教員として働いているけど、正直辞めたい…。

夢と理想を掲げて教員になった人、なんとなく大学を出て資格を取ったから教員になった人。

教員になった理由はそれぞれ違うと思いますが、教員を辞めたいと思う理由は案外みんな似たようなものです。

激務の割りに給料が低いとか、生徒とのトラブルとか、モンスターペアレント問題とか…そういった理由で、教師を辞めたいと考える人が多い。

教員を辞めたいと思ったことが一度も無い人は、恐らくいないのではないでしょうか。(教員を辞めてよかった!という声はよく耳にするんですが…)

そこから辞める覚悟を決めるのか、留まる覚悟を決めるのかは、自分次第。

というわけで今回は、転職を経験した僕なりに、教員を辞めて後悔しないための考え方や、転職に向けた立ち回り方、オススメの転職先などを掘り下げていきたいと思います。

教師が辞めたいと思う理由を分析

転職について解説する前に、よくある辞めたい理由を分析してみたいと思います。

1.保護者からのクレーム対応が地獄

保護者からのクレームはどの時代もあると思いますが、近年それが度を越してきていますよね。

テストで悪い点数を取った生徒に補習を課したら、親から文句を言われるとか。素行が悪い生徒を叱ったら「あれから元気が無いから責任を取れ」と言ってくる親とか…。

中には教師に対し「指導力不足なので教師を辞めます」との念書を書かせたという事例まであるようです。一時期ニュースになっていました。

他にも、モンスターペアレントのエピソードは、ネットで探すと色々なものが出てきます。

  • 「標準語を話せ」と、関西弁教師に命令する親(ここは関西です)
  • うちの子が劇の主役にならないなら、出演させない!
  • テスト用紙を事前に自宅に送れという親
  • 夜の仕事に行くから、先生に子供を起こせと強要する親
  • 塾通いで疲れているから、授業中は寝かせてあげろ

こんな理不尽なクレームに対応しなければならない教師のストレスは、はかりしれません。まさに地獄ですよね。

2.ネット社会ならではのストレス

親だけじゃなく、近頃は生徒と接するときにも大きな苦労と緊張を強いられます。

些細なことで写真や動画などで晒されて、悪者として拡散される時代です。2019年1月には生徒が教師を煽って怒らせたところを動画に撮り、Twitterでアップロードして炎上した事件がありました。

世間的に話題になっていないだけで、教師の行動を晒す生徒はどこにいてもおかしくありません。炎上するのを面白がったり、軽々しく実名で悪口を投稿したり…。

そういった生徒の行動により、教師が大きなストレスを受けるわけです。教師は生徒のために行動しているのに…。やっていられなくなりますよね。

3.生徒をなだめるのがしんどい

小学生は自由奔放。自分たちのやりたい放題やろうとするけれど、学校は「組織行動」を教える場所だから放置しておくわけにはいかない。勝手をする子どもをなだめ、席に着かしたり静かにさせたりするのはしんどいですよね。

「ハイ、静かになるまで〇分かかりました」と言ったり、「もう知りません!」と泣きながら教室を飛び出す教師が居たり…

生徒だった僕らにとっては学生時代のあるある的な思い出ですが、教師にとってはとんでもないストレスだと思います。

4.職員同士の人間関係も…

保護者や生徒との関係だけじゃなく、職員同士の人間関係に悩まされる学校もありますよね。

授業で職員室にいない先生の陰口大会が行われるのは日常茶飯事。中には授業を担当させずに警備の仕事をさせる、など直接的ないじめが行われる学校もあるでしょう。

教師は学校という狭い社会の中に居続けなければなりません。狭い社会の人間関係は噂話などが急速に広がり、窮屈になりがちです。

結果として、教師たちはさまざまな鬱屈した感情を抱え込んでいるんでしょうね。

ただ、その感情のはけ口は職場内には「教師」しかいません。だから教師同士で陰口大会やいじめなどが行われるんだと思います。

そう考えると人間関係が悪くなるのはある意味では自然なことだけれど、それでもやっぱり…。仕方がない、で済ませるなんてことはできません。

5.業務量が多すぎる

教師の仕事は、授業だけではありませんよね。

授業の準備と後片付け、書類作成などの事務作業、校内イベントの企画や準備などなど…。さまざまな仕事があります。さらに、中学高校の教師には部活動の顧問という仕事もありますよね。

