ニートを脱出できない人にありがちな特徴10個 ※改善策も紹介します。

ニートを脱出できない人には、ある程度の共通点があります。

「ニートから抜け出したい!」と思うのなら、これから語るニートを脱出できない人にありがちな10個の特徴を反面教師にしてみてください。

もしも当てはまる部分があったとしたら、紹介している改善策を参考にしてみて下さい。

身だしなみの意識が低い

面接官は短い時間の中であなたの全てを見ることができるわけではありませんよね。必然的に第一印象が評価に与える影響は大きくなります。

面接のためにどれだけ格好を整えても、普段から身だしなみの意識が低い人は必ず粗が出ます。経験豊富な面接官はそれを見逃しません。

結果、面接で良い第一印象を与えることができずに不採用が続き、なかなかニートを脱出できないんです。

ただ、身だしなみは結構簡単に改善できます。

  • 髪型
  • 服装の統一感
  • 服装の小綺麗さ
  • 靴の綺麗さ

以上4点にさえ気を付ければいいんです。

まず、男性の場合は髪の毛をなるべく短く抑えたうえで、横や後ろに流したり、分けたりすると印象が明るく爽やかになります。女性の場合も、目元をハッキリとさせるために分けて留めておくなどしましょう。

ボサボサな髪はどちらも絶対NGです。

あとはスーツ・ネクタイ・靴の色に統一感を持たせましょう。どんな色なら統一感が出るのかがわからない場合は、ネットでその色の組み合わせを調べてみてください。

そして、スーツの皴や靴の汚れはしっかりと取り除いておきます。

以上を常日頃から意識しておきましょう。

人間関係のリハビリ不足

ニート生活を続けていると、人との関りが少なくなりますよね。特に、元来外交的な性格ではない人はわざわざ外で人との交流を持つことはないでしょう。

そんな状況のまま就職活動をするから、面接での受け答えがうまくできないんです。そもそも面接に行けていないという人は、人との関りの経験値不足から「社会」に対する恐れが募っているのではないでしょうか。

人間関係のリハビリが必要です。

まず、友達がいるなら友達に会いましょう。友達はあなたのことを心配はするでしょうが、ニートだからと蔑むようなことはしません。だから、ニートという状況に気おくれする必要はありませんよ。

友達がいないなら、人と交流できる場所に勇気を出して行ってみてください。

たとえば、立ち飲み屋さんやバーなど「お酒」が絡む場所ですね。立ち飲み屋やバーは、客同士の距離が近いため、知らない客同士で盛り上がることがよくあります。あなたの状況をまったく知らない人との、その場限りの付き合いで、人付き合いを慣らしていきましょう。

他人の言葉や視線を必要以上に恐れる

今の自分が面接で何を言われるのか、どう思われるのかを気にしすぎていませんか? 面接じゃなくても、普段街を歩いているときに「すれ違いざまになんか見られた」「野暮ったい服装かな」と色々なことが気になりますよね。

ただ、気にしすぎているから面接には怖くて行けなくなるし、行けたとしても伏し目がちで覇気がなくなるんです。

僕は、就職しようとしている時点で、あなたは立派だと思います。

世の中にはニートである自分の状況を見て見ぬふりをして、適当に生きている人もいる。その中で、あなたはニートを脱出しようともがいているじゃないですか。その時点で既に立派なのだから、他人の言うことなどを気にする必要はありません。

どうしても気になるのなら、「自分を褒めること」を習慣づけましょう。

「書類送った、偉い!」「飯作った、うまかった、すごい!」と。

最初はなんだかバカバカしくて笑えてくるけど、意外とこれが自尊心を育ててくれます。そして、自尊心が育つことで「人はこう言うかもしれないけれど、僕は自分が好きだから」と何を言われても、どう思われても気にならなくなるんです。

自分を必要以上に卑下している

ニートをしている自分はダメだと思い込んでいませんか?

そう思い込むあまり、自分には良いところが無いんじゃないかと考えている人は、それこそがニートを抜けられない原因になっているのではないでしょうか。

自分を必要以上に卑下してしまうと、自己アピールができませんからね。それに、「自分なんかどうせ就活したってダメだ、うまくいかない」と考えてしまい、就職活動自体を始められなくなりますから。

そこで、自分の良さを発掘することが必要になります。

まず、過去に褒められたことを振り返ってみてください。

それ自体があなたの長所と言えますよね。

次に、あなたが思う自分の短所を洗い出してみてください。

短所を裏返すと長所になる可能性が高いんです。

たとえば、飽き性な人と勇気がなかなか出ない人。

飽き性ということは「さまざまな物事に興味を持つ好奇心旺盛さ」という長所でもあります。

行動する勇気が出ないのは、「リスクを考えて物事を慎重に進めることができる」という長所と言えますよね。

以上二つのパターンで長所を探れば、自分の良いところは必ず見つかります。それを見つけることで、自己評価を少しでも上げてみましょう。

否定から入る

人から言われたことに対して否定ばかりする人は、就職できません。

大型掲示板のニートスレにはこの特徴を持つニートが結構いますね。否定をするからには何かしらの根拠はあるんだろうけれど、即否定するのがダメなんです。

たとえば、「こういう仕事はどう?」と勧められたとします。これを即否定してしまっては、自分に合う仕事だった可能性を潰してしまうことになるんです。就職の選択肢を自ら狭めてしまっては、ニートから脱出できないのは当然でしょう。

ここで否定したい気持ちがあったとしても、グッと堪えることが大切です。

そして、本当にそれが自分の能力や性格と合わないのかを徹底的に調べてみてください。

また、否定ばかりするという行動は癖になります。

これが癖になると、自分自身を評価するときにも否定ばかりしてしまうようになるんです。それが自分を卑下する原因になっているケースがあります。

そういう面でも、否定したくてもすぐ否定せず、一度しっかり検討することが大事なんです。

責任を外部に求めがち

何かが起こったときの責任を自分ではなく、周囲に求めていませんか?

