アマゾンジャパンは、「良い企業だ」と語る人が多いです。待遇に満足できるし、有給は取れるし、残業は多い部署は多いけどブラックというほどではない。

ただ、それでも、「アマゾンジャパンを辞めたい」という人は一定数います。

実際、企業口コミサイトを見てみると、現職社員や退職者からのマイナス評価を確認することができます。

今回は、それらの声を分析しつつ、アマゾンジャパンを辞めたいと思っている人の転職戦略を考えていきたいと思います。

【参考にした口コミサイト】openworkキャリコネカイシャの評判

長居すれば他社で通用しなくなる危機感と恐怖

アマゾンジャパンには、何をするにも自社流のやり方があり、アマゾン社内でしか使わないツールがたくさんありますよね。

それは判断の早さや仕事のしやすさに繋がっているものの、悪く言えば「見切り発車になりがち」「他社では通用しないやり方」だということです。そして、他では使わない独自のシステムだからか、慣れるのに時間がかかります。

新卒ですら使い方を覚えるために時間がかかり忙しくなるのに、中途だと全社のシステムの先入観が邪魔をして余計に覚えにくくなるんですよね。

そもそも、仕事をするために覚えないといけない作業に時間を要するのは効率が悪いと感じる人が多いです。

そのうえ、他では通用しないスキルと知識ばかりが定着するから、長居すればするほどアマゾンジャパンに骨をうずめる覚悟が必要になります。

「自分にはその覚悟がない」と語る口コミが、結構多いです。

僕としても、「そうだよなあ」と感じました。

もしも、アマゾンジャパンの仕事から「もうこれ以上は何も吸収できない」と感じたのであれば、転職活動を始めておこう。吸収できるとしてもそれが他社では通用しないものだとしたら、これまた転職活動を始めることをオススメします。

まだ吸収できるものがあるなら、それをある程度吸収しきってから転職活動を始めましょう。

そして、求人集めをしながら働き、良い縁があれば仕事を辞めるというスタンスで転職活動を進めれば、転職リスクを減らして今よりも成長できる環境に身を置ける可能性が広がりますよ。

シフトの入れ替わりによる体調不良

オペレーションや倉庫業にありがちな口コミです。

夜勤と日勤のシフトが週ごとに入れ替わるんですよね。それで体調を崩すという人がとても多い。

そして、シフトは基本的に指定されてしまい、選ぶことができません。急な体調不良で休むときには電話一本で休めるものの、そもそも体調不良にならない働き方をしたいですよね。

まず、シフト制を採用している企業にこだわるなら、日勤のみの会社を選びましょう。そのうえで、ある程度はシフトの希望が出せるということも重視したほうがいいです。働き方に融通が利きやすいのが、シフト制という働き方の良いところですからね。

ただし、シフト制という働き方にこだわらないのであれば、シフト制自体を辞めたほうがいいです。

その方が転職先の選択肢がかえって広がるし、体調も整えやすいでしょう。

そのときには、残業時間が少ない企業を選び、有給消化率もチェックしておくことをオススメします。市場価値が高い人で余裕があれば、病気のときの休暇制度などの各種休暇制度の有無も見て求人選びをするとなおいいのではないでしょうか。

業務量が多すぎるうえに、処理しづらい

これは、ほとんどの職種で見られる口コミです。

業務量が多すぎるため、どうしても残業が増える。そのうえ、社内ツールがあまりにも多く、処理が煩雑になり、時間がかかる場面が多々あるんですよね。

しかも、折角覚えたツールも突然改悪されてしまうことがあり、振り回され、さらに残業が増えるわけです。

残業を断るという選択肢も無くはないが、そうすれば評価が下がるため、結局残業をしないといけない雰囲気が生まれる…。

これは、そもそも業務量と人材の数とがつり合っていないことに問題があり、残業をしない人が評価されないという文化にも問題があります。

だから、まずは業務量と人材の数とがかけ離れていない会社を選ばないといけません。中途採用をする企業は人手が足りなくなったというところがほとんどですが、業務量と人材の数との乖離が激しすぎるところは大量採用をする傾向があるんです。

一人か二人という少数の採用を考えている求人に絞りましょう。

さらに、その会社の平均残業時間や残業に関する企業文化なども調べておくと確実性が増しますよ。

諸悪の根源は「社内ツール」と「マニュアル」や研修にある

これまでに挙げた口コミを見ていると、アマゾンジャパンの諸悪の根源は「社内ツール」「マニュアルが無いこと」にあるように感じられます。独自性が高いだけでなく、無駄に種類が多く、どんどん改悪されていく社内ツールなど無いほうがマシでしょう。

そして、これまでに挙げたもの以外だと、「研修」に不満を感じている人も多いです。

トレーニング期間が用意されているものの、そこではやはりツールを使うだけで精いっぱいになる。マニュアルが無ければ教えも不十分で、まともな研修とは言えませんよね。

僕が思うに、社内の数字意識が高すぎるためみんなピリピリとして余裕がないということに研修が疎かになっている原因の一端があるのではないでしょうか。

働く人間に余裕が無ければ、新人に手厚い教育などできるわけがありませんからね。

じゃあ、まずは数字意識が高すぎない会社を選ぶことが大事になります。そのうえで、複数の研修制度を用意している会社を選びましょう。

これで、「研修制度が無い会社」「制度があるけど利用できない会社」を避けやすくなります。

あとは、マニュアルが充実している企業だとさらにいいですね。

以上のことを踏まえたうえで、これまで語って来た状況別の転職先アドバイスを実践すれば、アマゾンジャパンを辞めたいと感じている原因は消えるのではないでしょうか。