これだけの業務量を日々こなし続けなければならないわけです。

この激務に耐えられず、教師を辞めたいと思う人が大勢いてもおかしくはないでしょう。

6.休日出勤が多い

教師は、休日出勤が多いですよね。

部活動顧問の場合は土日の練習にも付き合わされます。熱心な部活だと土日の朝から夕方まで練習をすることもあるでしょう。顧問は当然のように休日出勤になり、休むことができません。

しかも、普段から放課後の練習に付き合うことで事務作業が間に合わず、残業になりますよね。

その上、学校行事でも休日出勤になります。

振替で休みがあるわけでもありません。業務量が多い上に残業も多く休日は少ないとなれば、耐えられなくなるのは当然です。

7.給料が割りに合わない

教師は激務。

じゃあそれに見合う給料が得られるのかというと、そうではありませんよね。小学校・中学校・高校によって給料は微妙に違ってきますが、どれも初任給は会社員とあまり変わらないでしょう。

20~30代の年収は350~400万円ほどではないでしょうか。

確かに多くの会社員と比べて給料が低いとは言いません。

ただ、激務の割に合っているかと聞かれれば、NOですよね。もっと高い給料を貰えなければ、モチベーションは上がらないでしょう。

教師の職業病を患う前に辞める判断を

教師の職業病と言われている病気があります。

うつ病。

生徒からのいじめや授業中の野次といった生徒関係のトラブルで心を削り、生徒の不出来を教員のせいにするモンスターペアレントへの対応で更に精神は疲弊していきます。教員同士との距離感や人間関係も難しいし、残業も多く自分の時間も取れない。

そうやって命を削っているのに、給料は少ない…。

このような状況で我慢して働き続け、果てにうつ病になる教員が多いんです。

好きな仕事をしているため、夢を叶えたため、自分の「辛い、しんどい」という心身の叫びに気づかない人も多いように思います。だから、気づかないうちにうつ病になっていくんです。「僕は大丈夫だよ」と思っていても、もう既に病気の予兆があるかもしれませんよ?

また、教員が誰かに奉仕する仕事であるということも、うつ病が職業病と言われることに関係しています。仕事が辛い・行きたくないという気持ちを無理やり押し殺してでも、教壇に立たないといけないという責任感に駆られるからです。

教員がうつ病になるプロセスは、例えばこんな感じですかね。

生徒との関係がうまくいかなくて、しんどい。なんとかして生徒たちと良い関係を作りたい、信頼を得るにはもっと連絡を密にして、連携しないと…。プライベートの時間を削って授業の準備に凝り、生徒や保護者との連絡を密接にする教員。

先輩や同僚からの頼まれごとも引き受け、生徒からの頼まれごとも引き受ける。キャパシティを超えていたって、自分のやれる範囲のことはやりたいし、生徒のためを思えば引き受けるしかないよなあ。

そのうち、全部ひとりで背負い込むようになって、辛い・辞めたい・仕事に行きたくないと思うことが増えた。

だけど、生徒のためを思えば、辛くても休むわけにはいかないんだ!

そして、うつ病へ…。

教員は生徒への奉仕者であり、公務員は全体の奉仕者である。誰かのために何かをする仕事である以上、自分勝手な都合で休んだり辞めるわけにはいかないと考えるのは当然かもしれません。ただ、教員は「生徒のため」を思いすぎてうつ病になる人が多いんだと僕は思っています。

自分のことを第一に考える教員は、休みたいときに休み、辞めたいときに辞めているからうつ病になりませんからね。

それに、自分より他人という人こそが教員になるんでしょうし。

だけど、精神を病んでしまっては元も子もありません。結局うつ病で休職をして、生徒に迷惑をかけることになるんです。スッパリ辞めてしまった方が、その迷惑も影響も少ないんじゃないでしょうか。

うつ病で休職となると学校のイメージが下がって他の教師の迷惑になるし、生徒の心も余計にざわつきます。

自分から辞めて明るく教壇を去ったほうが自分のためであり、生徒のためであり、学校のためですよ。

《転職先の選択肢1》別の学校に転職して教師を続ける

前提条件:転職先は私立校一択

公立学校の人事権は教育委員会が握っていますよね。

本人が学校長などに希望を出し、それが教育委員会に渡り、検討されるわけです。ただ、認められないケースもありますよね。中には異動は認められたけど、異動先は希望通りではなかったということもあるでしょう。

