アイリストは潰しが利かない仕事ではない。

経験を活かせる転職先がたくさんあります。そして、悩みを解消できる仕事の選択肢も豊富です。アイリストから転職して幸せになることは、決して難しいことではないんです。

今回は、アイリストのよくある悩みをまとめつつ、アイリストを辞めたい人の転職戦略を掘り下げていきたいと思います。

アイリストの悩みあるある!

1.プレッシャーが辛い

失敗は許されない施術に、プレッシャーを感じてしまいますよね。

特にエクステ。

エクステは1回で成功させなければいけません。

そして、失敗すればさまざまなトラブルを招くことになります。

  • エクステがまぶたの皮膚に刺さって痛い
  • グルーが肌に合わなくてアレルギー反応が出た
  • 施術後に目が充血して痛い

目の充血と痛みに関しては、施術により角膜が傷つくことが原因の場合があります。そうなると、お客さんは眼科に行かないといけなくなるわけです。そう考えると、手が震えてしまいそうになりますよね。

以上のようなプレッシャーで不眠になる人、お腹が弱くなる人、うつ病になる人がいる。

また、自信を無くしてしまう人もいます。

2.人間関係がうまくいかない

指名制のある美容サロンが多いですよね。

そういう店だと、個人指名率をシステム上で管理したり、ランキング形式にしたりすることがあります。これは、個人の指名率を給料やボーナスの査定などに反映させるためです。わかりやすくて、良い制度だと思います。

ただ、これが人間関係がこじれる原因にもなっているのではないでしょうか。

指名率の高さと低さという要素に、先輩後輩という上下関係が加わると「嫉妬」が生まれます。「私の方が先輩なのに!」と、先輩が指名率の高い後輩を目の敵にするわけです。これにより、サロン内の雰囲気がギスギスします。

結果、人間関係の悩みで辞めていく人が現れるわけです。

3.給料が上がりにくい

アイリストの給料は、正社員月給18万円スタートが相場です。

ここに指名率などから算出されたインセンティブなどが入ります。技術を磨いて人気が出るほどに稼げるようになる仕事というわけです。そのうえ、チーフアイリストやマネージャーなどの役職者になると、月給30万円を超えてきます。

決して給料が低い仕事というわけではないと思うんですよ。

ただ、給料が上がる人と上がらない人との格差がハッキリする仕事です。指名率が上がらない人は、給料も上がりませんからね。

アイリストの仕事を続けたい人へ

本当はアイリストの仕事を続けたいけど、自信がない。人間関係や給料の問題があり、このままでは続けようにも続けられない。そんな人がアイリストを続ける方法は、とても単純です。

1.自信を付けるには〇〇しかない

自信を付けるには、アイリストの仕事を続けるしかないんですよ。

専門的な技術に関する自信というのは、技術が向上して成功体験が増えることでしか得られませんからね。

これまで以上に施術がうまくなる。そして、客に褒められたり、感謝されたりする機会が増える。

それが「自分の技術が高い」ということを客観的に証明してくれるため、自信が得られるんです。

そして、自信が裏付けとなり、プレッシャーを緩和してくれます。

もちろん、ただ今まで通り働くだけではダメです。

一度転職することをオススメします。

任意で受けられるフォローアップ研修がある店に転職すれば、スキルアップしやすいからです。

また、違う環境に身を置くことで、アイリストとして新しい発見が得られる可能性がありますからね。

今、「行き詰ってるなあ」と感じるなら、転職しましょう。

2.自分に合う職場に転職しよう

人間関係は店のスタンスで見極めることが可能です。

指名率を公表しないスタンスの店は、指名率による露骨な上下関係や嫉妬が生まれにくいんですよ。人気不人気はなんとなくわかりますが、具体的な数値は推察するしかありませんからね。

そして、実際に店の雰囲気を感じることでも見極めることができますよ。

面接時に、「少し店内を見て回ってもいいですか」と申し入れてみよう。断られたら何かの問題を抱えていると判断し、転職先の選択肢から除外してみてください。OKしてくれたら、働く人たちに注目して見学してみましょう。

表情を見る。関係性を見る。待機中の過ごし方を見る。

嫌な人間関係を一度経験しているのなら、それだけで「前と似た雰囲気」を簡単に察知できます。想像しているよりも、見学だけで人間関係を見抜くのは難しいことではないんです。

また、給料に関しては、基本給が今よりも高い所を探しましょう。

そのうえで、インセンティブ制度の有無、具体的なインセンティブの算出方法や割合などを見てみてください。求人に記載されていなければ、問い合わせてみましょう。

以上のように対策をすると、自分に合う職場に転職しやすいですよ。

アイリストから転職するときの選択肢

1.美容師

アイリストとして使っている美容師免許を、美容師として使う道もあるのではないでしょうか。

アイリストは「まつげ」という「目」に近いデリケートな部分を担当します。アイリストのプレッシャーには、その点も関係しているのではないでしょうか。

もちろん、美容師も失敗はできません。ただ、アイリストのように「目が痛くなる」「角膜が傷ついた」ということはなかなかないですよね。頭皮を切ってしまったとか、耳を切ってしまったとか…。あり得なくはないけれど、ほとんどありません。

十分に、プレッシャーは緩和されるのではないでしょうか。

そのうえ、資格を有効活用することができるので、オススメですよ。

2.エステティシャン

エステティシャンは人の身体全般に関する悩みを解決したり、より美しくしたりする仕事です。

ボディケアをしたり、リフレクソロジーをしたり、ボディケアや脱毛をしたり、さまざまな種類の施術を行います。美容に関する仕事が好きだという人には、この点が大きなやりがいになるのではないでしょうか。

そして、ただ施術をするだけではなく、施術前後にはカウンセリングを行います。

ここで、アイリストの仕事の経験を活かせるわけです。

美容に興味がある人にとって、天職にもなり得る仕事ではないでしょうか。

3.ドレスコーディネーター

ドレスコーディネーターは、結婚式の衣装・メイク・アクセサリーをトータルコーディネートする仕事です。お客さんとしっかり打ち合わせをして、お客さんの要望に合うコーディネートを行います。

アイリストも施術前後にお客さんとのカウンセリングをしますよね。

ドレスコーディネーターに転職すれば、その経験を活かすだけじゃなく、より深められます。接客にやりがいを感じるという人にとっては、この点がドレスコーディネーターに転職する大きなメリットとなるでしょう。

そして、女性が最高に輝く瞬間を作り上げることは、美容に関心がある人にとって、至上の喜びになると僕は思います。

しかも、アイリストのように体の部位に対するアプローチをするわけではないから、プレッシャーは激減するでしょう。

以上のことから、ドレスコーディネーターはアイリストの仕事が好きな人にも、アイリストの仕事に疲れた人にもオススメしやすい仕事と言えます。

4.フラワーデザイナー

フラワーデザイナーの仕事は、フラワーアレンジメントを作ったり、花を使った演出をしたりすることです。

美しい花の配置の仕方や飾り方などを学ぶことになります。ただ、美意識と美的センスがあれば、その吸収は早くなるでしょう。

特に、アイリストとして高い向上心を持っていた人には向いている仕事だと思います。

花に関する知識が無くても、その向上心をアピールすれば「早く一人前になってくれるだろう」と相手に期待させることができるからです。

アイリストとは全く異なる仕事でありながら、美意識・美的センスを活かせる仕事として、オススメですよ。