就職したいけど勇気が出ないというのは、ニートの大きな悩みのひとつですよねえ。

どれだけ振り絞ろうとしても、搾りカスすらも出ない…とため息をつきたくなる。

だけど、勇気を無理やり絞り出す必要はありません。勇気は行動によって自然に奮い起こすことができるんです。

じゃあどういう行動をすればいいのか?10個の行動を紹介します。

1. 人の努力に触れてみる

僕は、人の努力に触れたときに勇気が出ます。

ただ、日常的に人の努力に触れる機会はニートをしているとそうそうありませんよね。

だから、アニメや漫画や映画というフィクションに頼るわけです。主人公たちが努力をして何かを成し遂げるという映画を見て、勇気を出そう! そこで、個人的にオススメな作品をザックリと紹介しましょう。

  • 宇宙よりも遠い場所(アニメ)
  • 風が強く吹いている(小説・実写映画・アニメ)
  • 舟を編む(小説・実写映画・アニメ)
  • 青天の霹靂(映画)

特にオススメなのが、『宇宙よりも遠い場所』と『青天の霹靂』。

『宇宙よりも遠い場所』は、女子高生が南極に行く話です。主人公はこれまで何か挑戦したことがなく、おぼろげに「ここではないどこかに行きたい」と思っていました。そんな彼女が、「南極で死んだ母親に会いに南極に行く」と言い張っている女の子と出会います。

高校生が抱えるさまざまな葛藤を胸に、南極に行くという途方もない夢を叶える姿に勇気が出ます。

そして、『青天の霹靂』は、売れないマジシャンが自分が生まれる前の両親と会う話です。生きることに対して理不尽な難しさや惨めさを感じていた主人公が、生きる意味を探して苦悩する姿にはかなりグッときます。

特に青天の霹靂の主人公は、ニートにとって共感する部分が多いのではないでしょうか。

2. 一歩先の未来は考えずに、さらに先の未来を考える

人間は、自分の一歩先の未来に対して必要以上に不安を感じてしまう傾向があります。強烈なリアリティを伴ってイメージしてしまうからです。

ニートの自分が就職に成功する未来なんて想像できない… 失敗するイメージしか浮かばない…

こんなんじゃ勇気なんて湧いてくるわけないですよね。

じゃあ、一歩先の未来じゃなく、さらに先の未来をイメージするとどうでしょう?

「ニートのまま、何も成し遂げないまま、普通の人生すらも手に入れることができずに死んでいく自分」

例えば、こんな未来をイメージしたとします。

どういうわけかあまりリアリティがないですよね? でも、それが良いんです。

リアルすぎないから、必要以上に不安を増幅させて身動きが取れなくなるようなことはありません。

「程良いリアリティ」の中にある「漠然とした危機感」だけを感じればいいんです。そうすれば自然と動き出す勇気が湧いてくると思いますよ。

3. 怒りの感情を刺激してみる

勇気とは、恐怖を克服することではないでしょうか。

就職するのが怖いということを理解し、受け入れる。そのうえで恐怖を克服して就職する行動を、僕らは勇気と呼ぶんです。

僕が思うに、恐怖を克服する最も強い感情は「怒り」です。

普段は文句を言えない人が怒ったときに文句を言っていると、周りは「性格が変わったようだ」と言うじゃないですか。実はそれは間違いで、本当は「怒りにより文句を言うことへの恐怖が消えた」ということなんです。

ここで問題になるのは、就職することや働くことへの恐怖を乗り越えるために「どうやって怒りを呼び覚ますのか」ということですよね。

これは人によります。

たとえば、いじめられた経験がある人は「イジメた奴ら許さねえ! あいつらよりすげえ奴になってやる」という怒りが就職への恐怖を消してくれるでしょう。

要は、過去に「この野郎」「胸糞悪い」と感じたことを思い出すということです。そして、その怒りの矛先をニート脱出に向けましょう。

4. プライドを遥か高みに置き去りにする

プライドが高い状態だと、失敗することを極端に恐れるようになります。プライドの高さが「失敗することを恥じだとする考え」を強くするためです。そして他の人よりも自分は良い仕事や会社に就かなければならないという考えも生まれます。

これではなかなか就職できませんよね。

そこで、プライドを遥か高みに置き去りにしてしまうということを僕は提案したい。

これはあくまでも僕の経験談なんですが、プライドを自分の意識が届かないくらい高いところに置くとプライドが傷つくことがなくなるんです。だから、何をしても恥じる必要がなくなるし、恐怖する必要すらもなくなります。

高慢になるということとは違うんです。

周りの目を気にしない考えと似ています。

5. 自分自身を理想の自分に仕立て上げる

『「勇気」の科学~一歩踏み出すための集中講義~』という本には、科学的に勇気を出す方法のヒントが記載されています。その本を読むと、「想像と現実のギャップを埋めると勇気が出る」というようなことがわかるんです。

この応用として、僕は「自分自身を理想の自分に仕立て上げる」ということをオススメしたい。

まず、自分自身の理想の姿を想像してみてください。そして、自分自身の服装や立ち振る舞いを、想像した理想の自分にできる限り近づけるんです。最初は単に「演じているだけ」になりますが、一ヶ月くらい演じると板に付いてきます。