自分の好きに異動ができないのであれば、異動先でも同じ悩みを継続して抱えてしまう危険性があります。

自分が思うような学校に異動できるよう、私立学校に転職しましょう。

そこで、転職先として良い私立学校を選ぶ際のポイントなどを紹介したいと思います。

ポイント1.学校の民度を調べる

今どきは生徒との関係も難しいと前章で述べましたが、SNSで晒すなどの行為をするのは一部の生徒だけです。

実際、2019年1月に投稿された炎上動画に対しても、まともな生徒が「あの教師は悪くない」と誤解を解くために書き込みをしていました。

学校の民度を調べて素行の良い生徒が多い学校を選ぶようにすれば、生徒との良好な関係を築きやすくなるのではないでしょうか。

学校の民度を調べる方法はたくさんあります。

たとえば、学校名で検索をすることです。SNS内で学校名を使って検索をすると、その学校の生徒のアカウントが見つかります。生徒たちがSNS上で無茶な行動をしていないかどうか、飲酒などの違法行為をしていないかどうかをチェックしましょう。

ポイント2.給料が高い学校を選ぶ

公立学校は教師の給料を地方自治体の規定に沿って決めているため、学校による違いはありません。その代わり地域による差があります。

一方、私立学校は学校によって給料の基準が異なりますよね。だから、給料が割に合わないと感じるのなら給料が高い学校を選んで転職し、悩みを解消することができるのではないでしょうか。

自分が今勤めている地域で給料が高い学校が見つからない場合、思い切って地域を変えるのも有りだと思います。

もちろん、都道府県をまたいで転職するとなると、教員試験の再受験が必要になりますが…。妥協して同じところで働き続けるよりは、挑戦してみるのも良いのではないでしょうか。

ポイント3.顧問をしなくてもいい求人を選ぶ

中学・高校の部活動顧問は、絶対にならなくてはならないわけではありませんよね。半強制みたいな風潮はあるものの、本来は教師に選択権があるはずです。それならば、「顧問をしなくてもいいような学校の求人を選ぶ」と良いのではないでしょうか。

たとえば、顧問が既に埋まっている学校を選ぶとか、部活動があまり盛んではない学校を選ぶとか…。

部活動が盛んでなければ新しい部活動も生まれにくいでしょう。さらに、既存の部に顧問を増員するという動きも生まれにくいと考えられますよね。

また、求人選びの際に「顧問をしなくてはならないかどうか」を問い合わせる方法もあります。

そうして、長時間の残業や休日出勤を避けましょう。

ポイント4.風習が合わない学校を避ける

どの学校にも、風習がありますよね。

たとえば、「副担任は放課後の昇降口に立って生徒の様子をみる風習」とか、「新任が雑用をする風習」とか…。

そういう風習が合わない学校に勤めると、ストレスが溜まります。それだけではありません。その風習に馴染んでいる他の教師と、あなた自身とも馬が合わない可能性が高いです。風習に馴染むということは、その風習に疑問を抱かない価値観を持っているということですから。

つまり、風習が合わない学校は人間関係で苦労しやすい学校だということではないでしょうか。

気になる学校があれば、その学校の風習を調べましょう。

調べ方はたくさんあります。

たとえば、FacebookなどのSNSでその学校の教師のアカウントをチェックすることです。中には仕事の様子を投稿している教師もいると思います。その中には、学校の風習が見え隠れする投稿もあるのではないでしょうか。

また、求人に応募する際に「どのような風習があるか」を聞くのも効果的です。

私立学校の求人は「教員採用情報サイト」で探そう

私立学校に転職して教師を続ける道があると言っても、自分に合う求人を見つけるのは大変そうなイメージがあると思います。そもそも教師の求人なんてどこにあるのだろう、と疑問を抱く人もいるでしょう。

私立学校の求人は、ネット上で見つけることができますよ。

そこで、ネット上で私立学校の求人を検索できるサービスを二つ紹介しましょう。

まず、「教員採用.jp」を紹介します。

その名前の通り、教員向けの求人サイトです。私立中学や高校、大学まで幅広い求人を取り揃えています。全国の求人に対応しており、どの都道府県の学校の求人でも検索すれば見つかるんです。