ニートになったことの責任を親や家庭環境、前職の上司や職場環境などにばかり求めている人は就職できないニートの典型とも言えるんです。

常に責任を外部に求める人には、二通りの人がいます。

まず、自分自身に原因があることに全く気付かない人です。

そして、自分自身に原因があることに気づきながら、目をそらしている人もいます。

自分自身に原因があることに気づかない人は、就職活動で何かの失敗をしたときに反省点がわかりません。自分のどこがダメだったのかがわからず「面接官との相性が悪かった」などの外的要因ばかりが目につきます。

そのため、改善ができず、就職できないんです。

一方、自分自身に原因があることに気づいていながら目をそらしている人は、それが習慣化してしまいます。そうなると原因に気づいていないのと同じ状況を意識的に作り出すようになり、やはり問題点の改善ができないんです。

今後は、常に「自分にも原因があるのではないか」と意識しながら生活しましょう。

過去のことに囚われがち

過去の辛い記憶に囚われると、気持ちが沈んでネガティブになり、恐怖が生まれますよね。

人間関係や仕事、就職に関する過去の経験に囚われることで、働くことが怖くなります。だから、ニート脱出できないんです。

そこで、過去の失敗や嫌なことに囚われなくなるための方法があります。

その方法は「どんな出来事にも明るい部分と暗い部分がある」という考えに基づいているんです。

たとえば、子どもの転校には「友達と別れるという暗い部分」と「新しい友達に出会えるという明るい部分」とがありますよね。ここで暗い部分にばかり焦点を当てるから「転校は辛い記憶」になるんです。

そこで、明るい部分に焦点を当てると、嫌な記憶を「良いこともあったな」と認識することができるようになるのではないでしょうか。

そのために、まずはニート脱出の妨げになっている嫌な記憶を具体的に書き出してみてください。

そして、その出来事で成長したことや学んだこと、感じ取ったことや考えたことを書き出しましょう。

成長したものや学んだものがあれば、それがその嫌な記憶の「明るい部分」です。

具体的な成長は無かったとしても、感じたことや考えたことは必ず学びに結び付いているため、それ自体が「明るい部分」と言えます。

以上の記憶の棚卸から見つけた「明るい部分」を意識することにより、嫌な記憶が明るい記憶として塗り替えられるんですよ。

そして、ポジティブな考えができるようになるわけです。

求人条件の高望みをしている

希望している求人条件と、自分の状況とが合わないから就職できないんですよ。

一度、自分の希望の求人条件を書き出してみてください。給料、残業、休日日数、福利厚生、手当類など可能な限り細かくね。

それから、自分自身の状況をこれもまた細かく書き出しましょう。ニートと一言で終わらすことがないように、「職歴」「学歴」「資格」「能力」などに分類して考えると効果的ですよ。

さらに、各求人条件の平均値を調べてみてください。

そして、自分の状況を踏まえた上で、平均値と希望とを照らし合わせると…高望みが浮彫になります。

あとは自分の状況と平均値とを比べて、釣り合っていると感じる値を探りましょう。このときには面接官の視点に立つと、より正確に釣り合いが取れた値を算出することができますよ。

視野が狭い

視野が狭い人というのは、幅広い業界や職種を検討できない人と言えます。ニートが陥りがちなのが「ニートにオススメ」と言われている仕事ばかり検討するということです。だけど、世の中にはたくさんの仕事があります。

あまり範囲を限定してしまうと、本当に自分に合っている仕事を見落としてしまうんです。

だから就職できなくなってしまう可能性があります。

折角目の前にインターネットがあるのだから、さまざまな業界や職種について調べてみてください。そうして少なからず興味を持ったものを詳しく調べて、自分に合うかどうかや、ニートからでも挑戦できる仕事かどうかを分析してみましょう。

そうすることで、視野が広がりますよ。

人に相談しない

人に相談しないというのは、責任感が強い真面目な人にありがちなことです。

だけど、ニートが一人で就職を成功させるのは難しいんですよ。

ニートには新卒で就活をする人よりも、多くの不安があることでしょう。空白期間に対する不安、将来に対する不安、人にどう見られているかの不安…挙げればキリが無いと思います。

そんな不安を一人で抱え続けていては、ニートを脱出することへの恐怖が強くなってしまうのではないでしょうか。

まずは不安を軽くするために、誰にでもいいから相談してみてください。

そして、自分に合う仕事などがわからないときにも、人に相談しましょう。

人に相談するのは難しいようだけれど、意外と簡単なことです。この単純なことから、ニート脱出戦略を始めてみましょう。

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これを読んでいただけば、自信を持って就職活動を始めることができると思います。ぜひ参考にしてみて下さい!

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