接客業は、未経験の転職者を大勢雇い入れます。

接客の仕事を一度経験しておくことで、キャリアの幅はグッと広がる。僕としても接客業に転職することはオススメだし、チャレンジしてみる価値はあると思います。ただ、転職自体は簡単だけど転職を成功させるのは意外と難しいのが接客業なんです。

未経験から接客業への転職を成功させるために全知識を、僕が紹介しましょう。

※接客業=お客さんをもてなすのがメインの仕事と定義します。アパレルなどは販売業の中に接客業務があるという定義になるため、今回は含みません。アパレル店員に転職したい未経験者必見!転職で失敗しないための予備知識と立ち回り方をご覧ください。

接客業と言っても種類がある! 自分に合ったものを見極めるための全知識

接客業にも、いろいろ種類があります。自分に合ったものを見極めることで、強烈なストレスを受け流しながら楽しく働けるのではないでしょうか。見極めのための全知識を、僕からお伝えします。

1.飲食

飲食の仕事は、サービス業の中の接客業という部類。接客は主にホールが担いますが、居酒屋や個人店だと接客と調理の役割分担が曖昧になっています。そういうところは大変と言えば大変ですが、調理と接客の両方を実践で学ぶことで独立のための準備になるでしょう。

将来独立したいという気持ちがあるなら、そういう選択肢もあると僕は思います。

飲食店の給料は、大体250~300程度のものです。

ただし、飲食はキャリアアップが比較的しやすい業界と言えます。副店長・店長・エリア長などというキャリアパスが用意されていますし、店舗が増えるスピードもチェーンなら早いです。

キャリアアップによってもっと高い年収を得ることもできます。

飲食に向いているのは、将来何かしらで独立開業を考えている人ではないでしょうか。違う分野で独立開業したいという夢がある人も、とりあえず飲食を経験しておくと良いとも僕は思いますよ。

逆に言えば、しっかりとした将来設計がありそのために飲食で働くという人以外は、飲食の仕事は長く続かないのかもしれません。だから、離職率が高いんだと思います。

2.ホテル

接客業としての色が濃いのは、フロントの仕事です。

他の職種はホテルのグレードや種類によって存在しないこともありますので、ここではフロントを中心として語ります。他の職種に関しては違う記事で言及しているので、興味がある方はぜひご覧ください。

ホテルフロントの仕事は、チェックインとチェックアウトだけではありません。宿泊客からの質問や問い合わせへの回答、予約の管理、領収書の発行、書類作成と管理などなど…たくさんの仕事を行います。

セルフ化していないところだと、備品の貸し付けを行うことも多いです。

ただ、これより詳しい仕事内容は各ホテルによって変わります。ホテルのフロントへの転職に興味があるなら、良さげな求人を見つけたとき、求人先のホテルに詳細を問い合わせてみると良いでしょう。

ホテルで働く人の年収は、ホテルの規模・グレード・業績などによって大きく左右されます。

平均年収200~300万円というホテルもあれば、平均年収800~900万円というホテルまであるんです。接客業自体が未経験ということであれば、最初は300万円前後のホテルに勤めることになると思います。

そこから経験を積んで勤めるホテルのグレードなども上げていき、年収もアップさせると良いのではないでしょうか。

接客業の中でも特にホテルの仕事に向いているのは、物腰柔らかで挙動がゆったり落ち着いている人です。それでいて客に見えないところではテキパキできる人なら最高!

3.アミューズメント施設

ゲームセンター・ボウリング場・カラオケ・パチンコなどが、アミューズメント施設と言われています。ラウンドワンはそれらにスポーツアミューズメント施設が加わった、複合型アミューズメント施設というわけです。

細かい仕事内容は、どの種類の施設に転職するのかによります。

ゲームセンターの仕事内容はゲーム機の管理・エラー対応・掃除・メダル回収と景品交換対応・巡回などです。

ボウリング場は、受付・会計業務のほかにも球の管理や貸し出し物の管理などが仕事となっています。基本的には受付と会計や通常の接客業務に、その施設特有の備品の管理などが加わる形ですね。