さらに、「共学」「男子校」「女子校」と、学校の種類別に検索をかけることもできます。

説明会やセミナーの案内も豊富です。私立の教員採用についてわからないことがあれば、説明会やセミナーに参加して情報を集めることができます。

そして、サイトに登録すれば私立学校の採用市場に精通している専門コンサルタントの就職サポートも受けられるんです。

続いて、「E-Staff」です。

教員採用.jpと同じく、教員向け求人サイト。全国のさまざまな私立学校の求人が集約されています。

求人を閲覧・応募できるだけでなく、私立学校の選考に関するさまざまなお役立ち情報やコラムなどを見ることも可能です。

しかも、学校でのいじめ対策研修や私立学校の面接対策セミナーなど、研修・セミナーも豊富に開催しています。私立学校に転職した後で必要になる技術や知識も得られるわけです。

以上のようなサービスを利用すれば、自分に合う求人を見つけられるだけじゃなく、私立学校への転職活動をより有利に進めることができるのではないでしょうか。

《転職先の選択肢2》教師を辞めて民間企業に転職

仮に転職をするとして、教員から民間企業に転職するのであれば、民間企業で何が求められるのかを知らなければなりません。

職業によって求められる能力は変わってくるものの、民間企業全体で求められているものというものがあります。

求められているものと自分の能力とで、一致するものを探しましょう。

そのために、自分が出来る事を整理してください。

教員生活の中で何ができるようになったか、何が得意なのか。生徒に勉強を教えるという仕事で身についた能力や経験を整理してください。

そして、その経験や能力は具体的に「教える力」とするのでなく、もっと細かく抽象的に表現しましょう。

教える力というのは、色々な能力が結集して成り立っています。

例えば、生徒が何を求めているのかを察知する力や、人に物事をわかりやすく伝える能力とノウハウ、人によって教え方や接し方を変える術などが教える力には含まれているんです。この他にも、よく考えると「勉強を教える能力」は複数の能力によって支えられていることがわかります。

この調子で、自分の持つ力を抽象的に、出来るだけたくさんメモしていきましょう。

これで準備が整いました。これから、民間企業で求められることの多い力をお教えします。

  • 人の欲するものを察する力
  • コミュニケーション能力
  • 協調性
  • 積極性と行動力
  • 誠実さ
  • 問題に対して自分なりの解決方法を探る力

…教員として培った能力と、一致するものが多い。

教員はこれら全てを持っていると言っても過言ではないでしょう。教員は民間企業でも、しっかりやっていけるということです。それどころか、教員は民間企業の求める人材像にぴったり当てはまるということですよね。

教師をやっていたというだけでもイメージが良いですし、以上のことをしっかりアピールすれば転職は難しくありません。

公務員から民間企業は難しいと言う人が多いですが、実際は難しくはないんです。難しい人はアピールする箇所を間違っているだけ。

教師からの転職活動には「転職エージェント」が必須

教師から異なる職種に転職するには、転職エージェントが必須です。

まず、民間企業はどこも完全に営利目的で活動しています。学校は私立に関しては利益を上げるという考え方もありますが、公立に営利目的はありませんよね。この点において、民間企業と教育業界とでは考え方が根本的に違うんです。

当然、文化や風習も大きく異なります。しかも、それらは業界ごとに、企業毎に違うんです。

自分が転職先に選ぶ業界の文化や風習を知らないまま転職してしまうと、「やっぱり合わなかった」ということになりかねません。

そして、考え方や価値観が違うということは「履歴書や面接で求められること」も違うということです。

それを知らないまま選考を受けたとしても、相手が求めていることを伝えることができません。採用が難しくなり、転職活動が難航する恐れがあります。

以上のような教師と民間企業との違いを理解し、効果的な転職戦略を練るために、転職エージェントが役立つんです。

転職エージェントに登録すると、転職支援のプロ・キャリアアドバイザーの支援を受けることができるようになります。

キャリアアドバイザーは、これまでの転職支援の経験やデータなどから「業界の風習」「企業の文化」などを知っているんです。自分が希望している業界や企業がどのような文化・風習を持つのかを問い合わせれば、自分に合う業界や企業かどうかを見分けることができます。

