「俺の能力不足が悪いんだ、不出来だから、迷惑かけるし、つまらないし、仕事を辞めたい」

能力不足を感じると、とことんネガティブになりますよね。自信を失って、取り戻そうとしても空回りして…。周りに迷惑をかけているではないかと不安になり、ため息ばかりつくようになります。

何よりも、自分自身が、仕事をしていて楽しくありません。

辛い…仕事を辞めたい…もう限界だ!

そう感じたなら、転職に向けて動き始めることをおすすめします。

今回は、能力不足を感じながら働くことのデメリットや、自分の能力に合った転職先(or 能力を順調に伸ばせる転職先)を見つける方法を掘り下げていきたいと思います。

能力不足に苦しめられながら仕事をする人の末路

人の心を最後に支えてくれるもの、なんだと思いますか?

自信と自己肯定感です。

自分自身の心に一番寄り添うことが出来る人間は、他でもない自分自身ですよね。そんな自分自身が「僕は能力不足だ、僕はなんてクズみたいな人間なんだ」と考えていたら、心はひどく傷つきます。

仕事が辛いことによって傷ついた心に、自分自身で塩を塗っているんです。

更に、上司に相談すると「努力が足りないんだよ」「やり方を工夫しろ」「愚痴る前になんとかしろ」と、冷たくあしらわれてしまいますよね。努力をしても、何度やっても、効率も上がらず仕事が出来ない…。

だから帰りも遅くなるし、良いことがありません。

能力不足を感じながら仕事を続けると、自信も自己肯定も喪失するだけでなく、残業が多くなり給料も上がらずどんどん労働条件が悪くなります。

結果的に「働きすぎ」の状態になり、たくさん働いているのに成果が出ないから更に自信を無くす。

悪循環に陥るわけです。最悪の場合、鬱になってしまう…。

能力不足は、自分が悪いとは限らない

「努力は裏切らない」という言葉があるから、悪いんだと思います。そんな言葉があるから、「努力しても無理なんて俺はなんて愚鈍なんだ」と自信喪失する人が多いんですよ。そんな言葉、無くしてしまおう。

努力したって、無理なものは無理!

努力は平気な顔をして僕たちを裏切りますよ。努力次第で克服可能なこともあるけれど、全部が努力でなんとかなってしまうわけではない。

自分自身の適性というものは、努力をしても変えられない。

そう、能力不足を感じるのは、今の仕事と自分の適性が合っていないからなんです。

適正が無いと、「当たり前」もままならない

ここで少し、僕の元同僚の話をします。

ブラック企業に勤務していた時代の同僚ですね。彼は、営業職という仕事に対しての適性が全くと言って良いほどありませんでした。

彼は、人の気持ちを汲み取るのが本当に下手なんです。言葉の裏を読むことが出来ず、言葉は全て額面通りに受け取ってしまいます。よく言えば素直、悪く言えば察しの悪い人。皮肉とかも通じない人なんですよね。

だから、ビジネスの取引が下手!

営業職だと当たり前とされている「相手の意図を汲み取る」ということが出来ないのだから、しっかり仕事をこなせるわけもありません。基本的なコミュニケーション能力も低く、他の仕事さえままならない。

「そんな人だとしても、電話くらい受けられるでしょ?」

違う、適性が無いということはそういうことじゃない。

相手の話の内容をメモすることとか、「聞きながらメモなんて出来ない! 話すので精一杯」だから無理。ハキハキ活舌良くしゃべることも、噛みまくって無理。

「これくらいできて当たり前でしょ?」と思うことが、適性がない人にはままならないんですよ。ただ、社内の人間はそれを当人の努力不足・能力不足という言葉で片づけ、誰も助けようとしませんでした。

ある日、彼が相談してきて、僕もそのときやっと彼の苦しみに気づいたんです。

がむしゃらに頑張り、だけどやっぱりできなくて、ひたすら悩んで悩んで…。最後には、彼は会社にくることができないくらいに思い詰め、郵送で退職届を出して辞めました。

適性が無いと、当たり前さえままならないんです。

だから、仕事ができない自分を責めないでください。

能力不足? 違う、合わない仕事をしているだけ。

適正のある転職先を選ぶための大前提

「能力不足を感じて辛いなら、仕事を辞めてしまいましょう。適正が無い仕事を続けても辛いだけだから、適性がある仕事をしよう。」

そう語るのは簡単だけど、適性のある仕事をひとりで選ぶことは意外と難しいです。最初にそれが出来ていれば、今こんなに苦しい思いはしていないはずですから。

適正のある仕事(適職)を探す方法は色々あるけど、その前に「適職を選ぶための大前提」を紹介します。

まず、誰かに合わせて仕事を選ばないということが大切です。周りの人に「お前にはこれが向いている」と勧められて選ぶのは良いけれど、「あの人がこの仕事であんなに稼いでいるから自分も」とか、「あの人にできるなら僕にも」とか、そういうのは絶対ダメ。

あの人に合っていることが、自分に合っているとは限らないから。

次に、お金は二の次と考えましょう。

給料を追い求めると、不思議と適職から遠ざかります。給料というのは、適職を続けていれば自然と上がっていくものです。最初から「この仕事は金払いがいいから」と選ぶと、選択肢が狭まりますよ。

以上二つが大前提!

じゃあ、実際の仕事探しの方法は?

適職を探し、一歩前進!

最初に、自分の適性を知らないといけません。

自分自身の性格と、得意・不得意を書き出してみてください。

今は自信が無くて得意なことが浮かばないのなら、友人や家族に「自分は何が得意だっけ」と聞いてみると良いでしょう。そうやって性格・得意・不得意という三つの要素が出そろったら、適職を探す準備ができました。

これから実際に求人を見ていくわけですが、僕は転職エージェントを使うことをオススメします。

転職エージェントを使うことによって、適職を見出せるんですよ。

先ほど考えた自分の性格・得意・不得意を、担当のキャリアコンサルタントに伝えてみましょう。

その上で「自分に合った仕事を探したい」と告げてください。そうすると、キャリアコンサルタントが客観的に「あなたにはこんな仕事がいいんじゃないでしょうか」とオススメし、実際の求人もいくつか見せてくれます。

キャリアコンサルタントと相談を繰り返し、適職が見つかったらもっとたくさんの求人が得られますよ。

転職サポートもそのまま受けられるから、適職を探すだけでなく、適職に転職するためにも転職エージェントは役立つわけです。以上、適職を探す方法を紹介しました。これだけでも、能力不足を感じて辛い状況からは解放されます。

人には、それぞれ持っている力が違う。

だから、人には当たり前だとしても、自分には当たり前ではないことがある。その逆も然りです。

能力不足だから、自分が悪いからと悲観的にならず、前を向いて歩き始めましょう!