接客業からIT業界への転職活動を始める前に知っておきたいこと

接客業辞めたいなぁ… IT業界に少し興味あるけど、接客業からIT業界って突飛すぎるかな?

突飛だなんてとんでもない。確かに、接客業からIT業界というのはイメージが湧きにくいかもしれません。

でも、異業種転職なんてどれもイメージが湧かないものです。そんな理由で選択肢を減らしてしまうのはもったいないです。

接客業からIT業界への転職。

そのメリットや求人探しの注意点を解説します。

接客業からIT業界に転職するメリットは?

IT業界なら接客業に向いてない人でも働ける

IT業界のどの仕事に就くかにもよるんですが、技術系の部門だと接客業に向いていない人もしっかり働ける可能性が高いです。全く人と関わらないとか、他部署の人間と関わらないということはありません。

だけれども、接客業のように積極的に人と関わり商品やサービスを売るということは無く、そういうストレスからは解放されます。接客に向いていなくても、日常的な会話が出来ていれば全く問題ありません。

技術系なら手に職がつく

SEなどの技術系に転職するなら、手に職がつきます。

接客業は、手に職…というのとは違いますよね。手に職を付けることのありがたみというか意味というか、そういうものは昔に比べて薄れてきているかもしれません。だけど、「この先この仕事を続けられるだろうか」という漠然とした不安から、少なからず解き放たれるんです。

また、「自分にできることがある」という自信にも繋がりますよ。技術職が不要になることは、その技術分野自体が不要になったとき以外にはあり得ないですからね。ITの分野は今後ますます進化が予測されていて、この分野が終わるなんていうことは現時点で考えられません。

「手に職をつけることで必要とされる人材になれる」というメリットは大きいです。

生活が安定する

接客業の生活サイクルは不安定です。多くの職場がシフト制を採用していて、平日・土日祝関係なく仕事があったり休みがあったりしていると思います。勤務時間も移り変わりがちだし、勤務中には休憩時間すら定まらないことも多いですよね。

一方、IT業界は残業とか休日出勤はあるんですが、生活サイクル自体が乱されることは少ないです。基本的に土日祝休みだし、休憩時間は昼休みはしっかり決められているでしょうから。

残業が少ない会社に転職したら、生活サイクルは確実に安定します。

また、給料的な意味でも生活が安定します。IT業界は比較的伸びている業界だし、まだこの先も伸びると言われているから、給料もそれなりに良いところが多いです。少なくとも、接客業に比べたら良いと言われています。

接客業からIT業界に転職するために必要なこと

IT業界は伸び続けている業界です。成長し続けているということは、刻一刻と変化しているということだと言い換えられます。IT分野は変化進化が目覚ましいですからね。

「PCが一般家庭に普及しまくりスゲー!」と思っていたら、「スマホスゲー!」と驚かされる。そう思っていたら、Siriなどの人工知能が出てきて「AIすげー!」というのが昨今の状況です。

以上の流れは、2000年代に入ってからの出来事です。

新しい技術が出てきて、新しいシステムが出てきて、新しいプログラム言語も出てくる。

そんな変化に臨機応変に対応し、貪欲に新しい知識を得る好奇心と行動力が、IT業界に転職するなら必要になることです。SEなど技術屋になるならなおのこと必要になる素養ですが、営業やマーケティングなどの仕事に就くとしても必要になります。

未経験者は、好奇心と行動力のアピールが大切になりそうです。

【注意】IT業界にはヤバイ求人も多い

IT業界の求人は探せばたくさんあります。IT系の企業自体が昔に比べてめちゃくちゃ増えていますからね。

ただ、IT業界の求人には、ヤバイ奴も結構あります。所謂、ブラック企業というやつです。IT企業って劣悪な労働環境/搾取構造を生みやすい業態なんですよね。

IT企業は、基本的に他社から案件を受注してシステムを作ることを業務としています。

自分たちから「こういう商品を作りました!」と売り込むメーカーと違い、「こういうシステムを作れますがどうでしょう?」と提案して仕事を探すのがIT企業。

IT企業は、クライアントに対してとことん下手に出ることが多いんです。

無茶な納期を言われても「やります!」と言い、自社で賄うのは難しい仕事も「できます!」と言うイエスマンになることが良いことみたいな風潮があります。そうやってイエスイエス言って仕事を取る営業が、「よくぞやった!」と英雄扱いされるんです。

結果、技術屋はてんてこまいになり、残業地獄になります。

営業もどんどん仕事を取る必要があるので、残業地獄になるわけです。

だから、求人をしっかり見分けることが、IT業界に転職する際に一番大切になることです。

ブラックIT企業の求人を上手に避けるには?

自力でブラック企業という地雷を避けて通るのはめちゃくちゃ難しいです。

だから、転職のプロによる「ここは地雷、ここは大丈夫」という選別を頼らないといけません。

ブラック企業を避けるには、転職エージェントを使うのが一番簡単です。

転職エージェントが独自に抱えていて、紹介によってしか情報が得られない非公開求人があります。非公開求人をわざわざ抱えて紹介制にしているのは、本当にいい求人だからなんです。

だから、紹介される求人を吟味すればブラック企業を避けることができると言えます。

それに、IT業界という未経験の業界に飛び込む際に不安なことを相談できます。キャリアコンサルタントが、求人先企業に採用をプッシュしてくれることも多いです。

本気でIT業界への転職を考えるなら、マストなサービスです。

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仕事や会社を辞めたい気持ちが少しでもある人へ
ヒサダ

はじめまして。当ブログの管理人ヒサダです。

僕がこのブログに訪れたすべての皆さんに伝えたいこと…

それは、「仕事や会社を辞めたい気持ちが少しでもある人は、すぐに転職活動を始めるべき」ということです。

転職という選択に対して消極的な印象を持っていた僕がそう思うようになったのは、僕自身、転職したことで人生が好転したからです。

  • 転職を決断する勇気が出ない
  • この程度の悩みなら我慢したほうがいいんじゃないか
  • 転職後の自分をイメージできない
  • 辞めることを言い出しにくい
  • 自分の年齢や能力で転職成功できるか不安
  • 他の業種・職種に転職したいけど、どうすればいいかわからない

これは転職を考えている人なら誰しもが感じることだと思います。

でも、一昔前とは違って今は転職支援サービスがとても充実しているので、気軽に質の高い転職活動ができるようになっています。それに、転職活動を始めること自体には何のリスクもありません。むしろ早めに動き出しておくことは、いざというときの備えとしてメリットしかありません。

だから、悩みや不満の大小に関わらず、自分の人生が今より良くなることに希望を持って、自分なりの形で転職活動を始めてほしいです。

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