通信会社は仕事が忙しい企業が多いと言われています。
光通信はどうでしょうか?
openwork・キャリコネ・カイシャの評判という企業口コミサイトで退職理由を調べてみたところ、忙しいという以外にもたくさんの状況があることがわかりました。
そこで、企業口コミサイトによく挙げられている退職理由をまとめるとともに、光通信に合わない人の特徴を紹介しましょう。
光通信で働く人のよくある悩み
1.体育会系の社風がキツイ
光通信には体育会系の社風があるという話が、口コミサイトに多数投稿されています。その社風を最も強く印象付けてくれるエピソードが、研修に関する話です。
「入社直後に2泊3日の合宿研修がある」
体育会系企業あるあるなんですよねえ、合宿研修は。そこで社訓を大声で叫ばされ、翌日声がガラガラになるまでがデフォルトです。その後、グループワークや、集団行動訓練など、高校のオリエンテーション合宿の強化版みたいなことをさせられます。
それが仕事に結び付くかというと、必ずしもそうではない!
体育会系で当たり前とされている行動や言動・考え方は、結構無駄があるんですよね。だから、その社風が合わない人からすると光通信で働き続けること自体に無駄を感じるのではないでしょうか?
それならもう、転職したほうが絶対に自分のためになると思いますよ。
体育会系の会社が合わなくて辛い… 我慢して働く3つのデメリット&転職活動の始め方
2.数字を追い続ける負担
光通信は、ひと月ごとに予算が割り当てられます。その数字を追うのが本当に、精神的にきつい! ダメだった月の翌月はもう、地獄ですよね。未来の自分に負担をかけないようにするプレッシャーとか、過去の自分に負担をかけられる苦しさとか…。
そんなものに「押しつぶされてたまるか!」と頑張ってきたのだと思います。それはすごく、素晴らしいことですよ。
ただ、今後も続けていく必要はどこにもありません。
むしろ、年をとると毎月予算達成のため奔走する体力が無くなるので、辛いなら今のうちに転職してしまったほうが今後のためだと思います。もっとノルマが緩めな会社や、数か月単位で予算を追う会社にしましょう!
仕事のノルマがきつくて辞めたい!←転職先選びには2つのパターンがある。
3.給料も立場も不安定
光通信は、インセンティブが大きいんですよね。
予算目標を達成できれば、新人でも理論的には月給40万円稼ぐことができます。ただし、予算目標がかなり厳しいため、毎月の給料が全く安定しないんですよね。40万円を得ることがあれば、ほぼ基本給だけということもあるわけです。
月給だと「今月たくさん稼いだぞ!」と楽しくなるものの、年収ベースで見ると実はあまり稼いでいないという人も多いでしょう。
また、役職が上がったとしても数字を持ってこれなくなった途端に社歴関係なく降格していきます。給料だけではなく、立場も不安定です。
これでは「働き続けることへの不安」が大きくなり、退職するのも当然だと感じてしまいます。
4.福利厚生が貧弱
貧弱というか…何もないと語る人がいるほどです。
詳しく語っている人は少ないものの、企業口コミサイトに投稿されていた内容を一応まとめてみます。
- 住宅手当:一律1万円
- 交通費:2万円まで
- 社宅制度:あったけど消えた
- マイカー通勤:なし
- 有休:取得がかなり難しい
- 残業手当:付かないことが多い
社員に、もっと、還元して欲しい! ですよねえ。
住宅手当が一律1万円というのは、厳しい…。「昔は半額支給だった」という事実があるからこそ、余計に厳しく感じられます。社宅制度に関しても、家賃の3割程度は会社が負担してくれて、入居・退去に関する自己負担なしと手厚いものだったけど、今はない。
どんどんコストカットされているようですね。
福利厚生がこれ以上削られるかはわかりませんが、社員に還元するものを少なくしてコストカットを行う方針は今後も継続する可能性があるのではないでしょうか。
それなら、福利厚生が充実している会社に転職したほうが楽しいだろうし、将来的にも良いと思います。
会社の将来性に不安を感じ始めた人へ。将来性がない会社4つの特徴&転職先の選び方
光通信を辞めたい人にオススメの会社の特徴
光通信の退職理由を見ていると、「ライフワークバランス重視の人」「自分のペースで働きたい人」「安定が欲しい人」は光通信という会社に合わないように感じられます。逆に、他人よりも好成績を出してガンガン稼ぎたいぜという志向の人は、合うでしょうね。
じゃあ光通信に合わない人に合う会社とは何か? というのを、僕なりに紹介したいと思います。
オススメの会社の特徴。
- 研修制度が明瞭&充実している
- インセンティブの割合が低いまたは無い
- 年間休日日数120日以上
- リモートワーク可能
- 働き方改革に成功している
- 福利厚生が充実している
- 個人の裁量権が大きい
- 平均年齢若め
まず、研修制度が明瞭であるということが大事です。体育会系の会社にも「合宿研修」のようなものはありますが、不明瞭じゃないですか。一体何をするのか? 何の役に立つのか? わからない。
体育会系の社風を避けると共に、「こういうことに役立つ研修がありますよ」というものが用意されていることを重視すれば、自分のペースで自分が望む成長を実現しやすいのではないでしょうか。
たとえば、資格を取るための研修とか、管理職になるためのキャリアアップ転職とかですね。
また、インセンティブの割合や有無も大事。インセンティブが無いけど「実力に応じて昇給させる」という会社は、結構多いです。実力給=インセンティブではないということを、頭の中にしっかりインプットしておきましょう。
あとは、働きやすさに関するものですね。
働き方改革に関しては「成功している」ということが大事です。働き方改革を推進するも業務量と人員数が据え置きのため、生産性が高い人に仕事をバンバン押し付けるようになったという成功とは言えない例もありますから。
そして、個人の裁量が「マイペースにやりたい」という人にとってはすごく大事。
裁量が小さいということは、「自分のペース」で「自分のやり方」では仕事を進めることができないということですからね。
また、平均年齢があまりに高い会社だと、昔は当然だった「残業して当たり前、終電すぎても仕事する」という価値観が残っている可能性があります。働き方改革などの変化を恐れる風潮もあるかもしれません。
平均年齢が高い会社は、避けておく方が無難です。
以上が、光通信を辞めたい人にオススメの会社の特徴ですが…。
その特徴に合った求人を得るのは、とてもとても大変です。
そこで、転職エージェントを使いましょう。
転職エージェントを使うことで、「こういう求人が欲しい」と伝えれば、それに沿った求人をオススメしてもらえるようになります。福利厚生も休日日数も全て「盛ったもの」ではなく、企業の実態データをベースとしたものです。
信頼性も十分! 転職活動も楽になる!
そうして転職を成功させ、光通信を辞めてよかったと言えるようになれば、今の何倍も幸せなのではないでしょうか。