小学校の教師、もう辞めたい…。

そんな小学校教員の方、多いと思います。小学校の頃、担任の先生が影で深いため息を吐いていたのが僕個人の記憶に深く刻まれているんですよ。当時は衝撃的だったんですが、今になって思うと「あれはそういうことか」と納得します。

思わずため息が出るほど辛い小学校教師の仕事を辞めたいというあなたに、僕から言いたいことはひとつ。

「転職をポジティブに考えてみては?」

というわけで、今回は小学校教諭の辛さを分析しつつ、向いている転職先や転職活動の進め方を掘り下げていきたいと思います。

【辞めたい理由1】生徒をなだめるのがしんどい

教師の仕事は、子どもたちに物事を教えること?

実際の小学校教員の仕事は、「生徒をなだめること」が大半だった! 小学生は自由奔放。自分たちのやりたい放題やろうとするけれど、学校は「組織行動」を教える場所だから放置しておくわけにはいかない。勝手をする子どもをなだめ、席に着かしたり静かにさせたりするのはしんどいですよね。

「ハイ、静かになるまで〇分かかりました」と言ったり、「もう知りません!」と泣きながら教室を飛び出す教師が居たり、僕らが小学生だったころの話をネタとして茶化すことがあります。

ありますが…「そうも言いたくなるわ!」と、教師を経験したら感じるのではないでしょうか。

思わず泣きたくなるほど、子どもたちは言うことをきいてくれませんからね。僕自身も、決して先生に従順な子どもではなかったので少し反省。

【辞めたい理由2】親が厄介

モンスターペアレント、傍から見るか、直接見るか。傍から見ているだけだと、彼らはエンターテイナーです。無茶苦茶なことを言って「なんだよそれ」という笑いを取っています。ただ、直接関わると、彼らは厄介者以外の何者でもありませんよね。

モンスターペアレントの例は、ネットで探すと色々なものが出てきます。

  • 「標準語を話せ」と、関西弁教師に命令する親(ここは関西です)
  • うちの子が劇の主役にならないなら、出演させない!
  • 先生を指導する親
  • テスト用紙を自宅に送れという親
  • 夜の仕事に行くから、先生に子供を起こせと強要する親
  • 塾通いで疲れているから、授業中は寝かせてあげろ

無茶苦茶や…。

関西の学校なのに「標準語を話せ」とか、意味不明ですよね。テスト用紙を自宅に送れというのも、意味不明。「夜の仕事に行くから」とか「塾通いで疲れてるから」とか、家の都合を学校に持ち込む親が多いのも、困りますよね。

意味不明か、家庭問題を押し付けてくるかというのがモンペの特徴なのかも。

これは、辞めたくなるのも無理はない…

【辞めたい理由3】過酷な労働環境

  • 小学校教師、給料安すぎ問題。
  • 小学校教師、残業多すぎ問題。
  • 小学校教師、残業代出ない問題…etc。

労働環境に、問題がありすぎる! 小学校に限らず、教員を辞めたいという人の大半がこの問題を抱えていると思います。

毎日の授業、書類仕事、PTAの世話、イベントの準備、授業の準備…。とにかくやるべきことが多すぎて、毎日毎日残業が当たり前になっていますよね。先生は遅くまで学校に残っているのは子どもの頃当たり前のように思っていたけれど、大人になった今はわかる。

「当たり前」じゃない。

あんな過酷な労働環境に身を置いていたら、体も心ももちません。

残業代も出ない給料も安いとなれば、もうこの仕事にしがみついている意味は無い!

即刻・転職を検討すべきではないでしょうか。

小学校教員が転職先に選びがちな仕事とは?

小学校教師が転職する際、とにかく「一般企業に転職するのは難しいだろう」という前提があります。

よほど自信過剰な人でなければ、この前提が頭から離れません。だから、一般企業の営業職や事務職などに転職しようという気には、なかなかならないんですよ。

結果、選びがちなのが――。

外食産業、レジャー産業、アミューズメント産業。

この三つ!

「たくさんの子どもや大人と接してきた」という経験を活かすには、確かに外食・レジャー・アミューズメント業界はピッタリです。

いずれも「色々な人と接する仕事」ですからね。特に、レジャー産業やアミューズメント産業に携わるというのは、子どもと接する機会も多いだろうから小学校教師にはうってつけの仕事かもしれません。

非常に、理に適っています。

僕としても、以上の三つは小学校教師にオススメの転職先です。

外食産業はブラックが多いというところにだけ注意して欲しいけれど、会社選び・職場選びさえ間違えなければ上記三つは天職にもなり得るかもしれません。

ただ、「一般企業に転職できない」という前提は正しいのでしょうか?

前提を覆す!小学校教師からだって一般企業に転職できる

小学校教師を付きまとう前提を、僕が覆したいと思います。

一般企業に転職することは不可能という前提は、間違いです。正しくは「難しいけど、頑張れば可能」ということになります。

小学校教師からいきなり営業職とか経理とか企画とか、所謂「普通のリーマンぽい仕事」をするのは確かに難しいです。

だけど、努力次第では可能です。

小学校教師が転職の際行うべき努力は、次の四つです。

  • ビジネスマナーをもう一度身に着ける
  • PCを一通り使いこなせるようになる
  • 必要に応じて資格を取る
  • 粘る

一番大事なのが、ビジネスマナー。

「そんなのは既に完璧だよ!」という人も多いかもしれませんが、小学校教師のマナーと一般企業で使うビジネスマナーは違いますからね。電話対応・名刺交換の時のマナー、会社訪問時のマナーなどなど、勉強すべきマナーはたくさんあります。

もう一度、しっかり学び直してください。

一般企業が「教師上がりの人材」に対して不安に思う最大の要素は、恐らく「ビジネスマナー」だと僕は考えます。

また、今時はどんな仕事をするにもWordとExcelくらいは使いこなせないと話になりません。事務職も、営業職も、他の部署に配属されても同じです。企画職だと、+アルファとして「Power Point」も必須になります。

さらに、経理など一部検定資格が必要となる仕事もあるので、そういう仕事を目指すのなら資格の取得もしなくちゃいけません。

最後に、大事なのが「粘る」ということです。

「難しいことは、すぐ諦めたら不可能になる」

難しいことに挑むという自覚を持って、諦め悪く粘ってみてください。

人に頼ることも大切

転職活動では必ず転職エージェントを使うことをオススメします。

転職エージェントを使うことで、希望する条件に沿った求人の紹介を受けたり、ビジネスマナー講習や面接練習を受けたりすることが出来るんです。

元小学校教師の転職成功に、大いに貢献してくれるでしょう。

難しいことは、人を頼って挑戦すると簡単になります。

それは、小学校で先生が子どもに教えていることでもありますよね。だから、人を頼りながら、難しいと思っても挑戦する心を持ってください。

オススメの業界は、飲食・レジャー・アミューズメント。だけど、それ以外の業界・職種に進むことも出来る。

脱・小学校教師。転職先の可能性はいろいろ。ポジティブな転職活動にしましょう!