その上、履歴書の書き方や面接の効果的な受け答えの仕方なども教えてくれるんです。もちろん、業界ごとに違う部分も把握することができます。

だから、転職エージェントの支援を受けることが教師からの転職活動では必須なんです。

教師から民間企業に転職。オススメの転職先候補を紹介

1.学習塾や習い事教室

教師は辞めたいけど、教育には携わりたい…。

そんな人に向いているのが、学習塾や習い事教室の講師です。言うまでもなく、学校教師としての指導力を活かせます。

また、学習塾や習い事教室には部活顧問がありません。イベントも無いところが多いです。休日出勤が発生しにくいと言えます。保護者は学校には多くを求めますが、塾や習い事教室にはそんなに多くのことは求めないでしょう。クレームも控えめになる可能性が高いです。

経験を活かせるだけでなく、さまざまな悩みも解決できますよ。

2.教育関連事業

教育に携わる方法は、教師や講師だけではありません。

教育関連事業にかかわる仕事に就けば、間接的に教育に携われます。

教育関連事業というのは、たとえば「教材制作」「学習アプリの運営」などです。これらの仕事は教師の経験を活かしやすいですよ。

学校現場で使いやすい教材を制作するためには、現場の声が必要になります。元教師は現場経験から新しいアイデアを出すことができるのではないでしょうか。学習アプリに関しても然りです。

ただ、アプリの運営はプログラム関係の知識が必要になる場合があります。興味がある人は、勉強しながら転職活動を進めましょう。

3.営業職

僕が思うに、教師は営業に向いています。

教師には保護者や生徒たちとの折衝経験がありますよね。特に、保護者対応は営業の「顧客対応」と似ています。保護者は言い換えれば学校の顧客みたいなものですから。

クレームへの対応の仕方、円滑に話し合いを進めるためのノウハウなどを活かせるのではないでしょうか。

その上、営業職は自分の頑張りが収入に結びつきやすい仕事です。成績が良くなれば収入も上がるため、高い給料を狙いたい人にもオススメですよ。

4.事務職

教師は日々膨大な量の事務作業をしていますよね。

その経験を事務職に活かせるのではないでしょうか。特に、事務作業が得意だった人や事務作業の効率化を頑張っていた人には向いていると思います。事務職の仕事は、その名前のまま「事務作業をすること」ですからね。

また、事務職は休日日数が120日程度が相場となっています。これは民間企業においても多い基準です。その上、残業時間も少ない傾向があります。

dodaの残業時間ランキングによると、一般事務は平均月残業時間が12.2時間ですからね。

しかも、煩わしい顧客対応などもありません。クレームを受けることもないわけです。

教師として抱えている悩みの多くを解消できる仕事として、おすすめですよ。

5.イベント企画・運営

教師の仕事とイベント企画・運営の仕事が全く結びつかない、と思うかもしれません。

ただ、そうでもないんです。

教師の仕事の一部に、学内イベントの企画と運営がありますよね。文化祭、体育祭、修学旅行、遠足、オリエンテーション合宿などなど…。例年ほぼ同じ企画を使うこともあるでしょうが、そうではないケースもあるでしょう。

毎年しっかり企画を考えていたのであれば、イベント企画の仕事にその経験を活かせます。

企画はあまりしていなくても、運営を頑張っていたのであればイベント運営の仕事にその経験を活かせるんです。

学内イベントの仕事が好きだった人には、向いているのではないでしょうか。

最後に必要なのは「覚悟」

教員から民間企業への転職は、自分自身のアピールポイントを知って、転職エージェントを利用すれば難しくはありません。

後は、自分が教員生活のどこに不満を抱いていたかを整理することが大事です。それを解決するための職場や職種を選ぶことで、仕事が辛い・仕事に行きたくないという鬱々とした状態から抜け出せます。

そのための転職ですから、この作業は怠らないでくださいね。

最初に、そして最後に必要なのは、何よりも覚悟

好きな仕事・夢だった仕事を辞める覚悟が必要です。ただ、仕事が辛いから辞めるというのは、決して悪いことではありません。教員はこれまで、生徒のためを思って頑張ってきました。これからは、自分のためを思って頑張っても良いのではないでしょうか。

そのことを踏まえて、教員を貫くか、転職をするか、覚悟を決めましょう!