ヨガインストラクターを辞めたい人へ。悩みを解決するための2つの転職選択肢を紹介

僕の知り合いに、ヨガインストラクターの仕事を辞めた人がいます。

その人は悩み、疲れ果てて、ヨガインストラクターを辞めました。その人の話を整理していると、ヨガインストラクターにありがちな悩みが見えてきたんです。そして、それを解消するための選択肢は、大きく分けて二つあることに気づきました。

ヨガインストラクターとしてより良い会社に転職する。
ヨガインストラクター以外の仕事に転職する。

今回はこの二つの選択肢を掘り下げてみたいと思います。ヨガインストラクターを辞めたいと思っている人は参考にしてみて下さい。

ヨガインストラクターを辞めた人の話

1.悩み疲れ果てた日々の話

この話の主人公の名前は、Fさん。

関西出身、東京に出てヨガインストラクターの仕事に就きました。ヨガ好きが高じたのと、「美容や健康、癒しに関わる仕事がしたい」という想いからこの仕事を選んだそうです。

だから、入社前はもうワクワクしっぱなし。

しかし、現実は甘くありませんでした。

入社前の話には、「週休2日シフト制、シフトの希望は考慮するよ!」と言われていたんです。

ただ、実際にはシフト希望を出すと、ことごとく却下されてしまうことが多かったそうです。

しかも、休日出勤アリアリ。

研修が終わり、インストラクターとしての仕事をし始めると、残業もアリアリ。

さらに、ヨガインストラクターの仕事は予想以上にハードでした。ホットヨガの担当になると、ミストサウナのような高温多湿の環境で声をあげながら体を動かすことになるんですよね。

何時間も、何時間も。

ヨガには自律神経を整える効果があるのに、「高温環境と低温環境」を行き来しすぎて自律神経が乱れるというジレンマ。

Fさんは、あらゆる面から、趣味と仕事との違いを痛感したわけです。

「ヨガは仕事にするもんやないな…」

そんな愚痴をこぼすFさんが最も辛いと感じたのは「ノルマ」でした。

サプリメント、ドリンク、健康食品の販売。多くのスタッフは、この販売ノルマに頭の中を支配されていたんです。バックヤードでの会話のほとんどは、「あの客がちょろかった」とか、「今月どれくらい売ったか」とか。

ヨガの技術の話とか、指導方法の話とかは全くありませんでした。

上司からの指導も、ノルマの話ばかり。

「私はヨガがやりたくて入社したのに…」

そんな違和感を抱えながら、「ヨガの仕事を続けたい」という一心で3年間働き続けました。

しかし、ノルマ意識が低いと上司に詰められ、給料も上がらず、心が折れてしまったんです。

2.「もう無理!」と転職を決意

「ヨガは好きだけど、こんな気持ちで人に教えちゃだめだ。それに何より、私自身が耐えられない!」

Fさんは、とても悩みました。

好きなことを仕事にしたい。

だけど、この環境では好きなことに集中できない。

私に他の仕事ができるだろうか。

あれこれと考えた末、Fさんは「もう知らん! とりあえず転職活動はじめてから考える」と転職を決意しました。

3.幸せに生活している今と「これから」の話

Fさんが選んだ仕事は、セラピストです。

美容や健康、癒しにかかわる仕事がしたいという想いは捨てられなかったんでしょうね。それに、Fさんはヨガインストラクターとして、人の身体の仕組みなどに関する知識が他の人よりも多かった。

だから、セラピストを選んだんだと思います。

結果、セラピストの仕事はFさんにとって本当に楽しいらしく、今はとても幸せそうです。

この話を詳しく聞きに行ったとき、「これからはいろんな経験を積んで、お金も貯めて、独立したい」と夢を語ってくれました。

【選択肢1】ヨガインストラクターとしての悩みを解消できる会社に転職

給料を上げる方法

ヨガインストラクターとして給料を上げる方法は、三つあります。

第一に、今より給料が高い会社に転職する方法です。

ヨガインストラクターの中途求人を見ると、正社員で25万円~30万円得られるとしているものが少なからずあります。

未経験ならそれでも18万円程度になることが多いですが、経験者のあなたなら、表示通りの給料を得られる可能性が高いでしょう。

少なくとも、転職して今より下がるということはありません。

第二に、店長候補として転職する方法があります。

店長候補の場合は、通常よりやや高めの水準で募集している会社が多いです。さらに、副店長・店長に昇格することで給料が数万円上がります。結果、30万円以上も可能になるんです。

