事務職は、「肉体的にきつい」という悩みを解消しながら、消防士のデスクワーク経験を活かせる仕事です。給料は下がるものの、残業が少なく休日も多いのでオススメ。

営業職は、給料と仕事内容のバランスが結構いいです。しかも、暇すぎるということは決してありません。逆に、常に忙しいと思っておいたほうが良いでしょうね。「忙しすぎも嫌だ」という人も安心、ホワイト企業を選べば残業も少なくて済みますよ。

消防士の体力・難しい人を相手に人間関係を構築してきた経験などを、活かせます。

また、体を鍛えているということでジムのインストラクターやトラック運転手も良いかもしれませんね。

最後に工場。

製造業はどの仕事をするかによって仕事内容が変わるものの、基本的に「生活が規則正しくなる」んです。出勤時刻と退勤時刻は、ほとんど常に変わりません。休日もカレンダー通りです。

その安心感は本当にすごい。

給料だけじゃなくて生活も安定させたいなら、オススメです!

以上が僕が考えた、消防から民間に転職するときのオススメ転職先。

どんな仕事を選ぶかは、自分がどうしたいか次第です。ただ、どんな仕事を選ぶとしても、消防士を辞めるなら必ず覚悟しておかないといけないことがあります。一度辞めたら、消防に再就職することは難しいということ。

じっくりと悩んで、消防士からの転職先を決めましょう。