仕事でミスが多い… 正直もう辞めたい…

周りの人は「ミスを減らすために努力をしろ」とあなたに言うかもしれません。

だけど、このページのタイトルに導かれて訪れたあなたは、ミスを減らすために努力や工夫をしているのに、それでもミスを連発してしまい、どうしたらよいのかわからなくなっているのだと思います。

今回は「努力をしてもミスが減らない原因」と「仕事でミスが多い現状を変えるための転職活動のポイント」を紹介します。

ぜひ参考にしてみて下さい!

仕事でミスが多いのは、あなたが置かれている環境に問題があるかも

努力をしてもミスが減らないなら、仕事や会社といった環境に問題がある可能性があります。あなたには、これから紹介することに心当たりがありませんか?

今の仕事に向いてない

仕事に向いていないというのは、仕事に求められる能力が自分に備わっていない状態だと言えます。

仕事も学生時代の勉強と同じで、得意なことは伸びやすく苦手なことは伸びにくいんです。努力をしているのに成果が出ないし、成長も感じられない。そのうえ、ミスをしてしまう…。そんな人は今の仕事に向いていないのではないでしょうか。

また、性格が仕事とマッチしていないことでもミスが増えます。

たとえば精密さが求められる仕事に、いい加減な性格の人が就けばどうでしょう。ケアレスミスを連発してしまうのではないでしょうか。

性格が問題なら性格を変えることでミスを減らせるのでは? と思うかもしれませんが、性格は自分自身で変えることが難しいんですよ。心理学の世界では、人の性格は10代のうちに形成されるという説や、30代には性格が決まってしまい90歳になっても変わらないという説があります。それに、性格は遺伝的要素が大きいんです。

参考:人間の心理的差異に対する遺伝的および環境的要因

そのため、どれだけ努力しても性格と仕事とのミスマッチは改善できません。

努力してもミスが減らないという人は、自身の性格が今の仕事に合っていないのではないかと疑ったほうが良いのではないでしょうか。

職場の雰囲気やスピード感に合ってない

職場の雰囲気によって、職場全体の仕事の進め方や仕事に対する価値観が決まることがあります。

職場の雰囲気は一人で作られるものではなく、そこにいる大勢の人間で作られるものですよね。そして仕事の進め方・仕事に対する価値観は、大多数の人間が仕事しやすいように変化していくものです。

たとえば職場の大勢が体育会系だと、体育会系の人の価値観に職場全体が支配されてしまいます。

そうして根性論が蔓延ったり仕事の進め方が強引になったりするんです。

そのため、雰囲気に馴染めなければミスが増えてしまいます。

また、スピード感に合わなくてもミスが多くなるんですよ。

早さが求められる仕事にマイペースでおっとりとした人が就けば、求められるスピードに追いつけずに苦労します。納期に間に合わないなどのミスを起こしてしまいかねません。

ゆっくり丁寧に作業することが求められる仕事に「スピード重視」の人が就けば、スピードを重視するあまり注意力を欠き、ケアレスミスが増えてしまうのではないでしょうか。

職場の雰囲気やスピード感に自分自身が合っているかを、一度しっかりと分析してみましょう。

職場の教育体制やマニュアル整備、フィードバック体制に問題がある

教育体制・マニュアル整備、フィードバック体制に問題があると成長が妨げられますよね。

入社時に教育をあまり受けられなかった場合、業務上必要なことを教えてもらえません。成長する以前の問題です。

入社後に成長をフォローするための研修が無い場合、成長に必要な勉強を独学でしなければならなくなります。だけど、独学には限界があるんですよね。自分が仕事で抱えている問題に自分で気づくのは難しいですから。独学では重要な課題を放置してしまうことになりかねません。

フィードバックが無い場合もそうです。

だけど、勤続年数が長くなると会社は社員に期待を寄せ、レベルの高い仕事を任せるようになるんですよね。

成長が止まってしまえば、求められるレベルと自分のレベルとの間に開きが生じます。

その開きによって、ミスが生じてしまうのではないでしょうか。

ブラックな待遇にストレスが溜まり過ぎている

長時間のサービス残業、毎週のようにある休日出勤、低賃金…。

ブラックな環境に身を置いていると、ストレスが溜まりますよね。

過度なストレスを受けると、自分のパフォーマンスを最大限発揮できなくなります。

最大限のパフォーマンスを発揮するには適度なストレスが必要だけど、過度になった途端にパフォーマンスが低下するんです。ヤーキーズ・ドットソンの法則という理論によって、その事実が証明されています。

また、ミスが多いのはうつ病の初期症状かもしれません。

うつ病の診断基準DSM-Ⅳには、「思考力や集中力の衰え」という項目があります。

思考力が低下して考えがまとまらなければ、計画やアイデア出し、書類作成などさまざまな作業が困難になりますよね。集中力が低下すればケアレスミスが増えます。

自分自身が仕事や会社が原因で大きなストレスを受けていることを自覚しているのであれば、うつ病を発症しかけているのではないかと疑ったほうが良いかもしれません。

ADHDの傾向があり、苦手な仕事に就いてしまっている

ADHDには、不注意型と多動性・衝動性優勢型とがありますよね。

不注意型の人には、整理整頓が苦手で忘れ物が多く、タスクの優先順位を付けられないという特性が見られます。興味がないことには気が散りやすくなり、興味があることには集中しすぎる傾向もあるんですよね。