これで「見せかけだけは理想の自分」になる。

これじゃあただのハリボテだけど、これを続けることで次第に自分自身の中身も理想の姿に近づけようと行動するようになるんです。

そして、その行動のひとつとして、自然と就職をするようになりますよ。

6. 酒の勢いを利用する

ここからはしばらく荒療治シリーズが続きます。

まず、酒の勢いを利用して求人に応募するという荒療治をオススメしたい。

一番良いのは、「人の努力に触れてみる」で紹介したようなコンテンツを見ながらお酒を飲むことですね。見終わったときにはメラメラと闘志みたいなものが燃えていると思うので、その勢いを殺さずに求人をチェックして「良い」と思ったものにいくつか応募してみるんです。

勇気を出すより先に、応募してしまったという状況を作り、就職活動せざるを得なくさせるということ。

別に、酒の勢いで応募した会社に就職を決めてしまわなくてもいいんです。所詮「酒の勢いで選んだ求人」だからね。

大事なのは「実際に応募から面接という過程を経験すること」なんです。経験してみると、面接なんて意外と大したことではないと気付きます。その「慣れ」により、本格的な就職活動に移る勇気が出るというわけですよ。

7. 断食道場に入門する

わざわざ断食をしに行く道場というものが、世の中にはあるんです。しかも、たくさん!

だいたいどこの断食道場も2泊3日か、3泊4日というスケジュール。これはじっと空腹に耐えるだけというケースもあるし、暇にならないようにオリエンテーションや講座を開いているケースもあります。

これが結構苦しいんですよ。

生きるための三大欲求のひとつを完全に断ち切るわけだからね。

この経験を得ることにより、「これより辛いことはあまりない」と感じるようになるでしょう。断食道場に比べたら就職なんて全然辛くないじゃないか、と。

8. 想像を絶する場所に行く

想像を絶する場所に行くと、ニートとして凝り固まってしまった価値観や恐怖が一気に突き崩されます。

だけど、気軽に行けるようなところに想像を絶する場所なんてなかなか無いのでは? という疑問が沸きますよね。

あるんですよ、それが。

ドヤ街。

日雇い労働者などが宿泊するような1泊500~800円程度で泊まれる施設を、ドヤと言います。そして、それがたくさんある界隈のことをドヤ街と呼ぶんです。大阪西成区あいりん地区というところに、日本で一番有名なドヤ街があります。

このドヤという宿泊施設、想像を絶する酷さなんです。

汚い畳の上にノミがたくさんいそうな布団を敷き、簡易的なテーブルとブラウン管テレビが置いてあるだけの部屋。お湯を入れるポットくらいはあるけれど、使いたいとは思わないでしょう。

そして、管理人が電気を消しに来たり、用もないのに勝手に部屋に入ったりしてきます。

さらに、ドヤ街はかなり独特な雰囲気をまとっているんです。

あいりん地区には、ブルーシート小屋で売られているカレーやラーメンがあります。ホームレスもドヤの近くに寝倉を建てています。そこから少し外れると遊郭があり、新世界という観光客が多い通りがある。昔は盗品蔵もあったんですが、橋本知事の改革により消えました。

このドヤ街に1週間以上宿泊してみると、今までの価値観と就職への恐怖なんてどこかに消えてなくなるのではないでしょうか。

9. 資格を取ってみる

ニートが就職するために必要な勇気や自信は、それを裏付ける何かを得ることであなたの心に強く定着します。

その裏付けになるのが資格です。

たとえば、「溶接の資格を持っているから、溶接工として就職できるはずだ」と考えれば勇気も自信も勝手に沸いてきませんか? 僕は就職できるだけの状況にあるのだから、できないはずがない! と。

特に「取得しないと仕事ができない資格」を取ることで、その考えが根付きますよ。

10. 味方を作る

就職するための味方を作るんです。

味方を作れば単純に心強くなり勇気が出てくる。そして、アドバイスが得られるから就職することに自信が湧いてきます。

その味方として、就職支援サイトのアドバイザーを僕はオススメしたいです。

就職支援サイトのアドバイザーは、徹底的にあなたの味方をしてくれます。あなたの就職が成功することで、アドバイザーの待遇がよくなるからです。だからこそ、ハローワークよりも親身になってくれます。

あなたの悩みを聞いてくれるだけじゃなく、あなたが就職するためにどういう仕事に就くべきかも教えてくれるんです。

さらに、ニートという立場に寄り添って「就職するための壁を乗り越える方法」をしっかりとアドバイスしてくれます。

そして、実際にあなたが就職できる可能性が高い会社の求人を紹介してくれるんです。

以上、これまでたくさんの方法を紹介してきました。

人の努力に触れたり、想像と現実のギャップを埋めたり、資格を取ったり…。そういう方法を実践しながらも、就職支援サイトのアドバイザーという味方に相談してみると良いでしょう。

それが、ニートが就職する勇気を奮い起こす最も効果的な方法だと僕は思います。