アミューズメント施設の仕事に向いているのは、その施設で提供している物に対する知識と興味があり、臆面なく人と接することができる人ではないでしょうか。

アミューズメント施設は客を注意したり入店拒否したり、毅然とした対応を求められる場面が多々あります。そういうときにしっかりと厳しく対応できる人こそが、向いているんです。優しいだけの接客は、不要ということ。

アミューズメント業界の年収は、平均で500万円前後となっています。

接客業に転職するときに知っておくべきポイントをまとめてみた

接客業に転職するときには、基本的に「自分に合う業種」を選べば良いと思います。あとは勤務形態と面接対策をした上で求人を徹底的に比較すれば、未経験からの接客業への転職は成功するでしょう。

1.シフトパターンを要チェック

接客業のほとんどはシフト制です。

ただ、シフト制と一口で言い表してもいろいろパターンがあります。たとえば何交代制なのかということ、シフトは何時間周期なのかということ、休日の傾向などなど…。求人によって幅広いパターンがあるんです。

そのパターンをしっかりチェックしておくことで、自分が思い描くような働き方が出来るようになります。

まず、交代勤務の有無と交代回数を見ると同時にその店・施設の営業時間を調べてください。営業時間の開店時間より1時間早く、閉店時間より1時間遅くなるという前提で考えます。

そうして算出した時間と交代回数を割れば、何時間勤務かがわかる上に「日勤と夜勤」「朝夕・夜勤」などの交代の仕組みもわかるんです。

さらに店に直接問い合わせ、休日の取り方や社員の休日申請の傾向などを聞いてみるとより正確に働き方を把握できます。そうして確認に確認を重ね、自分に合うと判断したところに応募しましょう。

2.接客業の面接で重視されることを知ろう

  • 元気よく挨拶「おはようございます!」
  • ハキハキと受け答えをすること
  • 自然な笑顔ができていること
  • 話し方がその企業・店舗・ホテルのカラーに合うこと!
  • 身だしなみ

まず、元気よく挨拶することというのは接客業全般において鉄則です。居酒屋もレストランもホテルもゲーセンも変わらず、最初に見られるのがこの点。そもそも挨拶というのは面接関係なく元気よくするものですからね!

次にハキハキとした受け答えは大事。

お客さんから声をかけられたとき、おどおどしていてはいけません。ハキハキと受け答えすることができないとお客さんがイライラしてしまいますし、こちらから伝えないといけないことも伝わらなくなります。

笑顔も大事! ただあまりに作り笑顔が過ぎて不自然になると逆効果。

話し方がその企業のカラーに合うことというのはどういうことか?

たとえば、「はい喜んで!」と言うタイプの元気な居酒屋においては元気ハツラツな話し方や立ち居振る舞いが求められます。元気よく身振り手振りを交えてしっかりと自分の意志を伝える人が、強いです。

一方、落ち着いた雰囲気を大事にしているお店の場合、話し方はやわらかく、立ち居振る舞いは落ち着いてゆったりとしていた方が好まれます。

求人先のカラーをHPから確かめたり、実際に客として訪れて確かめたりすることで面接に活かしましょう!

身だしなみに関しては、服装髪型髪色自由というところもあると思います。その場合は服装・髪型・髪色の「統一感」を見ているんです。奇抜になっていないか、洒脱かどうかなどなど…そこからあなたの人柄などを見ます。

ホテルは髪色などを指定されていることが多いので、それに従えば問題ありません。

転職エージェントを使って求人をたくさんゲットしよう!

シフトパターンの問い合わせをしたり、求人先のカラーを確認したりするときに、転職エージェントがあるととても便利です。

転職エージェントの担当キャリアアドバイザーにそれらを質問することで回答を得られますから、面倒な調査などを自分で行う必要が無くなります。そのうえ質が高い求人をたくさん得ることができるんです。

また、自分が接客業に向いている人かどうかも判断してくれます。

未経験から接客業に転職することは簡単ですが、それを確実に成功させたいなら転職エージェントは必須と言えるでしょう。

そのうえでここまでの内容を意識していれば、もう怖いものはありません!