三井住友信託銀行といえば、記憶に新しいのは子会社による不祥事。この事件をきっかけに会社の将来性に不安が募り、三井住友信託銀行を辞めたいと思い始めた人もいるのではないでしょうか。

もちろん、辞めたい理由はそれだけではないでしょう。

そこで、openworkキャリコネカイシャの評判という企業口コミサイトで調べたよくある退職理由を解説しながら、その不満を解消するための転職を考察したいと思います。

営業至上主義に疑問を感じる

入社後、特別な専門スキルが無ければ、とりあえず営業職に配属されるんですね。

本部部署の仕事がしたいとしても、営業において大きな成績を残して認められなければ異動はできない。

だから、大抵の人は営業職になります。

特に男性は営業、女性はテラーという風潮が強いため、男性は十中八九営業職!

適材適所という意識が弱いのでしょうね。

そういう営業至上主義や性別による仕事の振り分けというのは、もう古いです。男がカルーアミルク飲んでもいいじゃないか! 1杯目からカクテルでもいいじゃないか! それが、現代的な感覚ですよね。

古い風潮に疑問を感じるなら、転職をしたほうが良いと思います。

このままでは、キャリアプランも何もあったものではありませんしね…。

とりあえず、自分が今後どのようなキャリアを進んで行きたいのかを考えてみてください。金融業に絞ってみてもいいし、金融業以外がしてみたいなら視野を広げてみましょう。

実現させやすいことに重点を置くのなら、信託銀行の営業経験を軸にして考えると良いですよ。

信託銀行の営業経験というと、たとえば「折衝能力」「分析力」「提案力」「ヒアリング力」「コミュ力」「学習能力」などが挙げられます。それか、昨今はITベンチャーとの連携が盛んなので、そのつながりを狙うのも面白そうですね。

非効率的で残業が多い

事務や窓口の仕事をしている社員に多い悩みです。

システムがとにかく古い! そのうえ、マニュアル作業が非常に多くて非効率的。事務処理にいちいち時間がかかってしまうわけですが、業務量がとてもとても多いので、時間をかけていては必ず残業になります。

そのうえ、事務や窓口にも少なからずノルマが課せられますよね。それに対応するとなるとやはり業務量が膨れ上がってしまい、残業が増えてしまいます。

メールを見る時間すらなく、少し余裕が出来たからとメールを見ていると怒られるわけです。そして、新しい仕事を振られたり、他の人の仕事を手伝わされたり…。大量にメールが届くのにじっくり読むことができないため、内容を理解することができません。

そのために人に迷惑をかけることもある!

非効率的だし、非合理的ですよね。

残業も事務系の仕事にしてはあまりに多すぎます。

これなら、事業会社で一般事務や経理事務をしていた方が、効率よく楽しく働けるのではないでしょうか。事務に課せられる営業ノルマをコンスタントに達成するのが得意なら、営業事務も良さそうですね。

職場環境と教育体制がよろしくない

三井住友信託銀行の職場環境は…非常にピリピリしているようですね。失敗はすべて部下の責任になり、部下の成功はすべて上司の手柄となる「上司絶対君主制」がありますからね。上司の人格がよろしくなければ、パワハラなんて日常茶飯事になってしまいます。

自分がパワハラを受ければもちろん辛いが、職場でパワハラを受けている同僚や先輩後輩を見て辞めたいと考える人も多いです。

また、教育に関しては習うより慣れろという考え方があります。

研修期間がめちゃくちゃ短く、支店にすぐ配属されてしまう。配属後にしっかりとした教育や研修が行われることはなく、目の前の問題をただ解決するだけで精一杯の毎日。確実にこなせる仕事が増えるとか、段階的に成長していくとか、そういうことはありません。

ただただ漠然とした状態で、ドカンッと大量の業務内容を押し与えられる。

教育に割く時間も人もないので仕方がないのかもしれないけれど、それなら会社がカバーしてくれても良いのではないかと思ってしまいますよねえ。実際、会社からカバーするという意思は微塵も感じられないわけで…。

社員の教育や研修に力を入れている会社を探し、転職をしたほうが自分自身の成長スピードは圧倒的に速くなると思います。

「三井住友信託銀行は同業他社でも特に教育が不完全」という口コミがあるので、同業他社で研修が充実している会社に転職することも十分に考えられるでしょう。信託銀行が辛いと感じるなら、金融と近い業界を選んでも良いと思います。

どちらにしても、「入社時の研修」と「希望すれば受けられる研修」との両方をしっかりとチェックしましょう。

三井住友信託銀行の将来性には不安がある

「三井住友信託銀行の将来性には、不安しかない」と語る人が、企業口コミサイトにとてもとても多いんですよ。

メガバンクと言われている銀行も厳しい状況にあり、「金融業界やばい説」がまことしやかに語られているのが現状です。信託分野ではメガバンクにも遅れを取らない三井住友信託銀行ですが、近年メガバンクが信託分野に力を入れ始めてきています。

三井住友信託銀行はバンキング業務に弱いという意見が多く、メガバンクがこの分野で伸びていけば、この会社は危機的状況になるでしょうね。

さらに、社員教育をまともにしていなかったり、未だに古い考え方が蔓延っていたりというところでも将来性が不安になります。

今後を担うのは「20代・30代」という若手であり、50代の年配社員ではありません。若手の教育を怠っているこの状況では、激化する競争の荒波に飲み込まれてしまう可能性が高いです。

そして、古い考え方を払拭しきれていない古い体制の企業は、今後どんどん相手にされなくなってくると僕は考えています。もちろん、今の若手が上に立つ頃には変わっているでしょうが、問題はそれまでです。

以上のようなことを考えれば、三井住友信託銀行の将来性は危ういと言えるのではないでしょうか。

それならば、早めに転職活動を始めておいた方が良いと僕は思います。

とりあえず転職エージェントを使い、あなたの希望条件を伝えて「あなたにとって最高の求人」を探しましょう。それが見つかったときには本格的に転職活動を始め、内定が得られたなら三井住友信託銀行を辞めればいいんです。

将来性が不安なら、転職は安定した基盤で行おう。

そして、地盤が安定した業界や会社で、今後のキャリアをじっくりと組立ましょう!