多動性・衝動性優勢型の人には、「落ち着きがない」「衝動的な行動が多い」などの傾向が見られます。作業中に他に気を取られることがあれば、そっちを優先させてしまいがちです。衝動的に行動するため、段取りが苦手になりがち。

仕事でミスが多いのは、こういったADHDの特性に合わない仕事に就いてしまっているためではないでしょうか。

不注意型の人がたくさんの書類を扱う仕事に就けば、書類を無くすなどの重大なミスをしてしまいかねませんよね。さらに興味がない仕事をすると気が散るため、ケアレスミスが増えます。

多動性・衝動性優勢型の人は落ち着いてじっとしているのが苦手だから、デスクワークだとソワソワして集中できず、ミスしてしまいかねません。

ADHDの特性を自分でコントロールするのは難しいです。苦手な仕事に就いてしまうと、自分ではどうしようもできず、ミスを連発してしまいます。

早めに転職活動を始めたほうが良い

前章で語ったことに心当たりがある人は、早めに転職活動を始めるべきです。

仕事のミスの原因が仕事や会社にあるとしたら、このまま働き続けても改善される見込みはありません。

自分の能力や適性が急に変わることはありませんし、一個人の力でブラック企業をホワイト企業にしたりすることはできないんです。

また、ミスに怯えながら働いたり、ミスを起こすたびに謝ったり叱られたりするのは、とてもストレスが溜まります。

うつ病の初期症状についても前章で言及しましたが、限界までストレスが溜まり、本格的にうつ病などの精神障害を発症して取り返しのつかないことになるかもしれません。

転職に向けて早めの行動を起こすべきではないでしょうか。

転職先を選ぶとき、特に重視するべきポイントは2つ

転職先で同じようにミス連発キャラにならないために、転職先選びで特に重視するべきポイントは2つです。

  • 自分に向いている仕事、合っている職場を選ぶ
  • ブラック企業を全力回避。定着率重視で職場を選ぶ

この2つのポイントをしっかり押さえて転職先を選べば、「いくら努力してもミスが減らない」という状況に陥ることはまずないでしょう。

しかし、実際に転職活動を始めてみると、この2つのポイントを押さえつつ求人を探すのはとても難しいということに気づくと思います。

そこで、おすすめしたいのが転職エージェントの活用です。

転職エージェントを活用することで、ブラック企業を確実に回避できますし、自分に向いている仕事/合っている職場を最短ルートで見つけ出すことができます。

こちらのページで詳しく解説しているので、ぜひチェックしてみて下さい↓

僕は、転職をする際、転職エージェントを使いました。そして、そのお陰で脱社畜できたんだろうなぁ […]

向いている仕事に就くことの大切さ ~僕の友人は不注意型ADHD~

最後に、仕事でミスが多いことに悩みに悩んで転職した僕の友人の話をしたいと思います。

仕事でミスが多い原因が判明。そして、転職を決意。

彼は決して不出来な人ではありませんでしたが、どうも仕事ではミスが多い。

僕も彼を見ていて「そそっかしいな」とか「別のことに気を取られがちだな」とか思うことが何度かありました。

何か作業をしているときに別の作業を頼むと、先にやっていた作業を忘れてしまうんです。後から頼まれた作業を終えても、もともとの作業には戻らず別のことをやっている。

ただ注意力が散漫なだけかなと思っていたんですが、これがどうも違ったようです。

結局、医者にかかったら「不注意型のADHD」と診断されたそうです。

ADHDには「多動・不注意・衝動」の三つがあって、友人の特徴はその「不注意」によく当てはまったんです。

不注意型ADHDには、たとえば「よく忘れものをする」「ケアレスミスが多い」「同じミスを繰り返してしまう」「仕事に集中できない」という特徴があります。

これらは後から調べたんですが、なるほどミスを連発したり二つのことを同時に考えられなかったりするのは、ADHDだったからなんですね。

彼はADHDという診断を受けてから、転職活動を始めました。これは医者にも勧められたことであり、前々から彼が考えていたことでもあります。

彼自身、ADHDだと診断されてからどこか吹っ切れたらしいです。

「自分がADHDだとわかって逆に安心した」と彼は話していました。

天職に巡り合った彼

彼は「自分に向いているのはどんな仕事」か「自分にはどんな環境が適しているのか」を突き詰めながら転職活動を行い、最終的に、彼にとっての天職に巡り合いました。

その仕事は「バーテンダー」。

彼の前職(工場勤務)からは想像もつかない転職先です。

不注意型のADHDの人は興味分野に異常にのめりこむ人が多いということですが、友人にとって「酒」がそうだったんですよね。彼はとてもお酒に詳しいんです。

そして、人付き合いは得意なので、バーテンダーは案外向いていたのでしょう。

バーテンをしているときの彼はそう何度もミスをすることはありませんし、多少ミスをしても心に余裕があるのでちゃんと取り返せるらしいです。

今度、働いていたバーのオーナーがもう一軒店を構えるらしく、元々のマスターが新店舗のほうへ移動し、友人が元々の店舗のマスターを任されるのだとか。