この業界で長く働きたいと思っているなら、店長候補がオススメですよ。

第三に、独立するという道もある。

独立すると給料が下がるリスクがあるものの、逆に大きく上げられる可能性もあるんです。ギャンブル的だけど、ノルマからも解放されるとっておきの方法と言えます。

給料形態は、「1レッスンあたり何円」というもの。相場は1レッスン(1時間)で3000~5000円程度です。

人気インストラクターになると、レッスン回数も人数も増えるため、かなり稼げるようになります。

リスクを取って挑戦してみるのも、良いのではないでしょうか。

目指すべき休日日数の目安

完全週休2日制と記載されている求人を選びましょう。

年間休日日数は、110~120日が良いですね。

もちろん、選べる求人の数は減ります。

ヨガインストラクターの求人を見ていると、休日月6~10日という書き方をしているものが多いです。「月に10日もあれば十分じゃないか」と思うかもしれません。

ただ、「店舗体制により異なる」と曖昧な注釈が書かれていることがほとんどです。シフト制だし、完全週休2日制というわけではないので、実際には記載されているほどの休日がない月もあります。

だから、完全週休2日制の求人を選ばないと休みが保証されないんです。

特に「定休日+1日の完全週休2日制」がいいです。定休日1日は休日出勤もなく絶対に休めることが保証されています。それに、定休日があることで生活リズムを整えやすくなりますからね。

【選択肢2】ヨガインストラクター以外の仕事に転職

セラピスト

セラピストの仕事は、心身の癒しを目的とした施術を行うことです。

セラピストが行う施術には、リンパセラピー、温泉セラピー、タラソセラピー、ヨガセラピーの4種類があります。基本的には、同じ職場で同じスタッフが複数の種類を担当することはありません。

ちなみに、その中で最も主流かつ求人数が多いのは、リンパセラピーです。

リンパセラピーは、体に流れるリンパの流れを活性化させ、老廃物を効率よく排出することを目的としています。老廃物がしっかり排出されることで、健康になるというわけです。さらに、アロマオイルによる癒し効果も目的としています。

美容・健康、癒しに興味がある人にとっては、とても面白い仕事なのではないでしょうか。

興味があることを仕事にできるうえに、ノルマなどの余計な要素もないため、オススメですよ。

ホテルフロント

ヨガインストラクターとして鍛えた接客力やコミュニケーション能力を活かせる仕事として、オススメです。

「それならホテルじゃなくてもいくらでもあるだろう」と思うかもしれませんが、ホテルは接客サービス業の中でも特に稼ぎすい場所なんですよ。

年収の相場は300~350万円程度。

高級ホテルにもなれば、400~500万円程度を得ることも可能になります。そのうえ、ホテルコンシェルジュにキャリアアップすれば、年収500万円以上も狙えるんです。

なお、ホテルコンシェルジュというのは、宿泊客のさまざまな問い合わせや要望に応える仕事。ホテルの仕事の中では、上位職という扱いになっています。

そういう仕事を経験していくと、マネージャーや支配人になる道も開ける。そうすれば、年収1000万円以上を稼ぐことも夢ではなくなります。

インストラクターとして「人と関わること」にやりがいを感じている人は、ホテルフロントに転職することで、生き生き伸び伸びと上を目指しながら働けるのではないでしょうか。

リゾート施設のスタッフ

リゾート施設は、ヨガインストラクターの指導力を活かせる場所です。

というのも、リゾート施設にはさまざまなアクティビティがありますよね。

野外調理、樹上アスレチック、四輪バギー、ラフティング、カヌー、パラグライダーなどなど…。

それらのアクティビティには、インストラクターが必要不可欠です。その仕事内容は説明と実演、そして指導。ヨガインストラクターの仕事内容と、似ています。

だから、ヨガインストラクターの指導力や経験を活かせるというわけです。

興味が惹かれるアクティビティがあれば、転職先候補に入れてみるのも面白いのではないでしょうか。

-仕事の悩み